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文学フリマに出店することの楽しみとは

1月15日に京都の「みやこめっせ」で開催される文学フリマ京都に出店する。2021年から、東京(2回)、大阪、岩手で出店したので、これで5回目になる。
このイベントは、同人誌とかZINEとか言われている出版物を販売するブースが集まった、まさにフリーマーケット。本や活字好きの人には、ぶらぶら会場を歩いて、面白そうなものを手に取ってみる、というだけでも楽しいのではないか。
私が文学フリマに出るひとつの目的も、その辺にある。それぞれ工夫をこらした表紙デザイン、そして立ち読みでは充分に感じとれないものの、中の作品。さらには、無料配布チラシ、呼び込み、店頭ディスプレイといった要素もあり、それこそ中東の市場を歩いているような、いい意味でのカオスも感じられる。
事前に公式サイトで各ブースの概要をまとめた「ウェブカタログ」が公表されるので、これをチェックしてから参加するとさらに楽しみが増す。

さらにもうひとつの参加目的が、自作の販売。ZINEを作るということがいかに大変か、と毎回思い知らされいるが、なんとか続いている。
今回は、比呂啓さんとじょいっこさんとの合作になる中東菓子バクラヴァについてのZINEの増補新装版を新発売する。

1月15日販売開始
主な内容はこんな感じ

さらには、このnoteに書いたものを編集し、書き下ろし作品を加えたアンソロジー集「カフェバグダッド アンソロジーvol.2」も販売する。

主な内容はこちら

多くの方々に来店していただき、これまでSNSでチェックしてもらっていた人たちとも実際に会って話をすることができることが、実は文学フリマに出る一番の楽しみかも知れない。京都での出会い、今から楽しみだ。

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