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つながりは、いつか輪となる

生きるためのカレー、日々営業を続けております。

この記事を読んで、たくさんの方々から声が届いております。みなさんどうもありがとうございます。順にお返事をさせていただきます。

先日、「求められた読み手」というオンラインイベントでお話をさせていただきました。全国、いや、アメリカ、スペイン、ニュージーランドなど海外からもたくさんの人が集まってくださいました。その数、60名。

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その中で主催の池松潤さんが「嶋津さんのお店、今大変だよね。実はいい考えがあるんだよ」と提案してくださいました。

「生きるためのカレー、みんなで食べない?」

生きるためのカレーのルーを真空パックでみなさんへ届けて、カレーをつくりながら一緒に食べる。「つくって、食べる」をみんなで共有する。それが生きるためのカレーを応援することになるし、何より楽しいじゃない?

「じゃあ、参加してもいいよっていう人、画面に向かって〇をつくってみましょうか」と同じく主催の仲高宏さんが声をかけると画面にはたくさんの〇と笑顔が並びました。

うれしいのと、恐縮なのと、みなさんの笑顔とやさしさで胸がいっぱいに。そうだ、僕たちは離れていても、つながっている。CafeBarDonnaは大阪の八尾という街にあるけれど、そこに人と物さえあれば、オンラインでも時間と体験を共有できる。実感を届けることさえできれば。

集まってくださったみなさん、賛同してくださったみなさん、ありがとうございます。そして、すばらしいアイデアをくださり、全力で応援してくださっている池松さんと仲さん、本当に本当にありがとうございます。

みなさんへお届けできる「生きるためのカレー」プロジェクトも準備を進めています。


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「何か手伝えることはないかな?」

それは映画監督の儘田聰さん。4月14日にアップした「生きるためのカレー」の記事を読み、すぐに連絡をくださいました。普段から企画やMCなどのイベントのお仕事でお世話になっている方です。

恐縮しながらお話をさせてもらっていると「いいんですよ。僕も仕事で助けてもらったことがある。それをお返ししているだけですから。〝生きるためのカレー〟で支援してくれている人たちはみんな同じ気持ちだと思よ」と言ってくださいました。日々、普段ならば味わうことができない言葉をいただきながら、僕たちは一歩ずつ前に進んでいます。

そして、儘田さんに「生きるためのカレー」の映像を撮っていただくことが決まりました。儘田さんは大手企業でマネージャーをしながら自主製作の映画を撮っている方で。その作品は高い評価を得て、とある映画祭に出品した作品では押井守賞を受賞されていらっしゃいます。支援してくださった方にもCafeBarDonnaが、店長の伊藤が、そして生きるためのカレーがどのようなものであるかを儘田さんの映像で伝えることができる。

まだ何もみなさんへお返しできてはいませんが、前に進んでいる「生きるためのカレー」の姿をお見せできればと思います。

このつながりは、いつか大きな輪となる。そう信じて、僕たちは毎日を大切に生きています。


※トップ画像の書と絵は雪蓮さんからの贈り物です。

(※この文章はCafeBarDonnaの嶋津亮太が書いています)




店の運営資金と店長の伊藤充へ渡します。