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酸味のハリオ!V60の秘密とは!

世界的大ヒット商品,HARIOのドリッパーV60の秘密に迫ります!

今回は樹脂製と陶器製の比較も行います!どのドリッパーを買うのか迷っている方は参考にしてみてください!

コーヒー歴3年目の私は,様々なドリッパーをその時々によって使い分けています。そんな私がV60を使うのはコーヒーの持つ酸味を引き立たせたい時です。特にブルーベリーや赤ワインのような重厚な酸味を狙うことが多いです。

ドリッパーの特性

ドリッパーの内側全体に沿ったスパイラルリブ。

→ペーパーフィルター側面から抽出液が染み出し,スピーディーなドリップができる。蒸らしで膨らみを邪魔しない。

コーヒー豆の層が深くなる円錐型。

→お湯を多めに注いでも豆と触れ合う時間が長くなることで薄くなりにくい。

大きい一つ穴。

→抽出スピードが速く過抽出になりにくい(雑味が出にくい)。注ぎ方によって大きな差が出る(自由度が大きい)。

らしいです!笑

測定

それでは以下のドリッパーを測定していきます。

透明が樹脂01タイプ 茶色が樹脂02タイプ 白が有田焼の陶器02タイプ

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計測データは左 01樹脂 02樹脂 02陶器 (単位はmm)

①底穴の大きさ  20 23 21  一番広い部分で測定 リブは含まない

②リブの高さ   3 3.5 2   底部で測定 

③側面の長さ   79 95 96  内側の底部から上部まで

④上部の直径   90 111 109

⑤上部リブの長さ 22 23 29  上部のみの短いリブの長さ

考察

01タイプと02タイプを比較すると,③④は約1.2倍になっていました。これは体積比にすると3乗して,1.7倍ほど。つまり02は01に比べて1.7倍のコーヒー豆や水を入れることが可能です。

02の樹脂と陶器を比較するとほとんどのデータで1~2センチほど差が出ていることがわかります。これはおそらく,有田焼を作るときに釉(ゆう)薬を塗ることが原因じゃないでしょうか。

釉薬の影響は容量などにはあまり影響を与えません。しかしリブに関しては比率の問題で差が大きくなります。樹脂のリブは陶器のリブの1.5倍以上ですからね。結構変わってくると思います。

樹脂と陶器製の味の違いはリブによるものだと言えそうです。また陶器製のリブはが丸みを帯びて太くなっています。

あとは陶器は温まりにくいので,抽出前に器具を温めないと抽出時の温度に違いが出そうです。この辺はまた検証してみたいです!

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上は底穴の形状で,それぞれ違いがありました。樹脂の茶色いものは何というか…雑ですね笑 バリのようなものが残っています。同じ樹脂でもリブの高さが違うというのは意外でした!

陶器は明らかに丸っこいですね。味への影響はどうなんでしょうか。

透明のドリッパーを使うとよくわかるのですが,抽出液はリブをつたって落ちていきます。まっすぐなリブの場合ストンと落ちるのに対して,スパイラルリブは少し引っかかって落ちるのが遅くなるのではないかと考えています。

まとめ

今回3つのドリッパーを比較して,形状の違いはほぼリブのみと言えそうです。素材による保温性についての違いはまた検証したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!ご意見ご要望をコメントしてもらえると励みになります。今後もコーヒーや料理関係の検証をじゃんじゃんしていくので気になる方はフォローしてください!

それでは素敵なコーヒーライフをお過ごしください!







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