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​ワンアンドオンリーのメニュー、業態、の作り方

その店の圧倒的なオンリーワンキラー商品や業態コンセプトを作れば、競争相手もいないし、メディア取材も放っておかない、価格競争などする必要もないということになります。

以前触れたカフェラボ会員でもある十条珈琲の「シンプリン」(※球体型のプリン)なんかはとても良い例です。


ですから皆さんも「そういうもの(オンリーワン商品)を作りましょう」で終わってしまったらそれはただのインチキコンサルです。

「そんなことはわかってるけど、思い浮かばないから苦労してるんじゃん」という心の叫びはもちろん聞こえますので、今回は具体的な方法まで踏み込んでお話しますね。

これはキラーメニューの他に(もしかしたら最も重要かもしれない)お店の業態やコンセプト構築のためにも活かすことが出来る考えなのでぜひよくお読みください。


先日、私が書いた著「人生に行き詰まった僕は喫茶店で答えを見つけた」を題材にした「読演会」というのがあり、著者である私もゲストで参加し、そこにいた人たちからの質疑応答で、

「1万時間の見つけ方のコツ」のようなものを訊かれました。

そもそもまず拙著「人生に~」をご覧になっていない方のために「1万時間の法則」の話を軽くいたします。

★ある物事に1万時間費やすとその分野において人は100人に1人の人材になる。

★1万時間費やした物事が2つあると1万人に1人の「人『財』」になる。

★1万時間費やした物事が3つあると百万人に1人の「逸材」になる。

だから1万時間費やしたもの3つ持ち、それらが重なる部分を活かせばそこはおそらく競争相手すらいない超希少価値でまわりも放っておかないことになるでしょう、というのが1万時間の法則の活用方法であります。


例えば皆さんが今携わっている仕事が5年以上になるのであればその仕事分野においては1万時間に到達しています。

またずっと長い間の趣味やマニアな物事も何十年も続いているのであればそれも到達していることでしょう。

つまり1万人に1人の人「財」には既に多くの人がその権利を有していることになります。


ではもうひとつは難しいのか?といいますと、例えば女性の方で子育てを5年以上している人であれば子育てという分野で到達しています。

また男性(女性であっても)は仕事を転職しそれぞれが5年以上経っているのであればそれはそれぞれにおいて到達していることになります。

つまりは100万人に1人の「逸材」の権利すら既に有している人が多いのです。


さて、ここでもう一歩だけ踏み込んだ話をします。

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