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チベットに降り注ぐ陽の光と切ない影「路上の陽光」ラシャムジャ著、星泉訳

文学ラジオ第84回の紹介本

チベットに降り注ぐ陽の光と切ない影

「路上の陽光」
ラシャムジャ 著
星泉 訳
書肆侃侃房

ラジオで初めてチベット文学をご紹介。チベットで生きる若者たちの揺れ動く心を繊細に描いた短編集です。現代社会で生きづらさに直面する若者や、少年が大人になろうとする瞬間が描かれ、我々日本人が読んでも感情を揺さぶられると思います。

ラジオでは全体的な魅力と、「路上の陽光」や「川のほとりの一本の木」などいくつかの作品のあらすじと感想を語っています。ぜひお聴きください!

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本書のあらすじ
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チベット文学を牽引する作家ラシャムジャ。
代表作「路上の陽光」をふくむ日本オリジナルの短編集。日本を舞台にした短編「遥かなるサクラジマ」も収録!

10歳の少年が山で父の放牧の手伝いをしながら成長していく姿を描く「西の空のひとつ星」、センチェンジャの横暴におびえる中学校の教室を舞台に気弱な男子ラトゥクが勇気を持つにいたる「川のほとりの一本の木」、村でたった一人の羊飼いとなった15歳の青年が生きとし生けるものの幸せについて考える「最後の羊飼い」など8作品を収める。


ラジオは毎週月曜日に更新しています。

各種podcast、Anchor等よりお聴きいただけます。


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