竪穴住居作り失敗の記録
2022年5月。
畑に作ったウッドデッキだけで創作意欲は満たされず、庭に竪穴住居を作ることを決めた。
竪穴住居である理由はいくつかある。
まず深い穴を掘れば屋根を作るだけで十分な広さが確保できるため、床面と壁面を作る材料費も時間もカットできること。
もう一つ大きな理由が、地中の温度は一年を通してほぼ一定であること。
つまり夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるのではないかと思ったら試してみたくなったのだ。
小屋にはクーラーが無いので、夏は倒れそうに暑い。
そのような夏を快適に暮らせたらどうだろう。
クーラーが無くても涼しく過ごせるのなら電気代も節約できる。
これがいいとなって普及すれば、一家に一件の竪穴住居が設置される日が来るかもしれない。
そうなれば室外機からの排気熱も減少し、ヒートアイランド現象も防止できるかもしれない。
SDG’sではないか。
素晴らしいではないか。
もうこれは早く始めたくてたまらない。
借りてる土地なのでまずは持ち主である町に許可を取る必要があるのだが、「とりあえず寸法を、、、」とか、「試しにちょっとだけ、、、」とかやってるうちに本格的な作業となってしまった。
穴を掘るのは縦横3メートル。
建築基準法とやらで「物置小屋」として扱われて税金がかからないサイズである。
※自治体によってかかったりするらしいです。
一度掘り出したらもう止まらない、、、
つづく
みなさまのご支援で伝統の技が未来に、いや、僕の生活に希望が生まれます。