学びの日々
コーヒーのカッピングセミナーというものがありました。
コーヒー豆の買い付けから焙煎・販売をされているコーヒー屋さんが産地の違う5種類のコーヒーをテイスティングをさせてくれるという1時間ほどのイベントでした。5種類それぞれ香りや味に特徴があり、本当に「コーヒー」と一括りにしても良いのだろうかと思うくらい違っていてとても面白かったです。
ワタシはコーヒーが好きです。どれを飲んでもおいしいと思うし、産地や焙煎法にこだわりはないです。こだわりがないというよりはこだわれない、が正しいですね。人・土地・もの、とにかく名前の情報処理がとても苦手、要はちゃんと覚えられないだけなのですが。
あ、焙煎したての新鮮な豆と酸化してしまった豆の味の違いはわかります(笑)。で、そんなコーヒーの先生が語る「おいしいアイスコーヒー」とは
「普通においしいホットコーヒーを冷ましたもの。」
なんだそうです。
そーなんだ。冷ましたコーヒーって冷めたコーヒーってことか。そうなのか。
それにしても『冷めたコーヒー』っていう表現はなんだか昭和歌謡っぽい悲しみがプラスされておいしい感じが6割減くらいになります。一方で『水出しコーヒー』ってちょっと綺麗な特別感が加わって喉を潤した後のスッキリ感までイメージできる素晴らしいネーミングじゃないか、と改めて感心しました。表現の仕方って大事ですね。
「名前が全く覚えられず、こだわりようにもこだわれない。」ではなく
「おいしいものがたくさんあって幸せというスタンスで暮らしています。」
今日はとても良い表現になったと自画自賛してしまいました。