ほへ

遠くから眺める #写真 #花

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最近の記事

秋ジャガイモ

ジャガイモの植え付けをした。 今回はマルチングなし。ジャガイモ自体、初めて栽培するので不安がある。 使用した品種は普賢丸。粘質で煮崩れやすい肉質と言うことなので、芋餅でも作りたいな。 ジャガイモは一つの種芋から10個程度の芋が取れるらしい。10個植えたから100個か。100個取れたらどれだけ食べ放題ができることか。取らぬ狸の皮算用。 畑は畝を立てるのが一番大変だ、と思っている。重いし腰に来る。 それでも、芋餅、芋餅・・・・とか、じゃがバター、じゃがバターと唱えながらえっさほ

    • 今日はキョロちゃんの日

      学校のクラス会でのスピーチ、会社の朝礼。 たまに回ってくる「ひとことの時間」には意外と悩まされる。 あんまり個人的なことを話しても急に自己開示しないでくれ、となりそうだし、かといって天気の話なんて季節の変わり目にみんな話している。 そもそも天気の話を3分にわたって広げるのは難しい。 そんな時、私はいつも「今日は何の日」を使ってしまう。 だいたい毎日、何かをPRしたり、意識を持たせるために何らかの日に設定されている。例えば今日、9月6日はクレームの日(少しげんなりする)、キョ

      • やもりのいる場所

        ヤモリはかわいい。何より愛くるしい。 先日、家の中にヤモリが上がりこんできた。玄関の入り口にいたのが、扉を開けるときにするりと中に入ってしまったのだ。8cmないくらいの体がするする消えていく。 家はそこまで機密性が高くないものの、外よりも食べ物が少ないだろうし、水もないし困ったよなあと思ったが思いのほかすばしっこくて捕まらない。 ドアが隙間だらけだから、出ていくだろうとは思っていたが心配だ。 とりあえずビンの蓋に水を入れて、玄関に置き毎日替えてやることにした。 少しだけ、ヤモ

        • 近くて遠い地球

          うなりながら飛び掛かる恐竜、海を悠々と泳ぐダイオウイカ----- 生き物が好きであったので、NHKの教育番組にはどれだけお世話になったことか。 ダイナミックな世界は古い古い地球の出来事だから、今私の立っている場所だって数億年の時間を経ているのだ。ウンウン。字面だけならわかるんだけれどスケールが大きすぎてなかなか想像ができない。 今はテレビを観なくても、SNSで日本津々浦々、世界の絶景だってみられる。壮大な音楽とともに空から、海の中から映し出される映像。ステイホームのコロナ禍に

        秋ジャガイモ

          サツマイモ 夏の自由研究

          サツマイモは収穫してから食べるまでにしばらく保存が必要だ。 家庭菜園の先生によると、収穫してすぐ食べるとほくほく系で甘みが少なく、1~2週間程度保存すると甘みが増すらしい。知らなかった。知らない間においしく食べられるよう工夫されている食べ物がいっぱいあるんだろう。 今年は初めてサツマイモを育てて収穫したので、収穫1日目から順番に食べて本当に味が変わるのか確かめてみることにした。夏の自由研究開始である。 収穫は苗の植え付けから100日前後を目安にした。 まずは収穫したその日に

          サツマイモ 夏の自由研究

          衝動とプライド

          三十路になった今でも衝動性が抑えられないが、幼いころは思い立ったが吉日ならぬ思い立ったが吉時で行動していた。 頭の中に浮かんだ疑問を即座に試してしまう。少し考えてみる、まで思い至らない。 衝動的な行動と言われて思いつくのは走り出すとか、高いところからジャンプしてしまうという聞いただけでギャーと言いたくなるような行動だと思う。 けれど、私は体を動かさない方向に衝動性があった。 小学校からの下校中に、突然、体の力を極限まで抜いたらどうなるんだろうと思った。 実家まで50m、家の

          衝動とプライド

          さくらももこさんとエッセイ

          ちびまる子ちゃんとかドラえもんは幼いころ毎週観ていたが、内容をほとんど覚えていない。 ちびまる子ちゃんランドに連れて行ったこともあるし、ドラえもんは映画が出るたびに兄弟そろって観に行ってたのに? こんなこと言うと反感を買うかもしれないけれど、慣習的に見ていただけでアニメの内容は実はそんなに好きではなかったのかもしれない。みんなでテレビを囲う時間が楽しかったというだけで。 ちびまる子ちゃんの内容は覚えていないくせに、ちびまる子ちゃんの作者、さくらももこさんのエッセイは熱狂的

          さくらももこさんとエッセイ

          怠惰の遺伝

          父は寝ながら歯磨きをする。 大体毎日お酒を飲み、たまに深酒してしまうので歯磨きしている間に動きが止まる。寝ころびながら歯を磨きつつ、寝かけているのだ。 絶対歯磨き粉飲んでいるよね、ウェーと母は身をよじって嫌がっていた。チョコミントどころの騒ぎではない。 歯磨き粉を飲むのはごめんだが、私も寝ころび歯磨きをしてしまう。 幼いころからの癖だからか、リラックスできるんだよね。 ただ、寝ころびながら歯を磨くと奥歯の一番奥が磨きにくい。 たまにぼーっとしていると歯磨き粉を飲んでしまう。

          怠惰の遺伝

          大人になっての習い事

          週に1回程度、家庭菜園の教室に通っている。 家庭菜園をしている人に向けた講座だから、教室に通う人は50代から70代の人が多い。 それに比べたら20代、30代は少ないため圧倒的に気楽である。 資格とかを取るわけではないから、机に噛り付くようなものすごい情熱を持った人は少ない(ように感じる)。 そのかわり、あなたもう十分達人でしょうよ、という仙人のような人が座っている。いくつになっても誰かから学べるってすごいよ。 私は草むしり検定5級を目指しています。 先生が「週間天気を見なが

          大人になっての習い事

          憎めない贅肉

          体型の話はいつになっても悩みが尽きない。個人的には、痩せていても、普通でも、グラマラスでもある程度健康が保たれていて自身が気に入ってればいいんじゃない、と思っている。 それでも、美の世界に痩せを必須としないというトレンドに安心する。 痩せればきれいになれるよと言われても、食べたいものは好きなだけ食べたいし、甘いものは我慢できない。 なんなら間食もしたい。みんなでおやつをたべながらなんでもない話をする時間が大好きだ。ああ、なんて幸せ。 痩せ賞賛疾風に吹かれながら思春期を送った

          憎めない贅肉

          趣味の長持ち

          変にまじめなところがあって、趣味の楽しみ方のしっぽをつかめなかった。 高校生の時から写真を始めたのだが、楽しむという過程をすっとばし、写真で人の役に立つには?とか、どうしたらうまくとれるか・魅せられるのかに必死。奢っているなと今では思うけれど、人よりうまく撮りたい、という気持ちが強すぎたのだと思う。 大学に入ってから心身が不調になった時、思うような写真が撮れないという理由でいったん写真を辞めた。自分の撮った写真が嫌いではなかったから、この時お休みしたのはもったいないなと後悔が

          趣味の長持ち

          秋の楽しみ 畑の恵み

          ジャガイモと言えば春。という固定観念があったのだけれど、秋ジャガイモも採れるらしい。 冬野菜まで少し収穫量が減るので、挑戦することにした。 ジャガイモは種芋を元にして育てる。秋ジャガイモは春ジャガイモより種芋の流通量が少ないとネットで情報を得ていたので、ホームセンターをぶらぶらして探した。 農協の芋コーナーをうろついていたら、ジャガイモは来週からですよ、と店員さんに声をかけられた。多分多くの人が秋ジャガイモの種芋を探しに来ているのだろう。 秋口から冬のお料理にジャガイモはぴっ

          秋の楽しみ 畑の恵み

          懐かしソングとインターネット

          中学生で初めてノートパソコンに触れて、youtubeを観はじめた。 AKB全盛期の中で文化的先駆者の友人は「ガガ様最高・・・」とつぶやいていて、みんなでノートパソコンを囲ってBorn This Wayを観たのを覚えている。 当時は教科書以上にMVを眺めていたはずなのに、今となればMVに80年代の映画っぽさがあったよなぁくらいしか覚えていない。(画質の問題でそう観えただけかも。)久方ぶりにMVを観たらあまりにも過激で驚いた。レンガみたいな分厚いヒール、倫理観を越えて哲学的にグロ

          懐かしソングとインターネット

          本棚のキロク

          ミニマリスト賞賛が多少終わりを見せかけて、ほっとしている。 実家は捨てられない家であった。生粋の反ミニマリストとして育った私も、兄弟も物持ちが良すぎたり、コレクター気質が抑えられず物にあふれた生活をしている。 母の持っていた本で覚えているのは広辞苑。ほかに色んな本を持っていただろうに、なぜ広辞苑だけ残したのか謎である。他のどの本よりも教育的ではあるけれど。 母は「大草原の小さな家」と「南総里見八犬伝」を繰り返しお勧めしてくれていたが、南総里見八犬伝は結局読んでいない。せっか

          本棚のキロク

          気質、居心地

          田舎くささってなんだろう?と常々考えていた。 というのも都会に移り住んだ時、初めて自分の田舎臭さがみじめに感じられて、それなのに「臭み」が抽象的でどうにもわからずにウロウロしていたからだ。 田舎臭さの対比は垢抜けだ、と思い込んで化粧を頑張ってみたり、おしゃれなカフェに行ってみたり。服にも相当浪費したのに田舎臭さが抜けた気持ちがせず、それならもう全部手放した。 垢抜け方を迫ってきて息苦しかったSNSも自分の好きなコンテンツで満たされて見ていて飽きない。スマホ依存は相変わらずだけ

          気質、居心地

          ぼちぼち畑作業、毎日食い倒れ

          畑で作業をしていると、ありがたいことにおすそ分けをもらうことが多い。 ナスやキュウリをもらったときは、ナスは水にさらしてから、キュウリはそのままザクザク細かめに切る。おかかとかめんつゆを加えれば山形のだし風になってしまう。ちゃんと薬味とかを加えればもっとおいしいし、小さめの新鮮なオクラなんかも切って加えるとびっくりするほどおいしい。 野菜だけでこんなにおいしいのか、まぁたまには野菜ばっかりもわるくないよなぁとご飯をかきこみながら味わうのはまさに至福の時間だ。 小さい頃はナス

          ぼちぼち畑作業、毎日食い倒れ