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労務担当者必見!安全衛生管理の基本をわかりやすく解説

こんにちは!SalesBox株式会社です!様々な企業の採用・労務のお手伝いをしてきた経験を生かし、皆さんの問題解決の一助になるような情報を毎日お届けしています!

今回は「安全衛生管理」に焦点を当てて解説します。

労働災害は、労働者の生命や健康に重大な損害を与えるだけでなく、企業にも大きな損失をもたらします。そのため、労働災害を防止するためには、安全衛生管理を徹底することが重要です。

しかし、労務担当者の中にも、安全衛生管理についてよくわからない、何から始めていいかわからないという人もいるのではないでしょうか。

そこで、本ブログでは、労働災害を防止するための安全衛生管理の基本について、わかりやすく解説します。


安全衛生管理の基本方針

労働災害を防止するためには、安全衛生管理の基本方針を定めることが重要です。基本方針とは、労働災害を防止するための基本的な考え方です。

労働者の生命と健康を第一に考えること

これは、安全衛生管理の基本中の基本です。労働者の生命と健康を第一に考え、労働災害を絶対に起こさないことを第一に考えましょう。

具体的には、以下の点を考慮しましょう。

  • 労働者の安全衛生に関する権利を尊重する

  • 労働者の安全衛生に関する意見を尊重する

  • 労働者の安全衛生に関する教育・訓練を実施する

労使の協力を基本とすること

労働災害を防止するためには、労使の協力が不可欠です。労働者、経営者、管理監督者、安全衛生担当者など、すべての関係者が協力して、安全衛生管理に取り組みましょう。

具体的には、以下の点を考慮しましょう。

  • 労働者、経営者、管理監督者、安全衛生担当者が一体となって安全衛生管理を行う

  • 労働者が安全衛生管理に積極的に参画する

  • 労働者の安全衛生に関する意識を高める

継続的に改善を図ること

安全衛生管理は、一朝一夕で完璧なものにはなりません。常に改善を図り、より安全な職場環境を実現しましょう。

具体的には、以下の点を考慮しましょう。

  • 労働災害の原因を分析し、再発防止策を講じる

  • 安全衛生に関する情報収集・分析を行い、新たなリスクを把握する

  • 安全衛生に関する最新の技術や知識を活用する

労働者の生命と健康を守る、その責任は重い

労働災害は、労働者の生命や健康に大きな損害を与えるだけでなく、企業にも大きな損失をもたらします。そのため、労働災害を防止することは、企業にとっても労働者にとっても、重要な責務です。

安全衛生管理の基本方針を定め、労使の協力のもと、継続的に改善を図ることで、労働災害を防止し、労働者の生命と健康を守っていきましょう。

リスク評価

労働災害を防止するためには、リスク評価を実施することが重要です。リスク評価とは、労働災害の発生する可能性や、その被害の大きさを評価することです。リスク評価を行うことで、労働災害の発生を未然に防ぐための対策を講じることができます。

危険源の特定

リスク評価の第一歩は、危険源の特定です。危険源とは、労働災害の原因となるものです。

危険源を特定するためには、以下の点を考慮しましょう。

  • 作業内容

  • 使用する機械や設備

  • 作業環境

  • 労働者の健康状態

危険源を特定するためには、ヒヤリ・ハット事例や労働災害の記録を分析することも有効です。

リスクの評価

危険源を特定したら、次はリスクの評価を行います。リスクの評価とは、危険源による労働災害の発生する可能性や、その被害の大きさを評価することです。

リスクの評価を行うためには、以下の点を考慮しましょう。

  • 危険源の発生頻度

  • 危険源による被害の程度

リスクの評価は、客観的なデータをもとに行うことが重要です。

リスクの低減

リスクの評価を行い、リスクが高いと判断された場合は、リスクの低減を行う必要があります。リスクの低減とは、危険源による労働災害の発生を防止するための対策を講じること。

リスクの低減を行うためには、以下の点を考慮しましょう。

  • 危険源の除去

  • 危険源の管理

  • 労働者の安全衛生教育

リスクの低減策は、危険源の種類や発生頻度、被害の程度など、さまざまな要因を考慮して、最適なものを検討する必要があります。

リスク評価のポイント

リスク評価を行う際には、以下のポイントを押さえましょう。

  • 危険源を漏れなく特定すること

  • リスクを客観的に評価すること

  • リスクの低減策を効果的に実施すること

リスク評価のメリット

リスク評価を行うことで、以下のメリットがあります。

  • 労働災害の発生を未然に防ぐことができる

  • 労働災害の発生を減らすことで、企業の損害を抑制することができる

  • 労働者の安全意識を高めることができる

リスク評価の実施方法

リスク評価は、以下の方法で実施することができます。

  • 自社独自のリスク評価手順を策定する

  • 厚生労働省の「労働災害防止のためのリスクアセスメントの手引き」を参考にする

  • 専門のコンサルタントに依頼する

リスク評価は、労働災害を防止するために欠かせないものです。リスク評価を実施することで、労働災害の発生を未然に防ぎ、労働者の安全を守ることができます。

教育プログラム

労働災害を防止するためには、労働者に対する安全衛生教育が重要です。教育プログラムとは、労働者に対して安全衛生に関する知識や技能を習得させるためのプログラムです。

教育プログラムを実施することで、労働者が安全に配慮した作業を行うことができるようになります。

労働者のニーズを把握すること

教育プログラムを実施する際には、まず労働者のニーズを把握することが重要です。労働者のニーズを把握するためには、以下の点を確認しましょう。

  • 作業内容

  • 使用する機械や設備

  • 作業環境

  • 労働者の経験・知識・スキル

労働者のニーズを把握することで、より効果的な教育プログラムを実施することができます。

わかりやすく、実践的な内容であること

教育プログラムの内容は、労働者にわかりやすく、実践的な内容であることが重要です。わかりやすい内容にするために、以下の点に注意しましょう。

  • 難しい専門用語は避ける

  • 具体的な例を挙げる

  • 参加者からの質問や意見を受け付ける

実践的な内容にするために、以下の点に注意しましょう。

  • ロールプレイングや実習を取り入れる

  • 実際の作業場を視察する

継続的に実施すること

教育プログラムは、継続的に実施することが重要です。安全衛生に関する知識や技能は、一度習得すればそれで終わりではありません。定期的に教育プログラムを実施することで、労働者の安全意識を高めることができます。

教育プログラムの例

教育プログラムの例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 入社時教育

  • 新入社員教育

  • 定期教育

  • 特別教育

  • 再教育

入社時教育では、安全衛生の基本的な知識やルールを習得させます。新入社員教育では、入社時教育で習得した知識やルールをさらに深めさせます。

定期教育では、労働災害の発生状況や最新の安全衛生情報などを提供します。

特別教育では、特定の業種や作業に従事する労働者に対して、必要な知識や技能を習得させます。再教育では、労働災害を起こした労働者に対して、再発防止のための教育を行います。

教育プログラムは、労働災害を防止するために欠かせないものです。労働者のニーズを把握し、わかりやすく、実践的な内容の教育プログラムを継続的に実施することで、労働者の安全を守ることができます。

安全衛生管理の進め方

安全衛生管理は、労働災害を防止するために、経営者や労働者、すべての関係者が一体となって取り組む必要があります。

安全衛生管理を効果的に進めるためには、以下の3つのポイントを押さえましょう。

 計画的に取り組むこと

安全衛生管理は、一朝一夕で成果を出すことは難しいものです。そのため、まず計画を立てて、着実に取り組むことが重要です。

計画には、以下の内容を盛り込みましょう。

  • 目標

  • 実施内容

  • 実施期間

  • 責任者

目標は、具体的で達成可能なものにしましょう。実施内容は、リスク評価の結果や労働災害の発生状況などを踏まえて、必要な対策を盛り込みましょう。実施期間は、目標を達成するために必要な期間を設定しましょう。責任者は、各対策の実施を担当する者を明確にしましょう。

 定期的に点検・評価を行うこと

安全衛生管理は、常に変化する状況に合わせて、改善を図り続けることが重要です。そのため、定期的に点検・評価を行うようにしましょう。

点検・評価では、以下の内容を確認しましょう。

  • 計画通りに実施されているか

  • 効果的に実施されているか

  • 改善の余地はないか

計画通りに実施されていない場合は、原因を分析して対策を講じましょう。効果的に実施されていない場合は、内容を見直して改善しましょう。改善の余地がある場合は、新たな対策を検討しましょう。

改善を図り続けること

安全衛生管理は、終わりのない取り組みです。常に改善を図り続けることで、より安全な職場環境を実現することができます。

改善には、以下の方法があります。

  • 労働者からの意見を反映する

  • 最新の安全衛生情報を取り入れる

  • 新しい技術や設備を導入する

労働者からの意見を反映することで、労働者が実践しやすい対策を実施することができます。最新の安全衛生情報を取り入れることで、新たなリスクを把握し、対策を講じることができます。新しい技術や設備を導入することで、安全性を向上させることができます。

安全衛生管理は、労働災害を防止するために欠かせないものです。計画的に取り組むこと、定期的に点検・評価を行うこと、改善を図り続けること、この3つのポイントを押さえて、安全で安心して働ける職場環境を実現しましょう。

まとめ

労働災害は、労働者の生命や健康に大きな損害を与えるだけでなく、企業にも大きな損失をもたらします。そのため、労働災害を防止することは、企業にとっても労働者にとっても、重要な責務です。

安全衛生管理の基本は、以下の3つです。

  • 労働者の生命と健康を第一に考えること

  • 労使の協力を基本とすること

  • 継続的に改善を図ること

これらの基本を踏まえて、自社の安全衛生管理を充実させましょう。

具体的には、以下の点に取り組みましょう。

  • 安全衛生管理の基本方針を定める

  • リスク評価を実施する

  • 労働者に対する安全衛生教育を実施する

  • 安全衛生管理を計画的に進め、定期的に点検・評価を行う

安全衛生管理は、一朝一夕で成果を出すことは難しいものです。しかし、継続的に取り組むことで、労働災害を防止し、労働者の安全を守ることができます。

労働災害をゼロにするために、私たち一人ひとりが安全衛生管理に取り組んでいきましょう。

皆さんの企業活動が成功する一助になれば幸いです。次回は「人事データの管理とプライバシー」についてお話しします。お楽しみに!

こんなことについても触れてほしいというようなリクエストもお待ちしておりますのでコメントよろしくお願いいたします!

それでは、良い採用活動を!


最後に

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