はじめまして、〈CANvas〉です。
はじめまして、〈CANvas〉です。
「○○なんだから、こうあるべき」
社会の「あたりまえ」を押し付けられ、息苦しく感じた経験はありますか?
そんなとき、わたしと相手の違いを、どうやって乗り越えていますか?
ひとりひとりの想いや表現が大切にされ、ここちよく生きていくため、そんな社会をつくるために、このプロジェクトははじまりました。
本記事では、
・CANvasってなに?
・メンバーのこと
・はじまりと、これまで
・なぜ、CANvasなのか
・これからのこと
これらを、みなさんに知ってもらえたらと思います。
CANvasってなに?
まずは、わたしたちが大切にしている想いを、お伝えさせてください。
オーガナイジング・センテンス
コンセプト
メンバー
CANvasプロジェクトを立ち上げる、3人のなかまです。
はづき
大学では、ことばと社会のつながりについて考えています。人がおすすめしてくれたものにはまりがち。音楽と自然は子どもの頃からずっと好きです。臆病と好奇心のはざま。
まき
「子どもたちが自分の可能性を広げられる」ような教育のあり方を研究中。効率を考えるよりなにもせずぼーっとする時間が好き。夏休みの宿題は8月31日にまとめてやるタイプです。
より
大学を休学中。「福祉」と「ソーシャルワーク」を大切にして生きています。しっかりしていると思われがちだけど、本当は真逆。自然をたのしみに出かけたり、ひたすら空の写真をとったりしている時間が好き。
ことのはじまりと、これまで
ここでは、メンバー3人がCANvasをはじめるきっかけになったことと、それからの経緯をふりかえります。
●CANvasをはじめるきっかけ
きっかけは、昨年夏頃にはじまった「ちゃぶじょ・チェンジ・リーダープログラム(以下CLP)」に、メンバーのはづきが参加したこと。
はづきは、ジェンダーの問題に関心をもって学んでいたものの、それをアウトプットしたり、実際に社会にアプローチしていくことができず、もやもやしていました。
そんななか、たまたまみつけたCLPに応募し、ジェンダーやセクシャリティについての講座を1か月受講、さらにコミュニティ・オーガナイジング(以下CO)について3か月かけて学びました。
COのワークショップ最終日に声をかけてもらい、はづきのチームメンバーとして参加したのが、女性のエンパワメントに関心のあったまきと、ジェンダーを含めた社会課題や生きづらさに関心のあったより。
ワークショップでは、COの手法で社会を変えるチームづくりに挑戦。3人それぞれが感じている課題や葛藤、価値観や経験を共有し、ひとつのオーガナイジング・センテンスと、そのための戦略を完成させました。
●つづける?どうする?つづけてみよう!
ワークショップには参加してみるけど、実際にやるかどうかはまた考えようか、とゆるーくはじまった3人。チームの方向性や戦略までたててみて、「案外、チームになってるかも!」と想いが一致。
それぞれ他にも関わっている活動があるので、ゆっくり続けていけたらいいね、ということで、2月中旬から8月まで16回にわたってミーティングを重ねました。
ワークショップでは急ぎ足で進んでいった部分を、あらためて時間をかけて話し合いました。
それぞれのストーリーや大切にしている価値観。
共通する関心、それぞれがもっている資源や強み。
だれの、どんな課題のため?その課題の要因はなんだろう。
なかまになってくれる同志はどんなひとだろう。
なにが必要?いつまでに、どんなことが起きているといい?
3人のペースでじっくり話し、7月末に、方向性から戦略までがカタチになりました。
なぜCANvasなのか
前章では、CANvasがはじまったきっかけについて、読んでいただきました。
ここでは、CANvasプロジェクトが、なかまや社会にとって、どういう意味をもつのか、考えてみたいと思います。
社会には、「こういうときは、こうあるべき」という固定概念が多く存在するように思います。
例えば、「女性だから料理はできてあたりまえ」「男性だから強い」「大学生は就活をして一般就職」。実はそれ以外の道や見方があるのに、小さいころから常識とされていたり、気づかないうちにそういうものだと思い込んでいたり。
目にみえない「あたりまえ」にとらわれ、「自分らしくいたい、好きなことを大切にしたい」と思っていても、むずかしいことがあります。もちろん、多様な人とともに生きていくには、折り合いをつけてお互いに受け入れ合う必要があります。でも、なかには、まだ諦めなくていい、どうにかなるかもしれないあなたの大切な表現や想いも、あると思うのです。
「こういうときは、こうあるべき」という固定概念、文化、社会構造は、変えていくには大きすぎる存在。違和感を感じても、一人では立ち向かえない無力感があったり、反対されたら、攻撃されたらどうしようという不安があったりすると思います。
人によってそれぞれの「あたりまえ」や「正しいこと」があり、本来どっちが正しいってことはない。違いを取り立てて対立したいわけでもないのです。おたがいの「あたりまえ」を理解しあいながら歩みよりたい。
実は、おなじような想いや生きづらさを抱えるなかまは、身近にいるようです。声を上げにくいし、上げても一人では届きにくい。だから、なかまがいると思えること、なかまが集う場があること、一緒に届け方を考えられることが、大切なのではないでしょうか。
これから
さて、これからのことです。
ひとまず来年春まで、以下のような活動を計画中。
★インタビュー:いま~12月ごろ
おなじ想いの同志や、想いをもって活動している方のお話を聴き、なかまづくり。
★交流会/勉強会:11月~12月ごろ、2月ごろ
出会ったなかまと、オンライン/オフラインで交流会や勉強会。
★「わかものの主張!」:1月ごろ
学校の屋上で叫ぶ…まではしませんが、SNSをつかって、若者が社会に対して抱える葛藤やもやもやを、一緒になって発信。
★外部イベントの参加/図書館展示など:3月以降
ほかの団体のイベントや、大学図書館の展示ブースなどで、取り組みを発信。
このnoteに共感してくれるひと、活動していきたいひとは、ぜひ連絡をください!
活動はできないけど、一緒にがんばりたいなかまも、連絡まってます!
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