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結婚してから自己肯定感が高まり続けている女

もともとは自己肯定感とは無縁の価値観を持っていて、自己犠牲こそ愛で人のために破滅するならそれも本望、私の価値はそれぐらいしかないと思っていた。
言葉にすると闇の深さに慄いてしまうけれど、両親の不仲に起因する家庭内のケア要員として生きているうちにそう思うことでしか自我を保てなくなっていた。

夫に出会い、その呪縛から解いてもらってから自分の人生は自分だけのもので私が私である限り尊いと本気で思えるようになった。

天上天下唯我独尊を地で行っている。


私と結婚したからには夫は絶対に幸せにしてあげたい。
今なら2人いる子供たちも絶対に幸せにしてあげたい。

でもその「幸せ」って誰の価値観なのだろう?

私にとっての幸せと夫や子供たちにとっての幸せはきっと違う。

日常生活の快不快はある程度整えてあげられるけど人生においての幸せを私がかなえてあげられるのか疑問でしかない。

人生は結局は本人のものでしかなくて、どれだけ願っても私は夫の人生も子供たちの人生も代わりに歩んであげることはできない。


と、思うと私は家族の幸せを願うことしかできないし、彼らの幸せを思うばかりに私が犠牲的なマインドで尽くすことだけが正解だと思えない。


少なくとも私は夫の犠牲のもとに幸せにはなりたくないし、逆もしかりで夫も私の犠牲など求めていない。


ならば究極のところ私が家族の幸せのためにできることと言えば私自身が幸せに生きることだと思う。


そう思って生きられるようになって人生がとても楽になった。

10代後半から20代前半は自分の中で本当にしんどい時期だった。
どんなことがあっても自分の人生に無駄なものはなかったと思うけど、しなくていい苦労はあったと思う。

年齢を重ねて、心から信頼できる人が出来て自分の存在を全肯定してくれる子供たちがいて(今のところ)こんな幸せなことはない。

そしてこれは私が考えて行動して人生を選択してきたからの結果だからやっぱり私は素晴らしい。本気でそう思って生きている。

日々の多少の浮き沈みはあれど、私は幸せに生きている。それだけで私って本当に素晴らしい!!!


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