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セプテンバーにうきうきする話(2024.6/9の日記)

 私が最も苦手とすることの一つ、「事前に予定を立てて実行する」の日だった。コンサートを聴きに行く予定。前売りのチケットを買っていたので、数週間前からこの日の予定が決まっていたことになる。よくミス無く過ごせたねと自分を褒めてあげたい。

 電車の時間を決めて会場の最寄り駅まで行き、近くのお店で出演者への差し入れを買い、近くのカフェで昼食を食べ、いい時間になったので会場へ向かった。こんなに上手くいっていいのか……?と思った。(何も考えずにカレーを注文して、別のにすれば良かったなと思ったのは別の話)(たぶん一番シンプルで早く出てくるだろうと思って選んだのだろうけど、もう数百円出して野菜が乗ってるカレーとか、焼きカレーとか、サラダのついたパスタとかにすれば良かったと思った)

 コンサートはめちゃめちゃに良かった。某ウイルスが流行る前は、部活の関係で演奏会を聴きに行く機会がかなりあったのだけど、以降生音を聴くことがなかなか無かった。だから自分でチケットを買って行くっていうのは、自分の中で成長だし、すごく意味のある行動になったと思う。言い表すのが難しいんだけど。

 生音のワクワク感が懐かしく感じた。演奏者が客席まで出てきてパフォーマンスする場面があったのだけど、なんか、嬉しくて涙が出てきた。ギリギリ流れなくて安心した。嬉しい。こんなふうに聞こえてくる音に対して分析したり、ワクワクを予感してニヤニヤしたり、よくしてたな~と思って嬉しかった。楽しい。楽しすぎる。

 楽器のコンサートで好きなのは、ソリストがマイクを通してブイブイ演奏するとき。あとは最後に「センキュー!」と手を上げるタイプの曲。ああいうステージパフォーマンスはかなり好き。コールアンドレスポンスも結構好き。吹奏楽の定番曲をアンコールとかで披露してくれるのも好き。絶対盛り上がるから。そういう曲は決めどころとか各楽器の見せ所が分かるからワクワクして鳥肌がぶわっとなる。知らない曲もかなり好き。拍子とかテンポの変わり目をへ~!と思うから好き。知っている曲のメドレーも好き。アレンジのことを考えてもワクワクできる。

 最初から最後まで楽しく過ごした。また行きたい。コンサートホールで演奏を聴きたい。計画を立てるというに苦手を乗り越えられるぐらい楽しかった。

 帰って、注文していた本を取りにいつもの本屋さんに行った。本棚の隙間が段々増えている気がしてちょっと焦っている。

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