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カウンセラーとの相性

プロのカウンセラーだから絶対に安心
スクールカウンセラーだから大丈夫

そんな風に思っていませんか?

カウンセリングは目に見えるものではありません。
だからこそ、クライアントとして「自分の感覚」に正直に
カウンセラーを選んでほしいと思います。

今回は私がスクールカウンセラーに初めて相談した時の体験をシェアさせていただきます。

スクールカウンセラーに相談したきっかけ


私のムスメは小学校二年生の時に
お友だちとのやりとりで大きく傷ついたことをきっかけに
メンタルダウン、学校へも行けなくなりました。

ひといちばい繊細なムスメは
お友だちからの心無い言動で傷ついているときも
「もうやめてほしい・・・このままだったら〇〇ちゃんのこと嫌いになっちゃう。ずっとお友だちでいたいからもうやめてほしい・・・。」
と話していました。

自分にとって嫌なことをしてくるお友だちに対して
「嫌いになりたくないから」
やめてほしいというのです。

HSCならではの感覚だなと思います。

そして、心に大きな傷を負い、寝ても覚めても苦しむ日々を送るようになります。

「誰か助けて・・・」

様々なところにアクセスしました。

スクールカウンセラーさんもその一人。

きっとプロの臨床心理士の先生だし、ベテランの先生と聞いていたので
なにか解決の糸口を一緒に探してくれると期待して
カウンセリングの予約をしました。

カウンセリングで起こったこと

学校でどんなできごとがあったのか
ムスメは「適応障害」「PTSD」と診断され苦しい毎日

そのことをすべてお伝えしました。

私自身もかなりメンタルダウンしていて
せめて人と関わるときは
「母親としての冷静さ」を保とうと必死でした。

ですが、カウンセリングの中で
ほろりと本音が出ました。

「どうして被害者のムスメが学校に来られないのか。」

「どうしてムスメがこそこそと保健室に登校しないといけないのか。」

「どうして加害の子たちは何事もなかったかのような日常を送っているのか。」

そんなブラックな胸の内を口にしたのです。

そうしたらそのスクールカウンセラーの先生は
こう言いました。

「お母さん、学校とはそういうところです。
いじめをしようが学校に来る権利はあるのです。」

私は言葉を失いました。

そんなことわかってる・・・

大人げない感情を抱く自分を恥ずかしいと感じたし
それを口にしたことも激しく後悔しました。

そしてそれ以降、そのスクールカウンセラーさんに相談することはありませんでした。
いくらでも無料で相談できて、学校との調整もしてくれて、学校だから家からも近かったけれど、「感情について話そう」という気持ちになれなかったのです。

肩書きや評判、料金よりもだいじなこと

その後、私は幸運にも心を開いて話せるカウンセラーさんやメンターさんに出会うことができたけれど
やっぱりカウンセラーとクライアントは人間同士の関りなので
相性は大きいです。

だからこそもし「この人になら自分の感情を包み隠さず話せる」と感じたら
その直感を大事にしてほしいです。

いつでもそういう感覚になれるカウンセラーさんに出会えるとは限らないからです。

出会いは自分で手繰り寄せることができます。
感覚は自分だけのものです。

子どもには「自分の感覚を大事にしてほしい」
「やりたいことを我慢してほしくない」
「出会いを大切にしてほしい」

そう思うのであればまずはママ自身が
「自分の感覚を大事に」
「やりたいことを我慢しない」
「出会いを大切に」
することをやってみてくださいね。

私は当事者だからこそできるカウンセリング
再現性が高く、みっちりとコミットするカウンセリングをしています。

少しでも興味があれば
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つながってくださいね🌟





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