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アメリカで働きながら、子育てと大学院の両立をするには

アメリカで管理職として働きながら2歳の息子の子育てをし、2021年からオンラインでの大学院生活を始めました。(2023年末に卒業)


余裕が全くない忙しい毎日ではありますが、仕事をしながら子育て、勉強の両立は条件付きではありますが…できます!


どんな条件が揃えば両立できるのか、実体験を振り返って書いていきたいと思います。



自分で決めたルールに縛られない


最初は子供が寝てから夜勉強しようと決めていたんですが…。いざやってみると、夜9時過ぎには疲れ切って気力も体力もなくなってしまいました。

朝活なんていう言葉もありますが、何度か試したものの私には合わず。


今の生活の中で余力が残っている時間を探したところ、夕飯後の6時〜8時の時間帯でした。旦那と相談しこの時間を私の勉強に充てさせてもらいました。


この時間は旦那が子供をみて、8時以降に私が寝かしつけを担当しました。


今振り返ってもMBAを成功させる上で重要な発想の転換だったと思います。


メリットとしては、

・元気が残ってる時間帯に勉強に取り組めた
・2時間という限られた時間だから集中できた


そして週末は家族みんなで過ごすべきという考えを捨て、交代制で子供の面倒を見ることで半日は勉強に集中することができて、旦那も1人で息抜きする時間ができました。


もちろん、パートナー(旦那さん)の協力がなければ出来なかった…という重要な点も挙げておきたいと思います(感謝)!



残業や出張をとことん減らす



現実的な話ですが、やはり残業や出張が多いクラスメイトは授業について行けず受講をストップしてしまう人がいました。


私の場合、コロナ前までは月に1回ペースで出張がありました。出張ってビジネスディナーもあるので、夜の勉強時間が取られてしまうので本当にキツイです。


出張が入った時は、全ての移動時間は読書や宿題をする時間に充てて、上司と確認した上で必須ではないビジネスディナーには出ない!と覚悟を決めて臨みました。



優先順位を徹底する



いくら楽しい予定でも、それによって勉強する時間がなくなりストレスの原因になることが多々ありました。

そのため2年目からは長い旅行や新しいこと(趣味など)はしない!とスッパリ決めました。それはMBAが終わってからの楽しみにしようと覚悟しました。

ただ体調を崩したことがあり、気づいたら運動を一切せず家に篭ってることが多くありました。

そこで優先順位を見直して、健康を第一優先にしました。そのかわり優先順位の低い活動時間を徹底的に減らす努力をしました。


例えば、家事の中で負担が大きかった夕飯の支度(メニューを考え→買出し→料理)は、配送サービスを活用したり切ってある素材を買い、フライパン一つで出来る様な献立を考えました。

掃除はお掃除ロボットルンバを買いました。音はうるさいですがやはり楽です。部屋が綺麗だと気分もスッキリします。




完璧にするのをあきらめる



英語力もあげたくてあえてアメリカのMBAを選んだのですが、課題の読書が多くてどうしても間に合わない場合は、英語で読むことをすっぱりあきらめ電子本をオンライン翻訳して読みました。


優先順位を考え、全て英語でこなすのを貫くことより、期日どうりに課題を提出することを優先させた結果です。

それでも英語でレポート書いたりディスカッションしているので俯瞰的に見たら英語力は上がっているので、自分の中ではまぁ良しとしました。


*    *    *


こんな風に忙しい毎日なんですが、ふと何もしなくてもいい日が1ヶ月に1回くらいは来たりします。

その時はめっっちゃだらけます。笑

ネットフリックス一気見したり、何時間もダラダラSNS見たり。我慢していたやりたいことをやってみたり、遠出したり。


こういう小さな息抜きがあるおかげでリフレッシュできたりするんですよね。


そのおかげでストレスをこまめに発散しつつ、何とか3年間を乗り切れたように思います。

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