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Weekly FE名古屋2021-22 #12

今週のTopics

① 青森を退けて東地区2位集団との連戦へ
② 第一の刺客、仙台89ersの注目ポイント
③ FE名古屋オリジナルカレンダー!

青森を退けて東地区2位集団との連戦へ

 今節の相手は、第12節にしてようやく外国籍選手が3人揃った青森ワッツでしたが、FE名古屋が力の差を見せつける形で連日の快勝となりました。

闇が深そうなマスコットたちの圧にも負けずに快勝
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 失礼を承知で言うと、青森としては負けて元々、FE名古屋としては絶対に落とせない試合ということで、こういう試合は得てして難しい展開になる場合も多いのですが、自分たちがやるべきことをしっかりやり切って勝てたのは素晴らしかったと思います。

 Game2では青森のディフェンスのプレッシャーに負けてターンオーバーとなってしまう場面もありましたが、今季のFE名古屋の持ち味である強固なディフェンスは崩さず、安定した試合運びができました。点差が開いた後でもディフェンスの強度を保てるというのは、その強度が基準としてチームに根付いているということであり、日頃から良い練習ができている証拠だと思います。

Game2で4/4の3Pに加え、DFやルーズボールでも貢献した宮崎
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 また、オフェンスではGame2での野﨑零也の29得点(FG12/12のノーミス)を筆頭に多くの選手が確率よくシュートを決めることができたのも収穫のひとつです。
 「FE名古屋の強さの秘密を大解剖!」の記事でも書いたように、ここまではシュート成功率に関してはそれほど高くなかったFE名古屋ですが、これを機にシュートの調子も上向いてほしいところですね。

野﨑フェスティバル!
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 これでFE名古屋は7連勝で通算20勝3敗。もちろんB2全体1位をキープです。
 一方で混沌としてきたのが東地区の2位争いで、越谷アルファーズ福島ファイヤーボンズ仙台89ersの3チームが15勝8敗で並んでいます。その次に、開幕から好調だった山形ワイヴァンズが少し順位を落として12勝11敗で続くという状況。
 ここで注目したいのが、FE名古屋の今後の日程です。

FE名古屋の今後のスケジュール

…直接対決だらけじゃないか!

 いや、これはなかなか厳しいです。強い相手が続くことはもちろんですが、どのチームもなんとしてもFE名古屋を引きずり落としたいと考えているでしょうし、いつも以上に対策を練ってくるでしょう。いわばFE名古屋包囲網。
 さらには、この寒い時期に東北と名古屋を行き来する移動面での負担も加わります。なんと平日開催までありますからね。

 もちろん直接対決なので、ここで各チームを叩くことができればFE名古屋の首位固めが捗りますが、そう簡単にはいかないでしょう。離脱中の笹山貴哉の復帰にも期待したいところですが、逆に連戦の中でコンディション不良で欠場する選手も出てくるかもしれません。ベンチメンバーを含めた総力戦になることは間違いないと思います。
 開幕から今まで、タイムシェアしながら底上げをしてきたチーム力が試される9連戦になりそうです

第一の刺客、仙台89ersの注目ポイント

 ということで、次節の相手は仙台89ersです。今回はちょっとスタッツをいじってみたので、それを見ながら注目ポイントを探っていきましょう。
 スタッツに馴染みのない方でもわかるようにできるだけ説明を入れていきますので、よろしくお付き合いください。

B2各チームのオフェンス/ディフェンスのレーティング比較

 まずこちらは、B2各チームのオフェンシブレーティング(オフェンス100回当たりの得点)ディフェンシブレーティング(ディフェンス100回当たりの失点)を比較したグラフです。
 オフェンシブレーティングは、数値が高い方が得点が多くて高評価、ディフェンシブレーティングは、数値が低い方が失点が少なくて高評価となります。

 これを見ればわかる通り、FE名古屋と仙台はともにディフェンスが良いチームであることがわかります。
 ディフェンスが良くて失点が少ないということは、どちらが勝つにしても点差が開きにくい試合になるということ。最後まで結果がわからない、胃が痛い試合になりそうな予感がしますね。

両チームのチームスタッツ比較

 続いては、両チームのチームスタッツの比較です。
 ここで注目したいのは、FE名古屋の3Pの試投割合(左上の円グラフの「3P」)と、仙台の3Pの被試投割合(右上の円グラフの「3P」)です。
 FE名古屋は、FG(フリースロー以外のシュート)全体の40.8%が3Pと、シュートの中でも3Pを打つ割合が多いチームです。一方の仙台は、被FG全体のうち3Pの割合は31.0%と、相手に簡単に3Pを打たせず、ペイントエリア外の2P(図中「OP」)に追い込むことを意図して守っているといえるでしょう。ペイントエリア外の2Pは、リングから遠い割に入っても2点にしかならないので、得点効率の悪いシュートと言われています。

 この両チームがぶつかったときに、FE名古屋がいつも通り3Pを打つことができるかがまずは注目ポイントの1つだと思います。
 単純に3Pラインの外でパスを回しているだけではフリーを作ることはできないので、積極的にリングにアタックして、ディフェンスがインサイドに集まったところで外にパスを出して3Pを狙いたいですね。この辺りは、3Pとリングへのアタックのどちらも得意なジェレミー・ジョーンズ野﨑零也林瑛司などに期待がかかります。

攻守両面で貢献しているJJ
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 また、どうしても3Pが打てずにペイントエリア外の2Pに追い込まれたときに、そのペイントエリア外の2Pを高確率で決められるかも重要なポイントです。
 FE名古屋でこのエリアからのシュートが多いのは、アンドリュー・ランダル石川海斗といったところでしょうか。また、遠い距離からでもフローター(高い弾道でディフェンスの頭上を越えるシュート)を決めることができる笹山貴哉が復帰できるかどうかも気になるところです。
 彼らがこのエリアから高確率でシュートを決めることができれば、仙台としてもそれを無視することができなくなるため、ディフェンスに迷いが生じます。FE名古屋としては、その隙をついてさらに得点を重ねていきたいですね。

先日の西宮とのGame2のような理不尽ミドルに期待
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

FE名古屋オリジナルカレンダー!

 現在、FE名古屋ではオリジナルカレンダーの受注販売を受け付けています。

 卓上タイプとA3壁掛けタイプがあって、どちらも月ごとに好きな写真を選んで自分だけのカレンダーを作成できるというもの。同じFE名古屋のファンでも特にどの選手が好きというのはそれぞれあるでしょうし、自分で選べるというのはいいですね。

 実際に自分もチャレンジしてみましたが、どの写真をどの月にしようか選ぶだけでも楽しいので、いらないと考えている方もとりあえず作成画面まで進んでみてください。絶対迷うので(笑)
 かくいう自分も、今季の登録選手は12人なので全員入れたいけど、そうするとFEgirlsの写真が入らない…とか、せっかくだから背番号と月を一致させたいけど、その背番号の選手がいない月もあるしなあ…と迷った挙げ句、まだ買ってません(笑)

 ただ、欲を言えばもう少し写真にバリエーションが欲しいですね。ある程度のバラつきは仕方ないですが、中には「この選手の写真だけで作りたい!」というファンもいるでしょうし、各選手最低12枚は欲しいなあ。HCのマスクなし写真も欲しいし、HC以外のスタッフの写真も欲しい…
 選べる枚数に応じてシステムの利用料が変わる契約なのかもしれませんが、その割には同じような写真が複数あったり(苦笑)
 その辺りは次回に期待したいです!

 それにしても、今季のFE名古屋はグッズ展開に力を入れていますね。昨季まではお世辞にもグッズが豊富なチームだとは言えませんでしたが、今季は次から次へと新商品が追加されており、グッズ売場も賑やかになってきました。
 また、FE名古屋のグッズ販売を担当している「ししゅう屋さん」ではオリジナルグッズの作成もできるので、応援グッズのバリエーションはものすごく広がったと思います。

 ししゅう屋さんは、FE名古屋のチームグッズでもそれ以外でも相談すればオリジナルの刺繍など入れてくれるので、気になる方は相談してみるといいですよ。自分も過去に、FE名古屋のベースボールシャツや、フィッツジェラルドの母校オクラホマ大学のトレーナーに背番号とネームを入れてもらいました。

大満足の仕上がり!

 なんだか広告ブログのようになってしまいましたが、FE名古屋の関係者でもししゅう屋さんの回し者でもないです(汗)。
 ということで、せっかくグッズのバリエーションも増えてきたので、各自好きなグッズを手に入れて、会場で応援したり周りに普及したりしてFE名古屋をさらに盛り上げていきましょう!

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