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③ 出会いのルール

「国際結婚・国際離婚 これから私は
”I do what I want!”」の③章目

①はじめに はこちら↓↓↓
https://note.com/caco28may/n/nd5a330e83404
②なんでアメリカ? はこちら↓↓↓
https://note.com/caco28may/n/nd5a330e83404#2uF14

私と元配偶者の出会いのきっかけはネットだった。
携帯の外国人用出会い系・友達募集系アプリで出会った。

私の英会話スキルは駅前留学で大量のチケットを無駄にすることなく使い切った果てに習得したものだが、それをそう簡単には忘れたくない・英語で話す機会が欲しい・外国人の友達や繋がりが欲しい・あわよくば素敵な出会いがあれば儲けもの…と言う邪な期待も大いにあった。

何を隠そう、私は今までろくな男に引っ掛かっていない(泣)
若い頃に付き合った相手とは婚約までしたけれど、その人も後から思えば残念だったと言わざるを得ない。いや私の見る目がなかったと言うべきか。その為自分の直感が信じられない。

その数々の苦い経験のお陰かはたまた私の性格上からか、日本でのいわゆる結婚適齢期を過ぎてからも、元カレを思い出し「彼とやり直せたら…」と涙で枕を濡らすことも殆どなく「あの人、今頃どうしているかしら?元気にしているかしら?幸せなら良いのだけど…」とセンチメンタルな気分になることはない。潔いほど一切ない
よく「女の恋は上書き保存」と言うがそれをまさに地で行くスタイルだ。

色々と痛い目にあっているにも関わらず、その上選択範囲が狭いとも言える外国人の男性を私が選ぶと言うか好む理由はまた別の機会に綴るとして、出会いを求めその相手を吟味し、実際初めて会ってからその後もデートを続けるかどうかを判断する為に、私は相手への自分なりのルールを決めている。

ルールその1:
実際は勿論のことメールでもきちんと挨拶・会話のキャッチボールが出来るか?

ルールその2:
エロ写真を送り付けてこない、またこちらにも要求してこない。
いるのよ、私の場合はヨーロッパ系の方が多かったけど『Do you like European bananas?』とか言って自分のチ〇コ写真を送り付けて来るおバカさんが。
 
ルールその3:
お互いをよく知りもしないうちからやたらと飲みに誘わない。

ルールその4:
すぐに家に誘わない。

ルールその5:
世間一般的な友好関係を構築するのに最低限必要なホウレンソウ(報告・相談・連絡)が出来るか?

ルールその6:
クラブ遊び狂いでないか?ギャンブル狂いでないか?すぐに金の話をしてこないか?借金がないか?

ルールその7:
まっとうな職業につき法に触れるような悪さをしていないか?

細かく上げればまだあると言えばあるが、上記7つが私のどうしても譲れないルールだ。これは国籍を問わず全ての国籍の人に当てはまる事だが、特に欧米人には何が何でも譲れない。
外国人と言うだけで日本じゃ7割増しでモテる、日本人女は簡単だぜ!などと、どこで吹き込まれて来たのかしょうもない武勇伝を真に受けて
『俺もウハウハのハーレム経験をする~』と勘違いしている馬鹿者が実際にそして多数いるのだ。ネットでの出会いで早々にルール3,4,6を出してくる者は問題外。0点と言って良い。
あとこれは個人的な見解ではあるが、毎週末夜の六本木や渋谷に繰り出している者は殆どの場合ハズレと思って良い。
(『ひどい!私はクラブでナンパがきっかけだったけど楽しく幸せにやってるわ!』とご立腹のアナタ。何度も言うがあくまでこれは私の経験上と個人的な見解なので怒りは治めて戴きたい。アナタはラッキーだったのだ!!)
これから「ネットでの出会い方にもちょっとトライしてみようかしら?」などと考えている方は是非参考にして戴きたい。

さて、ネットで誰が適正か数人の男性をピックアップし同時進行でメールでのやり取りを繰り返す中で選抜していくのだが、生理的に受け付けない・見た目や話し方がどうにも絶対無理と言う以外は幅広くトークをしてみるのをお勧めする。そして沢山デートもしてみてほしい。
見た目は好みではないけれど「案外話していると楽しい」とか「趣味や好みが似ていて話が弾む」とか「好きな音楽や食べ物で共感できる」とかやっぱり大事だと思うのだ。長い時間を一緒に過ごすパートナーはやはり中身とフィーリングが勝負。ダメ男では話にならない。

私の場合も複数人の中、感じの良かった人の中で元配偶者がいた。
頭髪はM字に後退していたがアンパンマンのようなツヤツヤした頬っぺたで満面の笑みを浮かべた元配偶者の写真は決してイケメンではないが好感が持てた。
メールでのやり取りでも感じが良いし、仕事も軍人=バックグラウンドがはっきりしているので犯罪歴もなくまっとうな職業と言える。
そしてエロ写真も送り付けて来ないし要求もしてこない。
彼は日本に赴任になって当時7~8ヵ月が過ぎたところだったが、1人でも物おじせずに色々と出歩いて観光もしているようだった。
これは日本と言う国にも人にも興味があると言うことだろう。
今のところ条件はクリア! 

「石橋を叩いて渡る。なんなら叩きすぎて壊す勢い?」と言う程に慎重派な私は浮かれる気分を押し殺し、簡単に会うことはせず様子を伺った。
2か月半ほどメールで交流を続けた後にやっと彼から「会ってみないか?」と提案があった。
「良いアイディアね、是非お茶でもしましょう。」と返信。
この「お茶」と言うのがポイント!
私が彼とやり取りを始めたのは38歳。
こちとら伊達に歳を食っているわけではなく上記に書いたように知恵も警戒心もあるので、昼間の2~3時間お茶かランチ&人通りの多い場所でと指定した。
これで渋る男は『そう言う目的』の男だ。
ルール3,4,6を出して来なくても「はっはーん、そっちの目的ね?」と一発で分かる。そんなのはいらん。 時間の無駄だ。
が、彼は私が出した条件に「OK~」とアッサリ返事をよこしたのでまずは第一関門通過。
そうして初対面を済ませ、お互いに「いいんじゃない?」と感じデートを重ね…と言うのが私たちのなりそめだ。
SNSや様々なツールが溢れる現在、きっかけは千差万別だし今のご時世「ネットでの出会いなんて」と目くじらを立てる人も少なくなった。
良いことだ。人との出会い方には十人十色。
パートナーとの出会い方は、友達の紹介や趣味がきっかけ・職場の同僚などオーソドックスなものから旅行先・ナンパやバーやクラブで出会った人もいるだろう。
私のように出会い系の人も。

どんな馴れ初めやきっかけであろうと胸を張って良いと私は思う。
どこにでも「はずれ」はあるし「当たり」もいる。
なので異性でも同性でも「当たり」に出会うべく、どんどん積極的に動いて行きたいものだ。
その場合には、是非とも「自分ルール」を作って頂きたい。
どんな人と出会いたいのか、どんな人が好みなのか?
どうしても譲れないところ、妥協出来るところ、ルックスや性格など書き出してみると良いと思う。
そうすると自分が求めるものが明確になり選択するときの助けになる。
私は2019年に離婚をし めでたく(?)バツイチの仲間入りをした訳だが、新しいパートナーを見付けること・再婚には大いに乗り気であるしあきらめるなんてこれっぽっちも考えていない。
コロナ禍の今(2021年9月現在)、フラリと外を出歩く事が難しく出会いを求めるには厳しい時期ではあるが明けない夜はない。
(離婚してから結構経ってるけど何よ、アンタまだ一人じゃないのよ!と思われた方、色々事情があったのよ。それは追々…)

私がまた恋をして誰か一緒に生きていくパートナーと出会うその時が訪れるまで英気を養っておこうと固く決意をし、ノーメイク・眼鏡の週末を過ごす私である。うん、まずは腹の浮き輪を小さくしよう…

教訓:出会いルールを決めて、男の言葉ではなく行動を見極めよ

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