【トム・ブラウン単独など】お笑いライブレポ7月②
7月後半
・7/16（夕） トム・ブラウン単独ライブ「がちょん十一郎」（タイトル略）
誘われて行ったライブだったけど、超〜〜〜〜〜〜たのしかった！！！やっぱり単独ライブっていいね。素敵な催し。その芸人のこと100倍は好きになるもんね。
【正式名称】トム・ブラウン全国五大都市ツアー2022「がちょん十一郎」～がちょんソレソレライブ2 パート2 そして伝説へ…パート2 NEXT HORIZON 広島死闘編 VSウエストランド パート2 Heven's Drive in渋谷無限大ホール振り込め詐欺集団大暴露スペシャル in東京ドーム 千秋楽 大晦日だよ！全員集合！ありがとう平成 びっくり熱血新記録はるかなる金メダル Change Your Mind 神々のトライフォース 第3次ベビーブーム～
長い！！！！！客入れのアナウンスで公演タイトルが永遠に読み終わらなくて笑っちゃった。
このライブに誘ってくれた子が急遽来れなくなってしまい、めちゃくちゃ近くて良い席でひとりで観た。
どのぐらい良い席かというと、1本目の漫才から、布川の「ダメ〜！」のツッコミでみちおちゃんの頭からミストが放たれる様を肉眼で確認できるくらい。
「飛沫感染」の説明映像とかで見る霧状のアレのイメージ。実際に飛んでくることはないけど、体感はみちおちゃんの汗浴び席。みちおウォーターワールド。
クソ長タイトルからは察せなかったが、今回は「愛」がテーマということで、トム・ブラウンの荒々しいLOVEが詰まったラブリー（恐怖）な単独ライブだった。コント中に客席から軽く悲鳴が聞こえるようなライブをこのキャパでやれるトム・ブラウンってすごすぎる。
普段テレビで見ている芸人さんだからこそ、ライブで見たときの生々しさというか、食らう熱量のギャップがデカくて感動する。エンディングで「生死に関わるぐらい体力がヤバかったので、生きて終われてよかったです」って言ってたのが印象的だった。
たしかにみちおちゃんの運動量すごかった。最後の方の漫才とか、ミストが序盤の2.5倍ぐらいの濃度だったもんな。
幕間Vの企画タイトルに「地下芸人」と入れたり、呼んでるゲストがみんな地下のお友だちだったり、そういうところがこの人達が芸人仲間に愛される所以なんだろうな、とか思った（ブチギレ氏原の熱量すごかった）。
地上で見る地下芸人はより一層異質でいびつでめちゃくちゃおもしろかった。
幕間Vにも出ていたヤーレンズ出井さんのnoteで少しトム・ブラウンの話をしていたので。
・7/16（夜） 「漫才至上主義」
いつもかっこいいオープニング映像が流れてから始まるんだけど、今回はいきなり漫才が始まった。予告映像あると思ってたのにいきなり本編始まっちゃったみたいな感じ。
客席が結構ザワついたままだったから、トップバッターのシシガシラのふたりがゆったりツカミの部分で喋ってるところが見れた。シシガシラのパンチラインはいっつも気持ちいいぐらい決まってて最高。
黒帯も相変わらずウケすぎていた。大西さんの「新幹線で"あんなウケるのウソや"って思う」を思い出す。大阪は配信でしか見たことないからわからんけど、無限大ではめちゃくちゃウケてる黒帯しかマジで見たことない。すごすぎる。
今回のチェリーの1本目がとても好きだった。メタのルールを強制してくるくせに人のメタに文句つける理不尽ボケ大好き。あの漫才もう一回見たいなあ。
オープニングがカットされた代わりにコーナーとトークがたっぷり見れてうれしかった。テーマが「サシで飲むのきついランキング」とか「後輩に慕われてないランキング」とかなぜか意地悪なのが多いのがこのユニットっぽい。最終的に脇田さんをいじって脇田さんがぷんすかするのをみんなで笑う会。
漫才至上主義のメンツはそういう切り口だからこそ仲が深まるタイプの友だちのノリな気がする。悪友みたいな。そういうの大好きなんだよな・・・。
黒帯が「シシガシラさんとダイヤモンドがいるとほっとする」って言うの、うれしくなっちゃったなあ。
・7/17 「令和ロマンのR2D2」
「なんかそろそろ・・・漫才作らなきゃ・・・ヤバいかも・・・」と、くるまくんがふんわり危機感を覚えたことによりゲスト無しの回。
その名も「令和ロマングランプリ2022」！予選を勝ち抜いた5組の令和ロマンが優勝を争って戦いました。結果は見事、令和ロマンの優勝でした！（？）
審査員（ブラゴーリ塚田・金魚番長箕輪）がふざけすぎて得点がバカ数字大喜利になってしまい、唯一真剣に取り組んでいたまんぷくユナイテッド狩野さんが裏切られて顔真っ赤にしてキレるエンド。いつものR2D2以上にふざけてて楽しかった。
ネタは5本とも全然違うタイプで、令和ロマンって本当に器用だな・・・と思った。個人的には令和ロマンの固有名詞ネタよりも、くるまがずっと変なこと言ってるキモ漫談に振り回されるケム（ダムとか凹凸のやつとか）のネタが好きなので、一番変だった3本目のネタをまたどこかで見たいなあ、と思った。
あと、くるまくん歌がうまくなりすぎている。「うますぎて聴いてられる」という状態が面白くなっちゃって聴いてらんない。
・7/21 「野澤輸出のお笑い大喜利」
念願のお笑い大喜利！！ずっと配信などでしか見たことなかったので「夢だけど！夢じゃなかった！」とはしゃいだ。
もうほぼ「悪質」と言っていいほどボケ止むことのない演者に対する天の声・河谷さんの仕事っぷりが生で聞けてとてつもなく幸せだった。お笑い大喜利の成立松こと河谷さんありきでこのライブは成立している。
想像してたよりも「フリップに答えを書いて出す」をちゃんとしていて意外だった。でも大喜利の「第一答として正しい」みたいな答えは当たり前に誰も出さないし、その場のノリだけで流れが生まれて派生したり戻ったりするくだりも、そこに必死についていこうという前のめりすぎる客も、「お笑い」として新しすぎる。
自分たちしか知らない遊びを見つけたみたいなたのしさがあるから、お笑い大喜利はすばらしいな。
川北の生み出した「韻豆」のスタンプが光の速さで制作されたけど、次のお笑い大喜利のころにはそんなもの初めから無かったかのように誰も触れなかったりするんだろうな。
どれだけスケールが大きくなっても、何にも迎合しない無機質な大喜利ライブであり続けてほしい、と思いつつ、そんなキモいオタクの期待を裏切り続けてほしいとも思う。
注意される人たちの末路
・7/23（昼） 「ドンココの兄弟百番勝負 #1 We are here」
「シアターかざあな」とかいうガチ地下ライブ会場に初めて行った。簡素な部屋にステージっぽい段差があり、その前に椅子が20個程度並べられていた。数えるとしたら単位は「一室」だろうなと思った。
ドンココもデカかったし、肥満もデカかったし、右手でグーパンチがいなかったら部屋が狭すぎるための目の錯覚かと思っちゃうところだった。
ていうかドンココ、初めてみた。あなたドンココって言うのね。
今日「ドンココ」のトークライブに出ると思ってたら、
— ママタルト 檜原洋平 (@hiwarayohei) July 23, 2022
コンビ名の由来となった2人の父親の本当の名前が戸籍を調べたら分かったらしくて、
「アドゲアトゥベオバノ・オサセレ」
のトークライブやった。 pic.twitter.com/Mp3aUNvjgM
・・・ドンココじゃなかった。
ドンココ（兄）の成長を応援しています。
・7/23（夜） 「ダイヤモンド×怪奇!YesどんぐりRPGツーマンライブ『！』」
このライブが決まったとき、生きてて良かった！！！と思った。アキトが欠席のため、怪奇!YesどんぐりRPG〜Yes抜き〜のツーマンだったけど、結果生きててよかった。
オープニングでサツマカワと野澤さんによる「いやタイヤ痕じゃねえから！」のツカミの短（みじか）コントからすでに良かった。
怪奇がスタバのパロディ漫才をやってくれたのがわたしは本当に嬉しくて、だからこそこのツーマンがすごく楽しみだった。
ダイヤモンドの3本目、おもむろに自己紹介ギャグをしだと思ったら「プレーヤーチェンジ」してる！！！！！
ダイヤモンドがそういうノリ大好きなところが大好きなので、うれしかった〜〜。ギャグなんてふだん全くやらないのに、最後の最悪なオチギャグまでダイヤモンドらしくてよかった。これがツーマンの良さよ。。
あと、プレーヤーチェンジ以外のダイヤモンドのネタ2本とも見たことなかったけど久しぶりにやるネタだったのかな。相変わらずしつこくてバカバカしくてわたしの超好きな漫才だった。
トーク部分でサツマカワと野澤さんが大学お笑い（木曜会Z）のときの話をしていたのもうれしかった。昔からおもしろいって思いながら「お互いずっとお笑い辞めてないな！！」な関係性なのがすごく良い。大学お笑いからのつながりって本当に良いよな。
（そういえば昼のライブもドンココと肥満が木曜会Zだったって話をしてたので、木曜会Zハシゴしてしまった。）
あと「"これやっとけばいい"みたいなギャグで逃げるのだけは絶対やんな」ってキレる"サツマカワらしさ"が見れたのも良かった。忘れないでおこうとおもった。
最後みんなでギャグしてダンスして「靴ほし〜〜〜〜〜！！😫😫😫」してダンスして終わり。
・7/29 「漫才チョップ」
デニス・大自然・ダイヤモンドの同期3組でやってるユニットライブ。今回は他事務所ゲスト(ヤーレンズ、パンポテ、さすらいラビー)の回でした。豪華〜〜！
ダイヤモンドとヤーレンズが被ってるライブを渇望していたところに彗星の如く現れた漫才チョップ！パンポテもいるし！俺得の中の俺得！
…って思ってたのに
めちゃくちゃ楽しみにしてたのに
【お知らせ】
— ヤーレンズ 出井隼之介 (@Yarlens_Dei) July 23, 2022
ここ数日発熱があり自宅療養をしていたのですが、PCR検査の結果陽性だった為、７月いっぱいは療養する事となりました。
その間のライブは全てキャンセルとなります。申し訳ありません。
出井さん…（泣）（泣）（泣）
ライブで見れないことも悲しいし、好きな芸人が、いやもっと言うと推しがコロナに罹患するのって、オタク的にめちゃくちゃダメージ食らうよね。。
コロナもうマヂむり。アイツ絡みダルすぎん？
YELLOWwwの躍動感とともに皆様と皆様の推しの方々のご健康とご多幸をお祈りいたします。心から。アーメン。
ヤーレンズの代演でケイダッシュのハナフダが来てくれました。初めて見たけどあんなに吉本みたいな他事務所コンビいるんだ…思った。バリバリ関西のしっかり漫才師。マジでマンゲキにいそう。
他事務所の芸人と一番繋がりあるのがダイヤモンドで、野澤さんが楽屋ぶん回してたのを見たデニス幸雄ちゃん、というか同期2組が衝撃受けてて笑った。
「吉本の後輩と野澤が喋ってるのなんて見たことない」
「野澤は吉本が嫌い」
「野澤は俺たちにはまだ心開いてくれてないんだ…」
昔から外のライブにばっかり出てたし、そもそも野澤さんがカナメストーン大好きすぎるから、他事務所の交流ばっかり増えてったんだろうな。でも吉本嫌いはたぶん5%ぐらいはガチだと思う（笑）
デニスがなんで外ライブ出ないのか？って話で、15期で初めから外国人キャラがあって売れてたから、未だに営業の仕事が多いらしい。(明日は運動会の営業とのこと)
営業のおもしろエピソードが止まらないデニスめちゃくちゃ面白かった。闇営業っぽいのとかも入れたら本当に昔から尋常じゃない場数踏んでるんだろうな。ノブくんのMC力の背景に色んな営業経験を感じて、デニスかっこええ……と思った。
ダイヤモンドの漫才ユニットライブいくつかあるけど、漫才チョップは同期ならではの空気感が良かった。15期はみーんなズッ友でいてほしい。15期最高。
最後のコーナーをやる前「それおもろいか？」とか言ってた割に予想外に盛り上がって、金晩のドームIで30人ぐらいしかいない中めちゃくちゃ笑った。楽しかった〜〜
ヤーレンズは絶対また呼んでください（泣）
ご予定
・7/30 「サスペンダーズの新ネタライブ」
・8/2 「ダイヤモンド×ヨネダ2000×キュウ『200Q年宇宙の旅』」
メンツ・タイトル・ポスターすべてが最高です。
・8/4「極立漫才都市」
めちゃくちゃ最高たのしたのしライブの第2弾。わたしの見たい芸人しかいない。
・8/5 「ダイヤモンド×真空ジェシカ『スポーツ漫才王決定戦 タイトル案:ガク』」
草月ホールで推したちによるツーマン。わたしの命日（予定）です。ダイヤモンド新衣装の初卸もたのしみ✌️