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自身の直感体感自店のウリ得意技の総動員~

(当記事は2020年7月に書かれたものです。あとから読んでも参考になる内容のためそのまま公開しています)

前回の「後出しジャンケン万歳」の続きです。

前回の内容はややもすれば読んだ方が「思い違い」や「よからぬ方向」に行く可能性もあるため今回補足をしておきたいと思います。

前回の内容を乱暴なまでに端的にいうと、
「コロナが影響で廃業となる店舗も出てくる分、残った店舗に客は流れるから、これまで戦ってきた武器(得意技)を活かして営業すべき。テイクアウトやオンラインへの設備投資はもう少し待てばコストがさがってくるから弱小個人店は後出しジャンケンでいい」
みたいな話。

で、私の店「珈琲文明」ではこれまで通りの営業を続けてはいますが、客数も売り上げももちろん落ちてます。体感及び実数ともども30%減な感じです。その減少した30%分をテイクアウトやオンライン系で補うのではなく、豆販売を秋以降に導入しようと考えています。

ただし、豆販売によりこの減った売り上げ30%分賄えるかというとたぶん無理だと思います。そのかわりおそらくこれまでの平常営業の売り上げ&客数は徐々に戻ってくる、と踏んでいます。これは完全に直感です。ただの勘だから違ってそうなら即修正します。

ここで皆さんに伝えたいことは、とにかく他人や他所の意見等を鵜呑みするのではなく、直感、体感、自店舗の統計、自店舗のウリ、自分の得意技、を総動員してみてほしいということです。世の変化を気にせず変わらず「考えず我が道を行け」ということでは絶対にありません。「テイクアウト」ひとつとっても、やるなと言ってるわけじゃなく、テイクアウトするなら「うちの場合、これなら差別化出来る」というものに注力してみると良いでしょう。

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