卵・乳製品・小麦アレルギーでも
Cafe心麦のオープン2日目。友人が息子さんを連れてご来店。
息子さんには卵・乳製品・小麦アレルギーがあるが、「心麦のパンケーキなら食べられるかも」とわざわざ足を運んでくれた。
心麦のパンケーキには卵も乳製品も使っておらず、小麦もアレルギーの発症率が低い古代小麦ディンケルを100%配合している。
発症率が低いとはいえ100%大丈夫というわけではない。
「せっかく来てくれたのだから食べられると良いなー」と思いながら2人分のパンケーキを焼いてテーブルへ。
息子さんがひと口ふた口と慎重に食べていく。
そしてその後ペースを上げて食べだした。
私「どうですか?」
友人「大丈夫そうだね。」
息子さん「美味しい!」
私はホッと胸をなでおろした。
結局、彼は友人の分も含めて2人分食べ尽くした。
入店時に硬かった表情もとても柔らかくなっていた。
外食といえば〝焼肉〟や〝ステーキ〟などの素材そのままを食べるお店しか行けないらしく、「外食の選択肢が1つ増えたことがとても嬉しい。」と言ってくれた。
〝焼肉〟や〝ステーキ〟なんて豪華だなあ。と一瞬思ったが、家族や友人と自由に行きたいお店を選んで一緒に食事をすることが難しいことを考えると、とても豪華だなんてひと言では片付けられないことに気づいた。
帰りにはオリジナルのパンケーキミックスも買ってくれた。
もっと食べたい(=美味しかった)という気持ちの現れだと思い、とても嬉しかった。
こうして友人達がオープン早々に来てくれたおかげで、Cafe心麦の芯の部分や存在意義を肌で感じ、しっかりと心に刻むことができた。とてもありがたく感謝している。
そしてこの日から9ヶ月後に友人親子の2度目の来店があった。
その時のエピソードはまた後日。
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