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「読書感想文」の感想文

読書感想文が苦手だった

noteで読書感想文を募る読書感想文コンテスト「#読書の秋2020」の課題図書の中に僕の大好きな森見登美彦さんの小説「四畳半神話大系」があったので、久しぶりに読書感想文を書いてみることに挑戦してみました。

挑戦と言っているのは、小学生の時に読書感想文を上手く書けた記憶がなかったからです。

小学校で書かされる読書感想文が苦手だった。感想なんてどう書けばいいのか分からなかった。分からなかったから嫌いだったのか、嫌いだったからわからなかったのか。今になってはよく分からない。

確かノルマは原稿用紙3枚分ぐらいだったと思います。今思うとそんなに沢山の量には感じませんが、当時はこんなに沢山の書かないといけなのかと頭を悩ませていました。

3枚の原稿用紙をどうやって埋めようかということに必死になっていて、読書感想文あるあるかもしれませんが、本のあらすじだけで埋めて書くだけで、感想らしい感想は書くことができませんでした。

そもそも小学生の頃は漫画以外の本なんて全然読んでなくて、読書感想文の宿題が出された時にだけ強制的に何か本を選んで読まなければならなかったので、心動かされて感想を書きたくなるような、みんなに大好きだと言う気持ちを伝えたいような作品に出会っていなかっただけかもしれないのですが。

無理やり本を読んでいたので、現に何の本を選んで読書感想文を書いたのか、内容どころかタイトルすらも覚えていません。


読書感想文の正解って何だろう

漫画以外の本を読み始めたのは社会人になってからです。

外的要因で強制的読まされるのではなく、自分の好きな時にじっくりと選んで本を買って好きな場所で好きなだけ時間をかけて読む読書は本当に楽しいです。もしかしたら読書嫌いな人は小学生の頃に書かされた読書感想文が原因だったのではとも思います。

小学生の頃、「四畳半神話大系」のようなここまで心揺さぶられる作品に出会っていれば、苦にすることなく読書感想文が書いていただろうか。

とは言っても、今回書いてみた読書感想文も小学生の頃のように頭を悩ませて必死に書いたのではなく、難なくスラスラと書くことはできたのですが、自分ではそんなに上手く仕上がったとは思っていません。

相変わらずあらすじが大半を占めているし、最後にはアニメ版の「四畳半神話大系」をおすすめしてるし、感想文というよりちょっとしたレビューみたいになっちゃってます。

これを読書感想文と言って良いのかどうかわかりません。

読書感想文の正解がわかりません。

読書感想文って何だろう。


ということで、今回の読書感想文コンテストで優秀作品などに選ばれた皆さんの読書感想文を読んで、勉強していきたいと思っています。

読書感想文コンテストの詳細や課題図書などはこちら↓

皆さんの読書感想文を楽しみにしています!



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