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椅子をなでて確かめる話(2024.3/4の日記)
休日わっしょい。溜めた家事をしたり勉強したりしながら、注文した本が届くのを待っていた。届いた。嬉しい。
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数か月に一回の発作により、ホットケーキを食べたくなって作った。ホットケーキ食べたい病。絶対焦がすのにね。今日はアレンジを多めにし、ウインナーとかチーズとかあんことかを大量に入れた。あんこ入れたホットケーキはかなり鯛焼きだった。おいしいねぇ。
小説を一冊読み終わった。高校生のときに買って、短編の最後の一つを残して読むのを辞めてしまっていた。最近になってやっと最初から全部読み返した。時間かかったね~!と思った。
「怪奇小説」とか「恐怖小説」と呼ばれる小説が詰まった傑作選。人が読んでいる憧れから読み始めたのだが、当時は近代文学を読み慣れなかったり、場面の想像力が追いつかなかったりで断念したのだと思う。当時の現代文の先生に「今この小説読んでます!」と宣言してしまったのも自分でかけたバイアスだったと思う。ミーハーじゃん…。可愛い高校生やね…。
私のこの短編集に対する感想は、「犯人が分かっているのになんて面白いミステリーなんだ!」と「人間って暇になると狂っちゃうのね」と「狂ってるのは作者の方だね!」である。わざわざ太字で書いたけどそんなに意味は無いです。作者は狂ってる。狂ってるから良いんだな~!!!
小説に出てくる人間の奇妙な心理の部分に「ヤバいよこいつら…」と思いつつ、それは自分の内面にもあるかもしれない恐怖からの嫌悪な気がしてくる。追い詰められたり自分の今に嫌気が差したりしたとき、私だって狂わないとは言えない。確信は持てない。それに自分の当たり前の癖や好み、趣向みたいなものが、他者に奇妙に映るかもしれない。後ろの方の話になるほどストーリー自体の「狂い」は増している。一番人間らしくてその心理を感じられるのも後ろの方の話だと思う。作者の趣味全開!いいぞもっとやれ!!!
もう一冊読み終わったので今度その話を書こうかな。朝遅く起きたからか、夜全然寝付けなくて結構焦った夜だった。
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