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#60 山と淹れたてコーヒーを楽しむ

スコーンと青く抜けた空が広がった日。
友人と2人で山歩き。

6月とはいえ暑いので、標高が高めの山へ。
陽が当たるところは暑かったが、山の中へ入ると一気に涼しくなった。
木が日差しをさえぎってくれる。

私たちの登山は、今のところゆるゆるとのんびり歩きながら自然を愛でるのと
山で食べるお弁当とおやつを楽しみとしている。

山歩きは運動不足解消のために始めたが、自然の美しさやその中にいる気持ちよさに魅せられ始めている。


ふと足元に目を落とした時の木漏れ日のキラキラに感動したり。
太陽の光を受けてまぶしく輝く緑に見とれたり。


眺めのいい場所にシートを広げてお弁当
卵焼き、ソーセージ、にんじんのソテー、かぶとブロッコリーのサラダと
おにぎり。
おにぎりの具は梅。それをしそと海苔で巻いた。


おにぎりにしそを巻くのは、前回山歩きしたときに別の友人が作ってきてくれたのが絶品でおいしかったので今回まねしてみた。
おにぎりにしそと海苔がとても合う。


お昼を食べてエネルギーチャージしたら元気回復。


稜線を眺めたり
絵本に出てくるような小道や
木漏れ日のキラキラした道を歩いて行くと
休憩に絶好の小さな広場があらわれた。
大きな木の下に、ここに座りなさいと言わんんばかりの木のベンチがあって、コーヒータイム。
おやつには無印良品の『いちごのブールドネージュ』を楽しみに持ってきた。


なんといっても1番の楽しみは、友人が淹れてくれるコーヒー。


アウトドア用の「ジェットボイル」という湯沸かしができる優れものを持ってきてお湯を沸かしてコーヒーの粉をドリップして淹れてくれた。
手際よくセットして点火すると「え、もうわいたの?」とお湯が沸く速さにびっくり。
しゅんしゅん沸いたお湯をドリッパーのコーヒーの粉に少しずつ回しながらかけていくと粉がハンバーグのように膨らむ。コーヒーが下のカップに落ちていく。

山の中で淹れたてのコーヒーを飲めるとはこんなに楽しいものなのかと思う。

小ぶりのさつまいもチップスと、友人がタッパーに入れて持ってきた「くるみと黒糖」が素晴らしくおいしい。
おやつにもなる黒糖と、味のついてない素のくるみの相性が抜群で交互に食べると手が伸びて止まらないおいしさ。
もちろんコーヒーとも最高の組み合わせ。


たくさんおしゃべりをしながらおやつを楽しむ至福の時間。
静かにいつまでも眺めてもいられる素敵な場所だった。


帰りに登山口近くでソフトクリームを見つけてまだ食べる。
ミルク感たっぷりで、またおいしい。
ソフトクリームを食べながら眺める景色も最高。
アジサイもきれい。


美しい景色、おいしいもの、友人との楽しい時間に感謝。

50代半ばで仕事もしているので、次の日動けるかなと体力と相談しながらの登山。
暑いので躊躇した登山だったけれど、こんなに楽しい時間を過ごすことができ、
行って良かった。
行ってなかったらこんなに素晴らしい景色に会えず、もったいないなかった。

したいと思いついたことで、あれこれ理由をつけてやらないことも多いけど、
できることは全部やってみたい。
と思うこの頃。

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