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甘い優しさの話(2024.2/19の日記)

 土砂降りじゃん。大変だ。全然止む気配が無くて憂うつな気分になっている。目覚めも悪い気がする。

 寝覚めが悪いのは悪夢を見たからだ。昨日読んだ小説にもろに影響され、知り合いが無残にメッタメタにやられるのを見ているしかない、という夢だった。最悪。誰か助けてくれと隣家を訪ねまわったけど、皆戸をかたく閉ざしてしんとしていた。何かに恐れているのだろうと思った。夢なのに叫び続けていた。最悪の夢。

 雨は降っているし、夢の内容を思い出してかなり暗い気分になってしまったけど、予定は待っていてくれないので急いで支度をした。憂うつが溜まっていく。気のせいか、体が重く感じた。低気圧のせいにしておきたい。この調子で気分が急降下する未来が、ちらっとこちらを覗いてる。見るな。

 出先から帰宅し、疲れてしまったので軽く寝ようと思い、いつも通り目覚ましをかけて寝転んだ。ほんの1時間ほどのつもりが5時間ぐらい寝てしまい、気がついたら電気をつけたまま夜中を迎えていた。まずい。アラームを止めた記憶が無い。スマホを見ると電源が落ちていた。充電して寝たのに。なんでだ。寝ぼけて強制シャットダウンでもしたのだろうか。だとしたら、これから毎朝そうなるリスクを抱えて起きるのか。怖すぎる。私は今遅刻が一番怖い。

 なんとか目覚ましをセットし直し(リスク分散のために2台のスマホでセットした)、追加で2時間ほど寝た。最近は生活リズムがぶっ壊れである。もう嫌だ。全てが嫌になるのが近い気がする。そんな日は来ないでくれ。頭が痛い。

 今日の写真は出先で乗ったタクシーの運転手が「私は優しいから」と言って手渡してくれたお菓子。自分でそういうことを言うのも含めてなんかいいなと思った。「家に帰って食べな」と言ってくれた。翌朝の朝ご飯にします。ありがとう。

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