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おすすめチョコレートタブレット

現時点での個人的な好みだけを書いております。

●CACAO HUNTERS トゥマコ70%

 運営者をタブレットの世界に引き込んだ一枚。西麻布の丸山珈琲店で頂いたときの衝撃が、今日の活動を支えています。ダークチョコレートのイメージを覆すほどクリーミィで凝縮された味わい。さまざまなナッツのなかにキャラメルを感じるフレーバーは、グルメな方にもおすすめしたい洗練された味わいです。

●ジャン=ミッシェル・モルトロー

 こちらは薬糧開発株式会社が、バレンタインの時期に輸入されるブランド。オーガニックと語ることは非常に難しいチョコレート業界ですが、有機JAS認証を取得しています。毎年ラインナップが変わりますが、前回頂いたクリオロ種のタブレットが濃密で上品でしたので、こちらをご提案したいと思います。

●テオブロマ カカオブラン ピウラセレクト

 言わずと知れた日本の巨匠土屋シェフのブランド。その中でも非常に印象的だった一枚。世界で栽培されているカカオの95%以上の生豆は中がむらさき色です。しかし原産地である南米の原種に近いカカオでも、生豆が白いものは美味しさが凝縮されているうえに、超絶希少な存在。ペルーらしいベリー感で、濃密なラズベリージャムを食べている感覚に陥ります。

●パレドオール インディア70%

 三枝シェフのマエストロ哲学が凝縮されたブランド。インドでカカオが栽培されていることも驚きだが、食べた瞬間に感じるレモンフレーバーにも心底驚かされます。タブレットは14工程を経るという大変に手間のかかる食の工藝品。このテイストとフレーバーのポテンシャルを引き出しながらも、なめらかに仕上げられた一枚はタブレットライフの中でも希少な体験。

●フリスホルム チュノトリプルターン

 日本の名インポーターとして特に著名なトモエサヴールが輸入する、フリスホルム。驚きの一枚としが言いようがありません。ここまで洗練され、上品な仕上がりになるタブレットも珍しい。というのもチョコレートのカカオ豆は発酵食品である。空気に触れさせない嫌気発酵と、空気に触れさせる好気発酵とそれぞれが必要な工程。その中で空気を含ませる回数3回、つまりトリプルターンをさせますが、その繊細さ極上の仕上がりになっています。

 あくまで運営者個人の好みなので、テイストが偏っていることを認識しています。さまざまなタブレットを日々頂いていると、お気に入りが変わることもしばしば。また食べる方によって「もっとベリー感のあるのが好き」であるとか、「黒糖を食べているような感覚が美味しい」という方もいらっしゃいます。タブレットの選び方は人それぞれ。ぜひご自身のお好みを見つける旅に出られても良いかと思います。

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