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サイバーエージェントにエンジニアが中途入社すると?

こんにちは!技術人事本部 採用広報の八巻です。
GWのご予定は立てましたか?
私はいくつかサウナに行く予定です。

いつも前段が長いので今日はサクッとコンテンツに移りたいと思いますが、
サイバーエージェントはよく「新卒のイメージが強い」「若手が頑張ってる会社」と言われることがあります。

エンジニアだけでも今年は100人以上の新入社員が入社しましたし、サイバーエージェントのパーパスには「若手の台頭を喜ぶ組織で、年功序列は禁止」という言葉があるように若手を応援するカルチャーが根付いています。

その一方で、社員の平均年齢は33.3歳ですし、社員数は中途社員の方が上回っています(創業25年という若い会社なので、それでも若いイメージがあるかもしれないですが)。

引用「データで見るサイバーエージェント

社員数は6000人を超え、事業部や子会社も数多くあるため、実際会社にいると誰が新卒で誰が中途か分からないですし、「新卒だから」「中途だから」ということでなにか特別なことがあるかというと、そういうこともないかなと思っています。

とはいえ、新卒だと「同期」という強い絆ができたり、採用活動においても「自分が学生時代に就活するときはどうだったか」「サイバーエージェントに入ってみてどうだったか」などを学生に向けて登壇する機会があったりするので、ある一定の「新卒文化」は存在しています(中途社員に登壇してもらうケースもあります)。

前回の記事でも書いたとおり、入社してから「同期」はとても大事な存在です。
そこでサイバーエージェントにエンジニアとして中途で入社した方にも配属事業部以外の「同期」のつながりを作ったもらえるような施策を実施していますので、今日はその施策を紹介できればと思います。


【1】オンボーディングやSlackコミュニティ

●オンボーディング

事業部に関係なく、その月に入社した中途社員全員を対象に毎月オンボーディングが行われます。

配属事業部ではなく、全体でやる目的は2つ。
・事業部を超えた「同期」の交流を持ってもらいたい
・事業部間で説明粒度の差を作らない

新卒入社と違って毎月数名ずつ入社する中途のみなさんに横のつながりをもってもらいたいという思いと、サイバーエージェントが大事にしているカルチャーについて共通して伝えたいことをお話したいと思っています。
また、このオンボーディングでは、専務執行役員 技術担当の長瀬が説明会を行っています。

オンボーディングの様子(zoom)
サイバーエージェントで働くうえで意識したいこと
オーナーシップカルチャーの具体的な制度

ツールの使い方や社内メディアの紹介、評価制度の説明など、人事からの事務的な説明もこのときに人事から行われます。

また、ゼミやサークル、勉強会の紹介や、Slackの活用術などの社内コミュニティについても説明しています。
「こんなのがあるよ」という導入だけでなく、要望があれば担当者をつないだりといったサポートも行っており、入社したばかりでなかなか入会に勇気がいるものも一歩踏み出しやすくするための工夫もしています。

●Slackコミュニティ

入社すると「中途新入社員-技術人事本部」というSlackチャンネルに招待されるので、同年に入社した中途同士でコミュニケーションをとったり、気軽に人事に質問することができます。
大勢の前では自己紹介や質問しづらいところですが、入ったばかりの中途社員しかいないので気軽に挨拶や質問が飛び交うようになっています。

【2】ランチ・懇親会

●ランチ

入社した月中ごろには、オンボーディングで一緒だった中途同期と人事による交流ランチ会が開催されます。
事前に自己紹介シートを記入しておくので、会ったときに会話が広がるように工夫しています。
私も一度参加したのですが、入社して驚いたことや意外だったことなどを話したり、前職の話や近くのおすすめランチなどを話すことが多いようです。
そこから共通の趣味を見つけて仲良くなる方もいらっしゃいました。

例えば私の自己紹介シート

また、サイバーエージェントでは、入社3ヶ月以内の中途社員を対象に、同期とのランチ代を補助する制度があります。
そのため、上記のSlack「中途新入社員-技術人事本部」で、ランチの誘いが来たり、美味しかった会社周辺のランチ情報などのやりとりが見受けられます。

ランチ補助制度を活用した同期交流ランチの様子①
ランチ補助制度を活用した同期交流ランチの様子②

●懇親会

先月は、入社1年未満の中途社員を対象としたアニバーサリーイベントが行われました。
業務内容や自身についてのLTほか、懇親会を通した交流で、普段業務上ではなかなか関わらないヨコや斜めのつながりを作り、公私ともに幅を広げるきっかけになっていたようです。

アニバーサリーイベントの様子

私も驚いたのですが、このアニバーサリーイベントの運営は、立候補してくれた中途社員が中心に計画・進行してくれたもの。
入社1年未満でも、サイバーエージェントのカルチャーである「オーナーシップ」がすでに浸透しているようでした。

【3】進捗ヒアリング

そのほかには細かいコミュニケーションとして、入社1週間、1ヶ月、3ヶ月という単位で人事が任意のアンケートフォームを送っています。
これは、困っていることや気になっていることを聞ける機会であると同時に、上長やチームに直接だとちょっと言いづらいことなどを相談することができます。

●入社1週間のアンケート項目(一部抜粋)
・チームや上長とうまくやれているか
・事業部内で困っていることはないか
・担当人事は把握しているか
・周囲に伝えておきたいことはるか

●入社1ヶ月のアンケート項目(一部抜粋)
・目標は決まったか、目標に納得感はあるか
・周りの方に気軽に質問や困りごとを相談はできているか
・入社後のギャップ(ポジティブもネガティブも)

●入社3ヶ月のアンケート項目(一部抜粋)
・目標の進捗
・自身の目標に対してチーム/事業部の取り組みで良かったこと/改善ポイント
・この3ヶ月の間で導入してほしかったこと、要望

新参者だと「こんなこと言っていいのかな」とか「当たり前なことだったら聞きにくいな」ってことありますよね?そういったものも口頭ではなくアンケート形式で集めることで気兼ねなく質問・意見できるよう工夫しています(もちろん口頭やSlackで直接の質問も随時受け付けています)。

中途社員向けの施策では、入社したばかりの社員が何かあったときに、ここに聞けば大丈夫という環境を作ることを大事にしています。その根底として、サイバーエージェントのカルチャーのひとつに「挑戦と安心はセット」という言葉があります。
中途で入社される社員に向けた施策を強化し始めてまだまもないため、こうしたアンケートをもとに日々PDCAを回しながら、新しい環境で働くことに早く安心感をもってもらい、挑戦できるよう全力でサポートしていきたいと考えています。

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