見出し画像

【スタッフインタビュー#4】自ら考えて行動する力を取り戻す

こんにちは!スタッフインタビュー第4回目は、ツクマルで見守りボランティアをしている横瀬翔子さん(愛称;しょうこちゃん)です。

ツクマル参画のきっかけ
 子どもが主体的に行動したり、何かしたりすることに興味があって。子どもの頃はみんなそうなのに、大人になると無邪気さや主体的に動くことをためらうのはなぜだろう、という疑問を持っています。
 私は今大学4年生で、卒論のテーマが“若者の選挙の投票率”です。最初は「投票率を上げるにはどうすればいいんだろう」と考えていたのですが、そもそも自ら主体的に考えて行動することが大事なんだろうと今では考えています。そう考えるうちに、何でも挑戦できる場づくりに興味が湧いてきて、広島県の“教育の島”と呼ばれるところへインターンシップに行きました。高校生が自らプロジェクトを立ち上げて行動したり、学校の近くのカフェには畳のフリースペースがあって自由に活用されていたり、面白かったです。私はそこのカフェが大好きで、こんな場所が横須賀にもないかなと思って探したところ、ツクマルに出会いました。

晴れた日は1時間歩いてツクマルへ

私の活動内容
 2つあって、1つは見守りさんです。1~2週間に1回くらいのペースで入っていて、見守りさんといいつつ、自分の居場所としてツクマルで過ごしています。
 もう1つはイベントのお手伝いです。キャンドルづくりやみそづくりのイベントを担当したことがあります。最初から自分で企画したわけではなくて、誰かがキャンドルづくりの話をしていて「あ、私がやりたかったことだ」と思って手を挙げた感じです。みそづくりも同じで、食べ物がどこからくるのかを考えるきっかけになるイベントができたらいいなと考えていたら、みそづくりのイベントをやる話が出てきて、仲間が背中を押してくれて担当することになりました。イベントのお手伝いというよりも、やりたいことにチャレンジできているって感じですね。

蝋が溶けるのをみんなで待つ時間もプライスレス

生活に出てきた変化
 自分の考えや想いを言いやすくなりました。ツクマルで話を聞いてもらった安心感から、発言しやすくなったと思います。それと、自分の考えや想いを述べることって、自分の中に知識や情報の吸収がないとできないですよね。ツクマルでいろんな方と話したり体験したりするうちに、興味を持つ幅が広がって、吸収量が増えていきました。そこから「自分だったらどうするかな」と考えることも増えて、自分から発話する機会が増えたんだと思います。
 友達と話す内容も変わってきましたね。他愛もない話だけじゃなくて、ちょっと真面目な話でも「今、私はこう思うんだよね」と自分の考えをいうようになったし、友達はどう考えているんだろうと聞くようにもなりました。自分の中だけで完結していたものが、他者も含めて考えるようになったことも変化だと思います。

将来への希望
 ツクマルとしては、私と同じ20代の、大人と子どもの間くらいの世代が増えたらいいなと思っています。自分の将来に対しては、居場所づくりとか学びに興味があるので、そこに繋げていきたいと考えています。就職先は直接教育とは関係ない業種ですが、仕事で得た力を糧にして、子どもや学び、教育などにも並行して関わっていきたいですね。

子どもは遊びの天才

おすすめのツクマル活用法
 子どもをみていると、何もないところから遊びを作るのがうまいんです。紙とペンさえあれば、絵を描き始めます。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと目的をもって過ごすのもいいんですけど、子どもみたいにただツクマルに来るのもおすすめです。そこにいる人たちと同じ目線で過ごしてみると楽しいかなと思います。
 私はツクマルで何もしてないんですよ、ほぼ。この世の中に生きていると日々忙しすぎるじゃないですか。効率的に進めなきゃと考えちゃうことが多くて。だから疲れるし、あえてツクマルに行くときには何も考えないようにしています。そこで出会った人と、その時考えていることを共有することが、リフレッシュに繋がっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?