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「ユーキャン新語・流行語大賞」

【あたくし的国語辞典 77 】 筋肉三昧の日々を思い出させてくれた言葉…「ユーキャン新語・流行語大賞」 意味:1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。  (ユーキャン新語・流行語大賞サイトより引用) 早いもので、もう12月も半ば。 日に日に年末感が増してきました。 あちこちで忘年会が開かれ、あたしの周り

    • 「フォーエバーフレンド」

      【あたくし的国語辞典 76】 あたしもそう思ってるよって言葉…「フォーエバーフレンド」 意味:ずっと友達ってこと。 ひと昔、いや、ふた昔、三昔くらい前。あたしが女子高生だった頃ギャルっぽい人たちが使っていた言葉。(竹田辞書より) いくつになっても友達とはいいもので、他愛のない会話をするだけで、 日頃凝り固まった心をふわっと和らげてくれます。 あたしにも心許せる友達がおりまして、、、 笑福亭鶴瓶にそっくりな永遠の39歳、カメラマンの古ちゃんです。 出会いは7~8年ほど前に行

      • 「名は体を表す」

        【あたくし的国語辞典 75 】 「シゲオさん」で始まる朝に思う言葉…「名は体を表す」 意味:名前はその物や人の性質や実体をよく表すものだということ。  (故事ことわざ辞典より) チュン チュン…と、可愛い小鳥のさえずりで目覚めた朝。 窓から太陽の光が差し込み、今日も爽やかな気持ちで一日がスタートしました。 っていうのは嘘で、 目覚めとともに聞こえる修子の声。

        • 「悪魔の証明」

          【あたくし的国語辞典 74 】 ドラえもんが竹田家にもたらす不穏な言葉…「悪魔の証明」 意味:「ある事実・現象が『全くない(なかった)』」というような、それを証明する ことが非常に困難な命題を証明すること。 悪魔が実在するのかどうかは、今日でも様々な分野で議論が続いている問題である。 しかし理屈・理論の上では、悪魔の存在を証明するのは難しいことではない。 悪魔を実際に連れてくる、または悪魔実在の物的証拠を提示し、全ての人間に悪魔は実在すると信じさせればいいのだ。 が、これ

        「ユーキャン新語・流行語大賞」

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          77本

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          「足」

          【あたくし的国語辞典 73 】 年限を重ねて重みを増す言葉…「足」 意味:1㋐動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。㋑くるぶしから先の部分。    2 物の下・末にあたる部分。㋐物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分。㋑(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。㋒数学で、ある一点から直線または平面に垂線をおろしたときの、その直線・平面と垂線との交点。㋓船の、水につかる部分。    3㋐歩くこと。走ること。ま

          「変わる」

          【あたくし的国語辞典 72 】 皆さま、残暑お見舞い申し上げます。 暑い日が続きますが、お変わりありませんか? こちらは変わらず元気にさせていただいております、を込めた一言…「変わる」 意味:1形・性質・様子などがそれまでと異なったものとなる。変化する。    2場所・住所などが移る。移転する。    3年や月が改まる。時が経過する。    4(下に「た」「ている」を伴うことが多い)普通と違う。    5 相撲で,変わり身を見せる。        (コトバンクより) こ

          「変わる」

          「背中」

          【あたくし的国語辞典 71 】 無口な先生が語る、おしゃべりな言葉…「背中」 意味:1 背の中央。背骨のあたり。また、背。せな。    2 物の後ろの部分。背面。 (goo辞書より) 先日、仕事中ふと電話を見たら、懐かしい人から留守番電話が。 「もしもし、この度 作品集を作りました。また渡します」とのこと。 学生時代、お世話になった美術の先生からでした。 “フランケンシュタインが中年太りしました”って風貌の先生は、芸術家というより武道家と言った方がしっくりくるタイプ。「男は

          「背中」

          「初心」

          【あたくし的国語辞典 70 】 GWも後2日、って日にふと思う言葉…「初心」 意味:1最初に思い立ったときの純真な気持ち。初志。    2物事の習い始めであること。また、そのさま。初学。    3物事に慣れていないこと。世慣れていないこと。    4仏教で、初めて悟りを求める心を発すること。また、その人。(goo辞書より) 「あたしにとってGWはGreatWork!」って気分上々で勇みきってた数年前。フリーランスとして活動し始めた当時のあたしは、ゴールデンウイーク中もフル稼

          「初心」

          「聞く」

          【あたくし的国語辞典 69 】 「やっぱりこの人には適わない」って思う言葉…「聞く」 意味:1 音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。    2 (聴く)注意して耳にとめる。耳を傾ける。    3 話を情報として受け入れる。    4 人の意見・要求などを了承し、受け入れる。    5 (「訊く」とも書く)尋ねる。問う。    6 感覚を働かせて識別する。    7 当てて試してみる。    8 釣りで、当たりの有無を確かめるために、仕掛けを引いたり軽く竿を上げたりしてようすをみ

          「聞く」

          「卒業」

          【あたくし的国語辞典 68 】 こういうのを青い春 なんて呼ぶのかしら?って眩しく思う言葉:「卒業」 意味…[名](スル) 1 学校の全課程を学び終えること。 2 ある段階や時期を通り過ぎること。(goo辞書より) りょうちゃん。 あたし、無事高校を卒業しました。 先日、高校3年生のMちゃんからLINEが届きました。 友達というにはあまりにも歳がかけ離れ過ぎてんだけど。2年前の夏に出会って以来、たびたび連絡をくれるようになって。「彼氏とケンカした!」と言っては“相談”という

          「卒業」

          「コテコテ」

          【あたくし的国語辞典 67 】 東京出張のたび つくづく感じる言葉:「コテコテ」 意味…[副](スル) 1 度を越えて分量などの多いさま。また、濃厚なさま。「ポマードで―(と)した髪」 2 不慣れな手つきで物事をするさま。(コトバンクより) 【1の使用例】 「ばぁば!ミヨ やでー!」と電話をかけてくる姪に対し「あの子、2歳児にしてコテコテの大阪人やな…」と先行きを心配する母・修子。など (竹田辞書より) 本日も出張で東京へ。 普段から日本各地へ取材に行かせてもらいますが、

          「コテコテ」

          「高名盗み」

          【あたくし的国語辞典 66 】 皆様ご存知の“アノ人”に捧げる言葉:「高名盗み」 意味…高名を盗むこと、すなわち他人の手柄や利益などを自分のものにする人を意味する表現。(weblio辞典より) 裁縫は下手だし、料理も苦手。 買物行けばレジに荷物を忘れるし、掃除機かければブレーカー落ちるし。 散々なくらい家事が苦手なあたくしですが、唯一アイロンがけだけは人並みにできます。で、時間があれば会社勤めしてる弟のワイシャツにアイロンをかけたりもするわけです。 今朝も溜まったワイシャ

          「高名盗み」

          「文豪」

          【あたくし的国語辞典 66 】 お団子を頬張りながらしみじみ思う言葉:「文豪」 意味…文学の大家。大作家。(goo辞書より) 先日の出張、2日目の取材は午後から。 ということで「午前中どっかいってきてもいいよー」と有難いお言葉を頂きました。仕事柄、各地へ取材に行かせてもらいますが、いつも駅と取材先の往復だけ。観光なんて全くできないわけで。(仕事で行ってんだから当たり前だけど) これは滅多にないチャンス。「じゃちょっと出掛けてきまーす!」って早起きして山手線に揺られ、スカ

          「文豪」

          「カツサンド」

          【あたくし的国語辞典 65 】 「出張はな、遊びとちゃうで!」って叱られちゃいそうな言葉:「カツサンド」 意味…母・修子がときたま作ってくれる食べ物。デパ地下に行けば「まい泉」などの店舗で購入できる。 (竹田辞典より) 本日は3カ月に1度の東京出張。 昨日は一日かけて取材資料を作成し、荷造りも完璧。 なんたって久々の東京ですから、 しかも今回は表参道ですから、 「早めに着いておしゃれなカフェでランチでもしようかな」と「食べログ」さまにお力をお借りしお店も検索。着々と準備を

          「カツサンド」

          「初物」

          【あたくし的国語辞典 64 】 母の日に思う言葉:「初物」 意味:その季節に初めて収穫した野菜・果実・穀物など。魚介などにもいう。はしり。 (コトバンクより) 日本では「初物を食べると75日寿命が伸びる」などといわれ珍重される。(Wikipediaより) 数年前から我が家の玄関先にできた“修子農園”。 母・修子が季節のお花や野菜を植え、せっせと世話しています。 時たま、農園で採れたプチトマトを「亮ちゃん、ビタミンがいっぱい詰まった元気玉やで」と食卓にならべてくれたりもし

          「初物」

          「忍者」

          【あたくし的国語辞典 63 】 あともうちょっとだけ…の言葉:「忍者」 意味…忍術を使って敵方に忍び入り、諜報・謀略活動などを行う者。忍術使い。忍びの者。(デジタル大辞泉より) 先日、大学の先輩のとこに寄せていただいた時のこと。 先輩のお宅には小学生になる雪ちゃんと月ちゃんという娘さんがいて、 で、彼女たちの中で、あたしは「ホウキで空を飛べる」ということになっています。 事の発端は、数年前、 「今日、何で来たーん?車ー?電車ー?」と聞かれたので、 冗談のつもりで「ううん

          「忍者」