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Eagle's Eye 第7節 vs西宮 プレビュー

第7節、FE名古屋は西宮ストークスと二度目の対戦を迎えます。
前回の対戦はFE名古屋の2勝となりましたが、それも西宮の3人の外国籍選手が合流する前の話。今回の対戦の参考にはならないといっていいでしょう。そんな今節について、見どころをまとめてみました。(選手名は敬称略)

西宮ストークスについて

前回の記事を参照↓

<西宮の前節のハイライト>

・第1戦

・第2戦

注目点① 3人の新外国籍選手

 前回の対戦後、西宮にはタイプの異なる3人の外国籍選手が新たに加入しました。簡単に紹介すると、アレクサンダー・ルオフはバスケットIQが高くガードとしてもフォワードとしてもプレーできるコート上の指揮官、デクアン・ジョーンズは高いスキルと身体能力でガンガン得点を取りにくるエースタイプ、シェイク・ムボジは長いウイングスパンと機動力で攻守に貢献する大黒柱、といった感じでしょうか。
 選手のタイプとしてはとてもバランスの良い組み合わせだと思うのですが、なかなかチームの成績が上向いてこない西宮。個人的には、ジョーンズのシュートセレクションの悪さムボジのファウルトラブルがその一因となっていると思います。
 ジョーンズについては、能力の高さは感じるものの、無理な場面でのシュートや味方が準備できていない状態でのシュートがやや多い印象です。ただし、こういう自分のリズムでシュートを多投してくるタイプは、一度のせてしまうとタフショットでもガンガン決めてくる怖さがあります。FE名古屋としては、彼に確率の悪いシュートを打たせつつ、しっかりリバウンドを取ってセカンドチャンスを与えないことで、ジョーンズを波にのせないようにしたいです。
 また、ムボジについては、自身のコンディションの問題なのか、元いたリーグとのファウルの基準に若干のズレがあるのかはわかりませんが、不用意なファウルでプレータイムを制限されてしまう場面が見受けられます。正直、機動力の面ではフィッツジェラルドもウォルドーも苦戦すると思うのですが、Bリーグでの経験の長さを武器に上手くムボジのファウルを引き出すことができるとFE名古屋としては優位に立てると思います。

注目点② ディフェンスの鬼、今野翔太

 今季、大阪から加入した今野翔太は、今のB2の中ではトップクラスのディフェンス能力を持っていると思います。前回の対戦では、ティルマンには今野がマッチアップすることが多く、サイズの差に苦戦していましたが、外国籍選手が3人揃ったことで、その必要もなくなります。
 おそらくは杉本や松山にマッチアップすることになると思いますが、前回の対戦で効果的だった彼らのドライブを今野に封じられてしまうと、FE名古屋としては途端に苦しくなることが予想されます。今回の対戦では、杉本や松山が今野のプレッシャーに負けず前回のような活躍ができるかという点も注目ポイントになってくると思います。

注目点③ ゾーンディフェンスは通用するのか

 今回もFE名古屋はそれなりの時間、ゾーンディフェンスを使ってくると思います。その理由は、マンツーマンではおそらくウォルドーやフィッツジェラルドがムボジやジョーンズのスピードについていけないからです。したがって、FE名古屋としては、ゾーンを敷いて複数人で囲むことでターンオーバーさせたり無理なシュートを打たせたりしたいところでしょう。
 ただし、ゾーンには不安要素もあります。先日の山形戦を見ていると、特にビッグマンがフリースローレーン付近の選手をカバーできずにフリーにしてしまう場面が何度か見られました。ゴール下や3Pに比べて得点効率の落ちるミドルレンジはある程度諦める、というのもひとつの策ではありますが、あまりにもフリーにさせすぎていたと思います。特に今回、西宮にはバスケットIQが高くパスの上手いルオフがいます。彼にフリースローレーン付近でスペースを与えてしまうと、簡単に攻略されてしまいかねません。
 例えば、ルオフが出場している時間帯はティルマンとフィッツジェラルドの組み合わせでマンツーマンで守り、ルオフがいない時間帯はゾーンで守る、というような切り替えも効果的かもしれませんね。

注目点④ 坂本健の引退セレモニー

 14(土)には、DANCE & DUNKと銘打たれた坂本健の引退セレモニーが行われます。一体どんなダンスを見せてくれるのでしょうか?FEgirlsとの共演はあるのでしょうか?
 あのマイケル・ジョーダンの「LAST DANCE」に勝るとも劣らない「LAST DANCE」を見せてくれるはず。ぜひ、会場で最後の勇姿を目に焼き付けましょう!ちなみに、ダンクもするらしいですよ。

まとめ

 外国籍選手合流後もなかなか思うようには成績が上向いてこない西宮。FE名古屋とはすでに3ゲームの差が開いてしまっており、今節に懸ける想いは相当なものだと思います。その気迫に負けず、ライバルをしっかりと蹴落としておきたいところですね。コウノトリの背中を蹴って、さらに高く飛んでいきましょう!!

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