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普通の京大生。普段考えていることを書きます。

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最近の記事

凡人京大生の勉強法 総論

初めにこの記事における勉強は何かしらの試験に対処するためのものとする。 大学受験や資格試験など全てがその範疇である。 これらの一つでもできる人間は他の試験を受けても上手くいく。 必要となる頭の使い方が同じだからである。 そしてIQに関わらず習得可能なものである。 一度勉強の仕方がわかれば全てに対処できるため総論と銘打って記事を書く。

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    • 予告犯

      究極的利他。 これを実行できる人間に私は遭遇したことがない。 私も利己的である。ゆえにその存在をまだ肯定できない。 存在するならば、是非とも会って話をしてみたいものである。仏のような人とはこういう人なのだろう。 しかし、それは一般的に自己評価の低さから生ずると考える方が妥当であるため、社会的経済的政治的に優位な人間には求めにくい性質であると感じる。一般的な意味の成功と究極的利他は排反でないにしても限りなく遠くに存在している。ゆえに自分にはできない。資本主義的競争社会に踊らされ

      • 百花

        親子というのは子が成熟してからは大人同士であり、それまでにあったような絶対的存在としての親の姿は子供の認識から消え去る。子は親が老化の一途を辿っているという事実に対し、感情を理性で包んで接しなければならない。言うのは簡単だが実践するのは非常に難しい。幼い頃から感情のみで接することのできた最も身近な存在が親である場合が多いからである。人は自分以外の家庭の姿を殆ど知らない。家族の一員から聞いた話もしくは外出で出会った時の家族の表面にしか触れられない。ゆえに家族論というのは難しい。

        • 映画ってお得

          人の人生の時間は限られているわけで、出来る経験の数も限られている。学生のほとんどが1日に経験できることなどせいぜい友達や彼女と遊んだとかバイトしたとかそんなものである。しかし映画だけは特殊で、1本の映画がひとつの人生観に近しいものを経験させてくれる。それもたったの2時間で。こんなに時間:経験のコストパフォーマンスの良いものを私は知らない。

        凡人京大生の勉強法 総論

          日本語ラップの魅力

          音楽は普通、想像に基づく。よくあるラブソングの歌詞で以下のようなものがある。 「たとえ世界中のみんなが君の敵になっても、僕は君の味方だ。」 こういう歌詞と日本語ラップとは一線を画す。なぜなら日本語ラップとは現実(Real)に基づくからだ。様々なバックボーンで歌を歌うわけだが、皆それぞれ自分が経験した自分にとってもRealを歌詞にする。だからその言葉は重く深い。経験に裏付けられた強い言葉だ。 この想像の上 現実と夢 狭間埋める自分にベット 必ず出来るあの頃じゃねぇ 一番強い

          日本語ラップの魅力

          ○○な人は嫌い

          これは私が受験で京都大学を目指すことになった一因といえる。中学校を遊びに恋愛に部活に、いや怠惰な日常に費やした私は高校入学時点では立派に何にも持たざる者になっていた。ただ心の奥では、元々頭の良い奴は嫌いだとか家が金持ちの奴は嫌いだとかそういった類の愚痴を溜め込んでいた。しかしすぐにそれは負け惜しみでしかないのだと気付いた。勉強の出来ない者が「勉強しか出来ない人はだめだ」と口にしたり、貧乏な奴が「お金では買えないものもある」と主張しているのは惨め以外の何物でもないのだと深く認識

          ○○な人は嫌い

          頭の良さ

          頭の良さって母語運用能力に集約される。 数学と現代文だったら現代文の方が頭の良さ図れる。 数学って決まってる論理に乗っかるだけで良い。 現代文って内在する論理関係を見抜いた上で、自分の文章にも論理的な穴がないようにしないといけない。 もっと言えば、ペーパーテストでなくとも数分話をすれば頭の良さってわかると思う。 人の話の理解速度と自分の話をする順番だけでわかる。 あと日本語ラップ聞いてると、他のジャンルに比べて曲の良し悪しを決める時、言葉が占める割合が多いと思う。 手抜

          頭の良さ

          思想強!

          日本は「思想弱い」ほうが得する変な国。 コミュ力ある人って自分の意見言わずに人の話聞ける人らしい。 誰とでも合うような浅い意見の奴より誰かとは合わなくても自分の意見に誇りを持てる奴が好き。 言いたいことも言えないこんな世の中は

          思想強!

          流浪の月

          見た直後の文章。 人に根本的に内在する趣向を社会が制限する権利など本来はない。しかし社会的に正統であるとは政治的経済的権力を持つ一部の者の趣向に沿うものであり、それは真理でもなんでもない。しかしそれは思考のない人々の頭の隅々まで浸透し、やがてそれに沿わない考えを持つものを排除する武器となる。ゆえにマイノリティは深く考えざるを得ない。人の集合的圧力はどこから生じるのか、それにそぐわない物はどうして生きてゆけば良いのか。しかし答えは社会に内在していないため、自分の内面から捻り出

          流浪の月

          幸福感

          幸せとは。 10代後半だけで100回は考えた。 大学生だったら。 学歴と金があって彼女がいたら幸せ? 順風満帆? とも思えない。 創作活動という仮説を立てたい。 自分の内面から出来上がるアートが幸せを教えてくれる気がする。 身分が変わる前に実証しよう。 人間に生まれた一番のメリットは言葉を用いたしこうができることだと思う。 誰も見たことのない景色だけを見る

          幸福感

          現実的

          一番意味のない指標。 家庭教師とかやってると親御さんに聞かれる。 現実的にこの子はどの程度をめざせますか? 生徒本人が言うこともある。 志望校って現実的にどこら辺が良いですか? 努力は未来を創るための行為。 未来は今の自分の意志が創る。 現在の状況は関係ない。 行きたいとこに行くべきだし、 したいことをするべきだし、 なりたいものになるべき。 大体うまくいってない人が言うのは みんな〜だ。 失敗したら〜。      よね。 失敗することを想定してる人間が成功することはでき

          現実的

          初めに

          自己紹介を 私はあんまり偏差値の高くない高校から浪人して無理やり京大にきた人。 地頭は良くないですが、努力でどうにかしたって感じ。 もともと学校最底辺のバカだったから、良くも悪くも人間の手のひら返しをかなり経験した。 そのせいで少々ひねくれてる。 趣味は日本語ラップと映画。 日本語ラップは現実をもとにできたものだから人の思想が鮮やかに思える。 あと一般的な日本人らしくないから好き。 映画は人の人生経験を疑似経験できるから。 シンプルにお得。 毎日何かに悩むし何か思うし何か言

          初めに