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「次代の、新基準へ Beyond Basic α7Ⅳ」、ライバルは、「α1」「α7SⅢ」だ!

α7Ⅳ 12月17日(金)発売
・ボディのみ:ILCE-7M4 市場推定価格330,000円(税込)
・レンズキット:ILCE-7M4K 市場推定価格350,000円(税込)(予約&発売日は、2022年春以降)

今回のタイトル、、、

「次代の、新基準へ Beyond Basic α7Ⅳ」ライバルは「α1」「α7SⅢ」だ!

なかなか、我ながら、攻めてると・・・^^;
もちろん、コスパも考慮するからこその、ライバル視だが。とはいえ、「α1」「α7SⅢ」どちらにも搭載されていなく、α7Ⅳではじめて搭載の新機能もあるわけで。

ということで、今回は、「α1」「α7SⅢ」をライバル機としてとらえ、比較しながら、α7Ⅳを吟味していってみよう!

α7Ⅳ vs α1

●α7Ⅳとα1のスペック比較表(α7Ⅲとも比較)
※表の見方

 ・α7Ⅲより優れている点・・・水色
 ・α7Ⅲより劣っている点・・・グレー
 ・α7Ⅲと同等・・・
 ・α7Ⅳ vs α1で、優れている側・・・

α7Ⅳとα1のスペック比較表(α7Ⅲとも比較)

↑いかがだろう?この表をガン見してみて、驚くのが、α7Ⅲからの進化のすごさ。優れている点の水色が多い。もう、ベツモノ。
白枠(進化点)グレー枠(負けてる点)が、あわせて3箇所で、それ以外はすべて、進化点なのだ。

●感度と連写性能だけ据え置きで、スタミナ性能が少し劣る
(710枚→580枚)
●解像度アップで、感度が同等というのは、むしろ進化。
●総合性能見て、スタミナ性能のこの程度の低下も、むしろ、がんばりすぎなほど。
●7Ⅳで初搭載の機能「AFアシスト」「フォーカスマップ」「ブリージング補正」といった、新動画向け機能があるのもポイント。
●後ダイヤルRという、アップデート不可能な物理ダイヤル搭載。
●α1搭載の「BIONZ XR」をα7Ⅳに最適化し、同名の「BIONZ XR」として、搭載

さて、本題の、α1との比較では・・・。
ここでは、紫枠に注目

●解像度、連写、8K、4K120p。
※これらが、α1のほうが優れた、主な点。フラッグシップ機としてふさわしいスペックだ。

相当コストかかるスペックだろうねぇ。が、、、ここまで不要、っていう人なら、価格差を考えると、α7Ⅳで十分かも。
逆に、α7Ⅳで初搭載の機能「AFアシスト」「フォーカスマップ」「ブリージング補正」といった、新動画向け機能があるのもポイント。果たして、α1やα7SⅢでアップデート搭載が可能なのかどうか?また、後述の、後ダイヤルRという、アップデート不可能な物理ダイヤル搭載も。
まぁ、α7Ⅳ発表以降、4K60pが、Super35mmになってしまう点については、残念という声も多いが。そこは、α1、αS7Ⅲの特権ということでもしょうがないんじゃないかと。α7Ⅲでは、4K30pどまりだったんだし。APS-Cレンズでしのぐ?
また、スペックではなかなかわかりづらい、画像エンジン性能についても、α1搭載の「BIONZ XR」をα7Ⅳに最適化し、同名の「BIONZ XR」として、搭載していることでも、察することができるだろう。

α1を検討している人の中には、スペックを考慮して、じゃぁ、α7Ⅳを2台買った方が安くつくし・・・と感じている人もいるんじゃないだろうか?

α7Ⅳ vs α7SⅢ

●α7Ⅳとα7sⅢのスペック比較(α7Ⅲとも比較)
※表の見方

・α7Ⅲより優れている点・・・水色
・α7Ⅲより劣っている点・・・グレー
・α7Ⅲと同等・・・白
・α7Ⅳ vs α1で、優れている側・・・紫


α7SⅢ比較・・・なかなか複雑な想いの、α7SⅢオーナーさんも少なくなさそうな気がする。

●α7Ⅳは、今回、ハイブリッド機を謳うほど、動画性能に注力したモデル
●4K120p、16bitRAW出力といった、上位動画性能が不要であれば、10万少々の価格差で、α7Ⅳ選択もあり

α7SⅢは、恐らく高感度機というよりは、動画機として運用している人が多いはずで。α7Ⅳは、今回、ハイブリッド機を謳うほど、動画性能に注力したモデル。後出しとはいえ、α7SⅢ性能へ多くの点で迫ってきている。外部モニター運用の人が多いだろう、α7SⅢにとって、ファインダー性能はあまり優位とは感じられない?4K120p、16bitRAW出力といった、上位動画性能が不要であれば、10万少々の価格差で、α7Ⅳ選択もありか。
バリアングル嫌いの人は少なくなく、Aマウント機のような3軸チルト派(店長野田もそう)にとっては、α7Ⅳがそうじゃないのがせめてもの救いだったり。

以上のことを踏まえて、、、その、すさまじい進化を遂げ、上位機に迫る性能の「α7Ⅳ」を、みてみよう。

新開発センサーと、BIONZ XRによる効果

新開発の3,300万画素の裏面照射型イメージセンサーと、α1ゆずりの画像処理エンジン「BIONZ XR」搭載。

α7Ⅲオーナーの店長野田、、、α7Ⅲの解像度はもう一声欲しいと思っていたので大歓迎だ。α7Ⅲでクロップ時10Mはちょっと頼りなく、α7Ⅳでは14M。なかなか心強い。

↑光をより多く取り込める裏面照射型イメージセンサー。ローパスフィルターあり。(レスという話も出ているようだが、正しくは、あり。ソニーさん確認済み)

●伝送速度が速い銅配線の採用と、包含するAD変換処理の高速化で、センサーが捉えたデータを、より高速に読み出せるように。
●高速読み出しの結果、最大4:2:2 10bit Super 35mmでの4K 60p動画記録などを実現。
●センサーに最新のカラーフィルターを採用することで、すべての感度域で適切にノイズを低減
α7 IIIよりも高い解像力を持ちながら常用ISO感度100-51200(静止画、動画共通。静止画拡張時50-204800、動画拡張時100-102400)の広い感度領域を実現。
15ストップの広いダイナミックレンジ(静止画時)を達成。

↑より高解像度になったこともあり、センサー上に配置する「像面位相差AFセンサー」も、α7Ⅲより多い、α1と同等の759点配置。AF性能も向上。

↑α7Ⅲなどに搭載の「BIONZ X」比8倍の高速処理能力を誇る「BIONZ XR」

●スペックや数値測定では表現しきれない、質感表現にこだわった静止画・動画画質が得られる。
●人物の柔らかな肌の質感は自然な解像とディテールで再現され、有効約3300万画素を生かして精細な風景もすみずみまで描写。
●高速処理による恩恵。バックグラウンドでデータを転送しながらの撮影操作など、システムへの負荷が高い状況でも、さまざまな処理を同時に、よりスムーズに実行。
●高い階調表現や忠実な色再現性能などの画質進化、AF/AFおよび顔/瞳検出の速度・精度向上を実現。
●4K 60p(Super 35mm)の動画記録などの膨大な映像データ処理、EVF表示やメニュー操作におけるレスポンス向上、CFexpress Type Aメモリーカードへの高速書き出し性能など、α1やα7S IIIで実現した多くの機能や性能を継承。

さらに進化した、AF

↑見よ!このAFカバー域を。94%!測距点はα1と同じ759点!!

●AIを活用した「リアルタイムトラッキング」を搭載。
●狙いたい被写体を指定し、シャッターボタンを半押しするだけ。α7Ⅳが自動追尾してくれる。
※色、模様(輝度)、被写体距離(奥行き)からなる空間情報のリアルタイム高速処理を可能とし、AF時の顔/瞳優先を「入」にしておけば、AIを用いて被写体の顔/瞳情報(人物/動物/鳥)を検出し続けることで、高い被写体認識精度を実現。フォーカス枠が被写体の状況に応じてシームレスに顔や瞳に変化。
●α1で初めて採用された「リアルタイムトラッキング一時停止機能」や「リアルタイムトラッキング開始枠表示」にも対応。
●メカシャッター電子シャッター問わず、最大約10コマ/秒のAF/AE追随高速連写。バッファーは1,000枚。
●α1同様に、マウントアダプターLA-EA5を装着したAマウントレンズでも像面位相差AFに対応

↑リアルタイム瞳AFは、人、動物に加えて、α1同様に「鳥」にも対応。さらに、α初の動画撮影時の鳥もOK!

進化した動画性能

↑是非、4Kで見て欲しい。。。ほんときれー。

  • 全画素読み出し4K60p動画記録(Super35mm時)

  • 7K オーバーサンプリング 4K 30p動画記録(フルサイズ時)

  • 最高4K60pでの記録で約2.5倍のなめらかなスロー動画記録

  • 4:2:2 10bit記録(Long GOP/Intra)

  • 高画質All Intra記録(XAVC S-I記録時)記録bitレート最大600Mbpsの4K本体内記録

  • MPEG-H HEVC/H.265コーデック記録 XAVC HS

↑α7 IV:機能説明:S-Cinetone,クリエイティブルック【ソニー公式】

  • シネマティックな表現を実現するルック S-Cinetone

  • S-Log3時、15+ストップの幅広いダイナミックレンジ

↑高性能手ブレ補正「アクティブモード」も、高速処理のBIONZ XRが活躍。

↑α初の動画撮影時のリアルタイム瞳AFの鳥対応。

  • 人物、動物限定で、瞳AFの右目/左目選択が可能。

  • AF中でもフォーカスリング操作で、一時的にマニュアルフォーカスに切替できる「AFアシスト」。瞳AFとの併用も可能。

↑ブリージング補正。動画撮影時、フォーカシング中の画角変動を抑える。

↑クリエイター待望のフォーカスマップ。映像の被写界深度を可視化。

さらに進化した操作性

↑ハイブリッド機として、静止画、動画をさっと切り替えられることは重要。
モードダイヤルの下部に、新たに「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」を、αシリーズ初搭載。静止画/動画/S&Qモードごとの露出モード選択も、モードダイヤルを回すだけで簡単に設定可能。

↑「静止画/動画/S&Q切り換えダイヤル」は、プッシュボタンでロックを解除しつつ回すため、誤操作も心配なし。

静止画モード時は、静止画に関係するメニューだけ、動画モード・S&Qモード時は動画撮影に関するメニューだけが表示される。

従来の露出補正ダイヤルに代わって、後ダイヤルR新搭載。ロック←→解除トグル式のロックボタンも付いた!後ダイヤルL同様、静止画、動画それぞれに、別々の機能割り当てができる!マニュアルモードでは、全く活躍の場がなかった露出補正ダイヤル。割り当て変更すれば、さらに快適操作が!また、マニュアルモード時のみ、別機能を割り当て、他のモードでは、露出補正を割り当てる。という技も可能。

モードダイヤルの「1」「2」「3」。静止画/動画/S&Qモードごとに登録できる。

機能割り当ては、18個のキーに、169種類の機能を割り当て可能。

↑上位機と同じ、マルチセレクターボタン搭載。HDMIはフルサイズに。市販のType-C-LANアダプターに対応し、有線LANが使える。USBテザリングにも対応。残念ながら、NFC非対応。スマホとのBluetooth常時接続対応。

↑4Kストリーミング対応。UVC/UAC対応なので、カメラのマイクが使える!対応の画質とfpsは、、、4K 15p/Full HD 60p/Full HD 30p/HD720 30p。FHD60p時のみ、4K60p本体内同時記録、それ以外は、最高4K30Pまで。また、ストリーミング時は、Super35mm(APS-C)になる。レンズ焦点距離の1.5倍になるので、ご注意を。

↑待望の、「電源OFF時にシャッターを閉じる機能を追加」 レンズ交換時のゴミの心配が軽減。

これだけ、長々書いても、まだ、語り尽くせない・・・

α7Ⅳ 12月17日(金)発売
・ボディのみ:ILCE-7M4 市場推定価格330,000円(税込)
・レンズキット:ILCE-7M4K 市場推定価格350,000円(税込)(予約&発売日は、2022年春以降)


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