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我が子を『見守る』=『観察する』ことの大切さ。


子どもの姿を『見守る』
これは育児書などでよく目にする言葉だと思うのですが、
親として、我が子を『見守る』というのは案外難しい…。

それは親である自分がきっと、誰よりも我が子の想いが分かってしまうから。
まさに、一心同体ですよね。
パッとつい口に出してしまっり、助言と思って発した言葉が、逆にプレッシャーを与えてしまったり。

けれど、客観的に我が子を観察することを心がけるようにしてみると
子どもの気持ちへの向き合い方が変わってきます。
自分のなかに、もう1人の冷静な自分を想像するイメージで。

分かりやすい例だと、
我が子が転んでしまったとき。

つい、『あぶない!!』『大丈夫?!』もしくは、『わー!』などと、転んだ拍子に言ってしまいますよね…!

心配するのは当然のことだと思うのですが、大事なのは、まずは数秒でも、その子の様子を見守ること。これが、慣れるまではけっこう難しいのですが、習慣にしていくことで子どもの様子は変わっていきます。

強い子に育ってほしいから、『大丈夫、大丈夫!』でもなく、
あくまで『痛い』か『大丈夫』なのかをジャッジするのはその子自身だということ。

転んだあとに不安そうな表情をしている時は、そっと優しく手を差し伸べたり、『大丈夫?』と落ち着いたトーンで声を掛けてあげたり。

その子が痛いと判断して助け求めたときには、優しく抱えてあげることで、子どもとの信頼関係が深まったり。

数秒でも、様子を見守ると
案外自分で立ち上がって平気そうなこともありますよね。
身体は小さいながらにも、意思はちゃんと芽生えていて、自分で判断して日々を生きています。
守らなきゃ!という想いから、
この感覚が、けっこう忘れがちなのです。

転んだ=親の反応にビックリして・あるいは自分が転んでしまったという刷り込みを、
実はこちらが生じさせてしまっていることもあります。

小さなことですが、これを習慣していくと、
・自分で判断をする
・親子信頼関係が深まる
・経験することで、転んだときに反射で手が出やすくなる
など、実は沢山のメリットが隠れています。

時と場合によって、その子の様子を見極めてあげるために『見て、守る』
のが『見守る』ということ。

これは、他の出来事や年齢に置き換えて考えてみても、活かせることではないかと思います。
(習いごと・受験・思春期など…。)

我が子への、『大丈夫?』のつかいかた。見守りかた。
私も日々、見直していこうと思います。

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ありがとうございます。
この記事が少しでも参考になったら、嬉しいです。

さて、あと2時間ほどで、下の子が授乳で起きる時間に…。
仮眠しようか、起きていようか…。

では、みなさん今日も良い一日を。

HANA❁︎

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