カフェの珈琲 その3

「焙煎」の概要が見えると、もう少し別のところでも焙煎を勉強したくなりました。これだけ世の中にこだわりのお店があるのですから、恐らく様々な方法論があるはずです。それらも見ていきたいと思いました。

が、カフェをやるのでまずは珈琲の抽出について知らなければありません。どうやら珈琲にはたくさんの種類の抽出方法がある、ということを色々と読み漁った雑誌、書籍から知りました。
そんなに色々あるということは、何か背景があってそれだけあるのでしょうけれど、体験してみないことには何も判断することはできません。各種淹れ方のお店に一通り行ってみて、それぞれに違いがあることを学びました。淹れ方は器具のメーカー、コーヒー専門店、ロースター(焙煎店)によっても、微妙に異なっていたり、同じ国の同じ農園の豆であったとしても、焙煎の深さが実はそのロースターさんによって色々と違う、ということを知りました。

何がどう違うのか?については普段お店で月1イベント「美味しいコーヒーを考える会」をやってますので、そこでお話しています。実は本日開催です!来月もやりますので、興味ありましたら是非ご参加下さい。

と話を戻して、
結局知れば知るほどに
「自分が好きなものはどれか?」
「(お金、手間、誰でも、という面で)できそうか?」
「独自性があるか?」
ということに尽きてきます。
結果的に珈琲を突き詰めていくことは、自分と向き合う作業に近しくなっていった気がします。
ある程度知識が増えたおかげで、珈琲を飲む楽しさ/見方というものは増えたと思います。何が良い何がダメの二元論ではなくて、この目の前の一杯はどういう背景でこうなっているのか?などを想像して味わうのが楽しくなりました。

次に続く

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