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撮影禁止の大人の隠れ家カフェ


皆様おはようございます。
こちらは雨上がりで清々しい朝です。

昨日もカフェについて執筆したのですが、今日も懲りずにカフェについて執筆していこうと思います(笑)


最近飲食店で食べ物をカメラで撮る人が老若男女問わず増えてきました。

私もそのうちの一人で、食べ物を写真に収めるのが大好きです。

飲食店に行く目的の2.5割ほどが写真を撮ることです。

残りの割合の2.5割はSNSに搭載する楽しみで、半分の5割はお店自体の雰囲気や味を楽しむことです。

半分という高い割合が写真関係です。

写真を撮ると
・後から見返して詳細を思い出しやすい。

印象的だったメインコースのことは覚えていても、ちょっとした前菜などのことは忘れがちです。
写真に残しておくと後で見返しているうちに思い出せるし、その場では気づかなかった細かい事が見えてきたりします。
なお、食事した当時は興味が無かったが、あとから興味が出てきた場合(例えば食器など)に後から振り返ってみることが出来ます。

・写真技術の上達

最初は気が付かなかったのですが、何百枚と写真を撮ることで「撮影技術が上達している」のです。
写真を撮り始めた当初は今見ると恥ずかしいくらいに下手でしたが、今は構図・角度を考えて取るようになったので昔と比べるとまだましにはなりました。

これは昨年撮ったもの

撮影


こちらが今年のつい最近撮ったものです。

撮影2

一年後に撮影した二枚目の方が、チーズケーキがよりリアルに見えてもっと美味しそうではありませんか♪?

これからもこのような感じでもっと撮影技術を上達していきたいです。


さて、ここからようやく本日の本題に入ります(笑)


先日、喫茶店部分が撮影禁止のカフェに行ってきました。

さんざん食べ物の撮影の話をしてきましたがここで話は一転(笑)


そのカフェは住宅地に本当にひっそりと佇んでいて看板もあまり目立ちません。ここの情報を知らなければ、通りかかっても「まさか中にカフェがあるとはわからない」ような佇まいです。

かぶき




恐る恐る店内に入ると
意外にも店員さんがとても暖かく笑顔でむかえてくださいました。
入った瞬間にチョコレートの香りがバーッと広がります。たまりません。


一階部分が工場・生産・販売スペースで、


階段で二階に上がると喫茶スペースです。

店内はまるでお家みたいで、誰かのお家に遊びに来たような感覚です。
あの初めて友達の家に訪れた際の「洗面台はどこ?」「お化粧室はどこ?」と迷子になるよな感覚と一緒です。

二階に上がると扉があり、この中に喫茶スペースがあります。

かぶき3


こちらの扉を開けると「!?」


友達の家のようだった雰囲気が一転、暗くてシックでバーのような空間へ。

まるで大人の秘密基地です。

おしゃべりも小さな声で控えめにということで静かな空気が保たれています。


そしてこちらの喫茶店スペースが「撮影禁止」なのです。


いつも飲食店の写真を撮ることを楽しみにしている私ですから、最初はとてもガッカリしました。
「この素敵空間を写真に残したいと。」

ですが禁止なものは禁止なので仕方がありません。


カウンター席に座り注文したホットチョコレートを待っている間、あまりの素敵空間に挙動不審に少しなっていましたが、


「カシャカシャとチョコを混ぜている音」「ぽたぽたとコーヒーを淹れている音」が聞こえてきて感激しました。


提供された後は写真が撮れないので

・香り
・見た目
・グラス
・味

に全集中しました。覚えておくために。


慣れない雰囲気に緊張しましたが、自分が少し大人になった感じで背筋も自然にのびて嬉しかったです。


この空間で思ったことは


「撮影禁止も悪くない」、むしろお店の雰囲気によって撮影禁止にしたほうが良い。 です。


カメラの音が聞こえず、純粋に飲み物を楽しむ空間は、
「人が美味しいものに集中する」ことができ、「その場の雰囲気を店員・お客さん皆で作り上げる」ことができます。


普段の日常から切り離された秘密の非日常を経験したことで、
「飲食そのものに集中する」という大事なことを思い出せました。



最後に、この秘密基地のお店の名前は



蕪木

かぶき2





皆さん読めますか?

私は「むき」だと思っていましたが、正解は



「かぶき」だそうで、宮沢賢治の小説にでてくるみたいです。


一人でゆっくり秘密基地にワープしたい時、ぜひ訪れてみてくださいね!




それでは今日も良い一日をお過ごしください♪




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