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勉強を現実逃避にできるか?の話(2024.7/2の日記)

 雨の影響で休講になっていたらしいのだけど、学内サイトを一度も確認しなかったので気づかず学校に行ってしまった。学校に着いて本を読んだり学食を食べたりしていると、授業再開の連絡がLINEに届いた。なんとも言えない気持ち。いや、うーん。出てきた私は正しいのだけど。うーん。インスタのストーリーで休講に盛り上がっている人たちの輪のことも、私は知らなかった。

 最近読んでいる本が面白い。動物学者がいろんな専門家に会って経験したことをまとめている本なのだけど、題材が生き物の死についてである。生き物が死なないように進化できないのはなぜか、死の話をタブーとするのはなぜか。いろんな生き物の性質や歴史や、それを調べる学者との会話、著者の家族とのかかわりの中で考えを深めている本だ。めちゃめちゃ面白い。著者のユーモアが心地良く効いてくる。

 最近知識を入れるような本が好きだ。小説ではない本も進んで買うようになった。勉強への嫌悪感が、新しくものごとを知る高揚で治まっているように感じる。すごい。いろんなものの影響がある気がする。

 一つはSNSでたまたま見かけた投稿で、うろ覚えだけど確か「勉強をするのが一番現実逃避になる」ということが書かれていた。発想が自分と違うと思った。私は勉強をいやいやするものだと思っていた。勉強へのトラウマは大きい。テスト勉強で上手くやれたためしがない。だけどよく考えたら、現実の嫌なことを没入で忘れられるのは勉強をしているときだと思った。自分の好きなことを勉強するのはもちろんだけど、この考え方を学校の課題にも使えたら、私のしんどさはいくぶんか緩和される気がする。そうであってほしいと思う。この間レポート課題を期限内に終わらせられたのは、この投稿が頭の隅にあったからだと思う。

 もう一つは最近よく見るようになったWebラジオの影響だと思う。先日の日記でもちょっと書いた人たち。いろんな本を読んでまとめてわかりやすく出力する感じに憧れている。博識で思慮深くて教養のある人になりたいのだと改めて思うようになった。もっと知っていることを増やして、「自分ってなんにも知らねぇんだな」とちゃんと分かるようになりたい。「もっとたくさん知っている人がいるんだな」ということにワクワクし続けたい。

 今日の写真は「めっちゃ雨降ってんな~」と思いながら作ったホットケーキ。アルバイト先のパートさんがくれたジャムをつけて食べた。手作りらしい。甘酸っぱくておいしい。

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