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僕は、その才能に着いて行きたいと思った|髙本優

この夏、25名の大学生によって制作される映画「カフネ」。
noteマガジン「#それぞれの想い」では「カフネ」に向き合うひとりひとりの想いを紹介していきます。

髙本優
映画「カフネ」撮影チームのリーダー(撮影監督)。
脚本の会議などにも積極的に参加し、「カフネ」を順調に進めるため尽力している。



こいつはただ者じゃねぇ!! それが最初の印象だった。

撮影監督を目指す僕の感性を雷のごとく震撼させたのが杵村春希だ。彼の映像作品を観るたび、その技術の高さ、正確さ、芸術面においても恐ろしいまでにずば抜けた才能を持った同級生の存在を知り、燃えるほど悔しかった。間違いなく僕の映画制作における闘争心は掻き立てられた。正にライバル!3回生の映画制作も彼との格闘になると思っていた。

しかし、昨年の10月、彼の器の大きさに度肝を抜かれる。闘争心に燃える僕にそっと近より「俺の映画を撮ってくれないか」と言われた。競争意識が強い僕とは違い、彼は創作意識が強かった。思わず僕は恥ずかしい笑顔を浮かべ、少し遅れてうなずいた。

そのときから気づいていた。杵村春希という男が、撮影部として経験を積み、ファインダーを通して芝居を見ながら、次のステージを見据えていたことを。彼は最初から監督としての素質を持ち合わせていたのだ。

僕は、その才能に着いて行きたいと思った。

撮影部|髙本優



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