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50歳半ば女性の就職活動記録②

ハローワークに行った。
給付までの待機日数と給付期間、給付額の確認が目的。
私の場合は、上司の罠にはまり自己都合退職に持ち込まれそうになるのを
市の移動労働相談の担当者のご尽力により「会社都合の解除」に正してもらった経緯があり、7日待機の240日給付となった。

以前も書いたとおり、退職の原因は「寮の閉鎖」である。
加えて4月に結んだ契約書自体にも問題があり、それらは素人目にはわからなかったので、もし私が移動労働相談に出向いていなかったら、まんまと「自己都合退職」させられ、給付制限が3ヶ月かかり、給付日数も大きく減額されていたことだろう。
偶然、移動労働相談の開催を知ったおかげで、本当に運が良かった。
運が良かったとしか言い様がない。
親切な担当者の対応に感謝したい。チューしてあげたい!

で、そのハローワーク。
私の担当者は20代前半らしい若者であった。
お昼休み前だったのか、早口で丁寧さはなく資料を次々に提示し、淡々と説明する男性だった。
(以下その若者を、若造Aと呼ぶことにする)
その若造Aは、お昼休み前だからか、早く「おランチ」が食べたかったのかあるいは尿意をもよおしたのか、う○こに行きたかったのか分からないが早々に切り上げたいという態度満々だった。

私は、年寄りがあまり手間をかけてはご迷惑と思い早々に席を立った。
しかしわたしは思った。
長年現場作業の方や高齢の方などは若造Aの説明が理解できるだろうか?と。
説明についていけるだろうか、と。
結局よく分からないままで、仕方なく席を立つ人は多いのではないだろうか。

きっと若造Aは優秀な成績で公務員試験を突破し、晴れて公務員デビューしたに違いない。えらいぞ、若造A。将来安泰だ。
でもね、あんたみたいな職員が増えると、年寄りは辛いんだよ。
もっとわかりやすく、理解力に応じて、かみ砕いて丁寧に説明しないとだめだよ。心の根底に「相手の立場に立って説明する」という気持ちがないとだめなんだよ。

昨日の投稿で、「お役人も同じで偶然の巡り合わせが結構大切。これが運というものなのか。」と書いた。今日は、少々不運な巡り合わせだったと思う。