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多店舗展開について

前回店主の取り分と売上の限界」では売上の限界の話などをしました。そしてここのところ触れているキーワードは「月商80万円」です。

ひとつここで折に触れ念を押していることを今一度確認しておきますが、あくまでも「ひとりで切り盛りするお店」というのが大前提で話をしておりますので、もしも御夫婦2人でされる場合であればもちろんさらに上を目指していただきたいということと、仮に2人体制でまわすとしても倍の売上というわけにはいかないのが現実かと思います(ただ常に2人体制で行えるのであればハコのスケールももう少しあって良いので、ハコを大きく、席数をもっと確保出来そうならばかなりの売上も期待は出来ます)。そうはいってもやはりこれで大金を稼ぐというのは難しいとだけは言っておきましょう。

これから一国一城の自営業店主になろうとしている人には話が飛躍し過ぎるとは思いますが、今回は2号店、さらには多店舗展開の話をします。

まずワンオペの個人店が月商80万円を超えるあたりになったならば、それ以上になろうとするよりも、この80万円クラスの店舗をもうひとつ作ったほうが断然健全なお店になります。特に100万円を超えるレベルのお店になってしまったのであれば、変な話ではありますが、売上(というより主に人数なのですが)を抑える努力をする必要が出てきます。税金うんぬんの話とは別にそういう「努力」は大切なことで、この話もまたとても重要なことであると思うためまた後日改めて必ず述べます。

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