銀座の一流有名Bar「心にのこる仕事をする」バーテンダー岸久さんから学ぶプロの接客の極意
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀に出ていた、有名なスタア・バー・ギンザ(STAR BAR GINZA)のバーテンダー岸久さんがプロフェッショナルについて、このように言っています。
http://www.nhk.or.jp/professional/2016/0215/
なりわいをこえたところで、心に残る仕事をするひと
今では、バーの顔ともなっている岸さん。
新人のころは、周りはお客さんと話がうまくできているのに、自分は「目つきがわるい」だのお客に言われたりするほど、うまくいかずにとても悩んだそう。
客商売なのに、他のバーテンダーたちのようにうまく接客ができないと、思い悩むこともあった。しかし、いつしか「たくさんの客がやってくるバーでは、マニュアルが通用しない。だからこそ、自分の本心でもって向き合うしかない、それで受け入れられなかったらしかたない」と考えるようになった。今では、そういう岸の正直な姿勢にひかれてやってくる客で、店はあふれている。
岸さんのいうように、接客ってマニュアルは通用しない。
たしかに、本心で向き合ってこそ相手に伝わるもの。
営業中、岸はカクテルを口にする客の表情を、さりげなくチェックしている。
彼は仕事のルーティンとして最初の一口を口に含む瞬間を見逃さずにチェックする。
そして、相手のようすをよーく観察したのち
アルコール感が強すぎたり、甘すぎたりして口に合わないように見える客には、出したカクテルを引き取って作り直すこともいとわない。その一杯を楽しんでもらうために、できることはすべてやるのが、岸の流儀だ。
彼が本心で向き合う、と言っているのは「心から楽しんでもらいたい」という思いからです。
ではそういう気持ちを持っていたら、だれでもプロ級な接客ができるか?
プロにはプロの極意があります。それを知らないとただのルーティンワーク的な接客になるかもしれません。
プロがやっている接客の極意
前述の”相手の反応を見て、マイナスをとりはらう努力”もそうですが、いい仕事をする人って、人には見えないマニュアルがあると思う。
この番組では、岸さんのプロフェッショナル論に注目していますが、わたしはさりげなくやっているけれどもプロとして欠かせない極意の要素に注目しました。
「マニュアルは通用しない」と言っていますが、プロには人からは見えないプロのマニュアルがある、とわたしは思う。
いい仕事をする人は、人にはないマニュアルを持っている。
これエアライン時代につよく感じていたことで、自分も出来る人から学び取ろうとしていたし、インストラクターとして訓練生に伝えたかったことでもありました。
できるひとって、その人にしかない心がけとか、メンタルとか、考え方とか、行動などを持っているものなんですよね。
成功したければ、プロを見習う。
接客サービスの世界も同じです。
そこで、番組では解説していなかったプロが実践している「見えないマニュアル」を見える化して解説します。
番組を見た方も見ていない方も、プロの接客を別の視点で知ることができるようにポイントをとりあげていきます。
接客のお仕事をしている方・もっとスキルアップしたい方・接客の現場のマネージメントに悩んでいる方はぜひ見てみてください。
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