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祭りに逆行する話(2024.8/6の日記)

 お祭りのため、アルバイト先の営業時間が長くなる日だった。私のシフトもその分延びる。後輩とずっと駄弁って過ごした。平日だから大抵の時間暇だった。

 今日の写真はコンビニでドカッと買った夕食。なんか無駄に疲れて無駄にたくさん買ってしまった。帰りにアイスもかじりながら帰った。祭りに向かう人たちの視線を感じた。そうだよな、汗だくでボロボロの奴がチョコモナカジャンボ食べながらチャリ押してるんだもんな。祭りの会場とは逆方向に。不審だ。なんか自分もそういう人を演じてチョコモナカジャンボを食べた気がする。恥ずかしいな。

 後輩とはまた結論の出ない思考や価値観についての話し合いをした。段々白熱して面白かった。後輩は私の話を否定しないが、意見を言ってくれる。結論が出ないから生産性がないと言っていたけど、私は自分の思考が整理できて、言語化できている気がして有益に感じていると伝えた。
 言語化できているとも思うけど、まだ言い表せられない感情や、伝えなかった言葉がたくさんあると思い始める。それはそれで面白い。他者は違うことを考えていると知ることが出来るのが面白い。それでいいやと思うようになる。

 祭りは好きだけど、一緒に行く友人も恋人も家族もそばにいないのがひたすらむなしく感じられた。今日はそういう日だった。射的をしたり、綿飴を買い与えられたりしている幼い子を見て、ああいいなぁと思った。歳をとったと思った。早く帰らなきゃと自転車を漕ぐのがすごくしんどかった。人と比べないでいられたらなと思った。

 去年の祭りの日もアルバイトに出ていた。どんな感じだったかなと見返したら、レポート課題の締め切りの日で憂うつになっていた。去年の祭り自体の記憶が全然無くて不思議だ。わらび餅を食べたらしい。今年の私はチョコモナカジャンボを食べましたよ。

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