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外装完成☆

#12

2014-7

(※この文章は2013年以降のキートス公式サイトの日々の雑記をこちらに移動させたものです。)

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さて、やっと外装ができました。
外壁を白く塗り、看板は、箱文字にしました。

箱文字というのは、こんな感じのちょっと厚みのある文字です。
チャンネル文字といったりもします。

のっぺりとしたフラットな看板が、アジア感満載で好きではないので・・・

そして入り口ですが、これまでは居抜きのままで和風の家の玄関用の入り口だったのを、扉を大きくしてサッシを替え、さらにサッシにアイアン塗料を塗りました。
実はこのアイアン塗料、入手までにかなり苦労しました。

まずこのアイアン塗料とは何かを説明しますと、
何でも鉄のように見えてしまう魔法のようなペンキです。
名をSCHUPPENPANZER (シュペンパンザー)といいます。ドイツ製です。

で、施工例はこんな感じ

ところが、このシュペンパンザー、売り切れでず~っと入手困難。
であれば「ドイツのAmazonから直で買えるんじゃ?」という打開策を思いつきました。
即、世界のアマゾン横断検索サービス「Takewari」で検索したところ、あるじゃないですか。
値段的には、送料を加味しないと、現レートで約2/3ぐらいの値段です。
送料を入れて同じぐらいであればここで買ってもいいんでは?と思ってきました。

でドイツのAmazonから注文してみました。もちろんすべてドイツ語なので、Google翻訳を使いながら・・・
するとAmazonの回答は、ペンキは危険物のため、海外には送れないとのことでした。

それならば、間に海外転送サービスをかましてはどうかとやってみます。
海外転送サービスは、バイヤーとか個人輸入なんかをする人が利用するらしいのですが、簡単に言うと現地に事務所などがあり、日本へ送ってくれる会社です。
私の利用した海外転送サービスでは、こんな感じで自分専用の各国の住所をもらえます。Amazonなどから購入したら、送り先の住所をここにして、あとはこの海外転送サービスに日本へ送ってくれるよう依頼すればOKです。

海外転送サービスの料金を入れても、日本で買う値段と同じくらいだったので、一応、購入する前に問い合わせてみようということで、聞いてみました。すると

「インクは化審法という法律に抵触します。日本への輸入にあたり、成分表やMSDS(Material Safety Data Sheet)といった資料をメーカーから取り寄せ、事前に配送可能か確認をとる必要がございます。」

との回答。

化審法
日本の法律のようです。

じゃあ、成分表を添付すれば日本の通関を通れるということか。

じゃあ、海外転送サービスに何らかの形で成分表を渡してあげればいいのだな。

というわけで、シュペンパンザーの公式HPで成分表なんかが公表されていないかみたのですが、うーむ分からず。(ドイツ語というもあり。。)

ここまで来て、精根尽きて断念。

で、最後の最後に再度日本の輸入代理店を見たら、大量に輸入したのか、発売再開されているじゃないですか!!!

なんだったんだこの苦労。
でもいろいろ勉強になりました。カフェで物販を開始したら、いろいろ使えるしね。

そんなこんなで苦労して手に入れたアイアン塗料も無事塗れました!
夜で分かりにくいですがご愛嬌。サッシ、鉄に見えますかね。


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