【詩】大人しく狂わせて
んぐらぁっ、
叫びたくなる今宵
わらわら伸びる影の喝采
欠伸一つで目玉がカラカラ、傑作
もう 逝かれそうで
碌な思考もできなくて
大きな満月のかける催眠が私を くるくるらっらっ
あぁ、もうっ、
すべてがぐちゃぐちゃになって
夜の闇を素手で喰らう
ふわふわもぐもぐ 闇の味
机なぎ倒し、顔から落ちる階段
痛みはなく心地よい
血が飛び出て 体は軽くて
燃えるような頭は冷たくて
一人で狂う夜は楽しくて
これがなきゃ、生きていけないな
光がくるまで、私の邪魔をしないで
ねぇ?
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