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記憶スケッチ(男子編)

『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』(カタログハウス)に触発されて挑戦した記憶スケッチシリーズです。
「記憶スケッチ」とは、出されたお題の絵を何も見ずに、書き直しもせずに、記憶だけを頼りに描くというおすすめゲーム。

これまでに、「女子編」「実家編」をご紹介しました。

「女子編」「実家編」に続きまして、今回は新たに男性3名が挑戦した「男子編」です。
メンバーは、いつも当店のイベントの際にケータリングでお世話になっているロジェ・ア・ターブルの安達シェフ、お隣に住む義兄、そしてわたしの夫。全員オーバー40歳のいいおとなです。
当店を取り巻く個性派ぞろいの男性陣、さてどんな画才を発揮してくれるのでしょうか。
ちなみに今回のメンバーは、同じお題の「実家編」の作品は一切見ておらず、もちろん事前にお題も知らされていません。そして何も見ずにボールペンで描いております。
それではいってみましょう。

最初のお題は「」。
まずはA氏から。

A氏の作品

おお。年賀状的勢いのある龍です。全身を描かずとも特徴を捉えた簡潔さ、なかなかの絵心を発揮。小学校の先生が褒めるであろう、のびのびとした龍です。


続きまして、B氏の作品。

B氏の作品

ちょっと、すごくないですか? どこからどう見ても龍です。バランスもいいし、センスあふれる一枚。
惜しむらくは、玉が6個しかないところ。「龍→ドラゴンボール→7つの玉」と連想したようです。


最後はC氏。

C氏の作品

これは西洋風の「龍=ドラゴン」ですね。上手い。すでに脳内でキャラクターができあがっている感じ。
ただし、意味も無くブラジャーなんか着用しているところが下品です。せっかくの絵が台無しです。

さて、なんというか、今回の男性3名は同じお題の「実家編」メンバーの絵とはまったく違う雰囲気があります。のびのびとした少年心があふれているような。
そしてみんな上手い。
上手いと面白くないんですけど。


次のお題は「ミキサー車」。一挙にどうぞ。

A氏の作品
B氏の作品
C氏の作品

さすが男子は乗り物系が上手いなあ! 
おっと、A氏、やや車は苦手でしょうか?


さて、次のお題は「」。
「実家編」ではみんな「猫」になってしまったお題ですが、男性陣の虎はどうでしょうか。


まずはA氏。

A氏の作品

うん、なぜか虎に見えます。どうしてなのか、猫ではなく虎に見えます。
なぜだろう。
子供の頃に愛用していたぬいぐるみに似ているからかな。


続きまして、B氏の虎。

B氏の作品

「あっ、柄間違えた!」と描き終わった後に焦っていたB氏。
柄も問題かもしれないけれど、そもそもこのポーズがいけないのでは? 
騒いでいるヒョウ柄好きの人間にしか見えません。着ぐるみ感満載。


ラスト、C氏の虎。

C氏の作品

アニメ的略し方が神がかっています。しかもインパクトがある。モチーフは虎、と言われれば、虎かもしれない。
Tシャツにプリントしたくなるデザインです。
C氏が写実主義じゃないことはわかりました。


最後のお題は、「」。
まずはA氏の馬です。

A氏の作品

え。急にやる気をなくした感のA氏。お題は「馬」なんですけど……。
鼻メガネかけてるようにも見えますね。インテリ馬?
夢の中でこれに出会ったら怖い予言を聞かされそう。ちょっと不気味です。


続いてB氏の馬。

B氏の作品

どうしたんですか、B氏も。
「龍」の時のあの才能、どこに行ったんでしょう。
ニワトリ……?
いや、脚が4本あるから鳥じゃないよね。でもその4本の脚、妙な交差の仕方を……。
B氏曰く、「背中に『5番』ってあるでしょう? 競走馬だから脚の動きが速くて、それを表現してる」とのこと。
そんな脚の動かし方で速いはずがないです。
騎手はどこに落としたんでしょう。


最後、C氏の馬。

C氏の作品

すごいね! そのアングルを選んで、一発で描き切る迷いのない筆運び、あっぱれです。古代人の壁画的タッチ。
お尻の穴を見せちゃうところに、そこはかとなく漂うC氏らしさ。

というわけで、3名の男性陣はなかなかの才能を見せつけてくれました。
オンラインでも楽しめます。
皆様も、やってみてはいかがでしょうか。

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