【薬膳の基礎】知っておきたい「気血津」と「五臓」
こんにちは☺国際中医薬膳師×管理栄養士の相川朋世です🍀
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【食を通してたくさんの人を笑顔に】をモットーに、食事でココロとカラダを整えて毎日を“ごきげん”に過ごせるお手伝いをします。
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薬膳を作ろうとするとき、まず知っていてほしいのが「気血津」と「五臓」です。これを知っていると、いろんな症状の薬膳や体質についてのコラムなどを読むときに、内容が理解しやすくなります。
〈気血津は身体の状態を把握するモノサシ〉
中医学では、「気・血・津」という3つの要素を使って、身体の状態をとらえます。3つのどれが多ければいいのではなく、3つのバランスが取れている状態が健康な状態です。
*気…生命活動を営むエネルギー
*血…いわゆる血液のことで、身体を滋養し、全身を巡る
*津…血液以外の体内の水分のこと
簡単に言えばこんなかんじ。
中医学では「気・血・津」のどれかが不足したり、過剰になることで病気になるといわれています。中医学が‟バランス医学”と言われる所以ですね。
例えば、気が不足した「気虚」の状態では身体のエネルギー源が不足しているため、疲れやすく、やる気が出ないなどの症状が見られます。
血が不足した「血虚」の状態は、今でいう貧血のような症状が出るほか、不眠や不安感のようなものが現れます。
このように、薬膳のベースである中医学では、この「気血津」のバランスを読み取り、身体の状態を把握しています。
〈五臓を整えて、バランスを調整する〉
「気血津」を作り出したり、貯蔵したり、巡らせたりするのは「五臓(六腑)」です。臓器そのものの機能だけでなく、各臓器が持つ精神活動などを含めた概念的なものを指します。
難しいですね。笑
*心…血液を巡らせるほか、思考や意思をコントロールする
*脾…消化吸収を担う臓器で、脾臓とは別として考える
*肺…呼吸を担い、全ての気をコントロールする
*腎…発育成長老化に関わり、「先天の精」を貯蔵している
*肝…血を貯蔵し、気血の巡りをコントロールする
〈「気血津」と「五臓」を整えるのが薬膳〉
薬膳は「気血津」のバランスを整え、「五臓」の機能を調整して、出ている症状を治します。いろんな記事があるけど、大体この2つのキーワードが出てくると思います。
この2つのキーワードを知っていると、記事が読みやすくなると思うので、どんどんまとめていこうと思います♪
五臓だけでなく六腑があったり、陰陽などほかのキーワードもたくさんあります。また今後まとめていくのでお待ちください~
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