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はじめまして、〈CANvas〉です。

はじめまして、〈CANvas〉です。

「○○なんだから、こうあるべき」

社会の「あたりまえ」を押し付けられ、息苦しく感じた経験はありますか?
そんなとき、わたしと相手の違いを、どうやって乗り越えていますか?

ひとりひとりの想いや表現が大切にされ、ここちよく生きていくため、そんな社会をつくるために、このプロジェクトははじまりました。

本記事では、

・CANvasってなに?
・メンバーのこと
・はじまりと、これまで
・なぜ、CANvasなのか
・これからのこと

これらを、みなさんに知ってもらえたらと思います。

CANvasってなに?

まずは、わたしたちが大切にしている想いを、お伝えさせてください。

オーガナイジング・センテンス

おたがいの想いや表現を大切にしあって、ここちよく、いきいきと過ごしたい。

そのために、みえない「あたりまえ」によって、生きづらさや葛藤をかかえ、じぶんを大切にしつづけることが難しいと感じているなかまとともに、安心できる場をつくり、つながり、想いを発信する。

コンセプト

すきなこと、にがてなこと、大切にしたい生きかた
身につけたいもの、表現したいこと、つかいたい言葉

わたしもあなたも、それぞれ違って、どれも大切にしたい。そうやって、やさしく、ここちよく、ゆるしあいながら、生きていきたい。

しかし、社会には、目にみえない「あたりまえ」が存在する。
男性だから。女性だから。大学生だから。子どもだから。社会人だから。
「こうあるべき」というレールや囲いにとらわれ、生きづらさや、もやもやを抱えている。

ときに、「あたりまえ」と「想い」のはざまで、傷つけあってしまう。
大切なものを否定され、自分を信じることができなくなる。
よりどころがなく、ひとりぼっちで、無力だと感じる。

だから、わたしたちは、おなじ想いのなかまと、声を届けます。
違いを敵視し争うのではなく、対話を。
ひとりではないと思える、居場所とつながりを。
ちいさな力をあつめて、おおきな声を。

まっしろのキャンバスには、みんなの色を自由にのせられる。
背中をおしてくれるキャンバスも、たくさんの力があれば張れる。
Yes, we CANvas!

メンバー

CANvasプロジェクトを立ち上げる、3人のなかまです。

はづき
大学では、ことばと社会のつながりについて考えています。人がおすすめしてくれたものにはまりがち。音楽と自然は子どもの頃からずっと好きです。臆病と好奇心のはざま。


まき
「子どもたちが自分の可能性を広げられる」ような教育のあり方を研究中。効率を考えるよりなにもせずぼーっとする時間が好き。夏休みの宿題は8月31日にまとめてやるタイプです。


より
大学を休学中。「福祉」と「ソーシャルワーク」を大切にして生きています。しっかりしていると思われがちだけど、本当は真逆。自然をたのしみに出かけたり、ひたすら空の写真をとったりしている時間が好き。


ことのはじまりと、これまで

ここでは、メンバー3人がCANvasをはじめるきっかけになったことと、それからの経緯をふりかえります。

●CANvasをはじめるきっかけ

きっかけは、昨年夏頃にはじまった「ちゃぶじょ・チェンジ・リーダープログラム(以下CLP)」に、メンバーのはづきが参加したこと。

はづきは、ジェンダーの問題に関心をもって学んでいたものの、それをアウトプットしたり、実際に社会にアプローチしていくことができず、もやもやしていました。
そんななか、たまたまみつけたCLPに応募し、ジェンダーやセクシャリティについての講座を1か月受講、さらにコミュニティ・オーガナイジング(以下CO)について3か月かけて学びました。

COのワークショップ最終日に声をかけてもらい、はづきのチームメンバーとして参加したのが、女性のエンパワメントに関心のあったまきと、ジェンダーを含めた社会課題や生きづらさに関心のあったより。

ワークショップでは、COの手法で社会を変えるチームづくりに挑戦。3人それぞれが感じている課題や葛藤、価値観や経験を共有し、ひとつのオーガナイジング・センテンスと、そのための戦略を完成させました。

●つづける?どうする?つづけてみよう!

ワークショップには参加してみるけど、実際にやるかどうかはまた考えようか、とゆるーくはじまった3人。チームの方向性や戦略までたててみて、「案外、チームになってるかも!」と想いが一致。

それぞれ他にも関わっている活動があるので、ゆっくり続けていけたらいいね、ということで、2月中旬から8月まで16回にわたってミーティングを重ねました。

ワークショップでは急ぎ足で進んでいった部分を、あらためて時間をかけて話し合いました。
それぞれのストーリーや大切にしている価値観
共通する関心、それぞれがもっている資源や強み
だれの、どんな課題のため?その課題の要因はなんだろう。
なかまになってくれる同志はどんなひとだろう。
なにが必要?いつまでに、どんなことが起きているといい?

3人のペースでじっくり話し、7月末に、方向性から戦略までがカタチになりました。

なぜCANvasなのか

前章では、CANvasがはじまったきっかけについて、読んでいただきました。
ここでは、CANvasプロジェクトが、なかまや社会にとって、どういう意味をもつのか、考えてみたいと思います。

社会には、「こういうときは、こうあるべき」という固定概念が多く存在するように思います。
例えば、「女性だから料理はできてあたりまえ」「男性だから強い」「大学生は就活をして一般就職」。実はそれ以外の道や見方があるのに、小さいころから常識とされていたり、気づかないうちにそういうものだと思い込んでいたり。

目にみえない「あたりまえ」にとらわれ、「自分らしくいたい、好きなことを大切にしたい」と思っていても、むずかしいことがあります。もちろん、多様な人とともに生きていくには、折り合いをつけてお互いに受け入れ合う必要があります。でも、なかには、まだ諦めなくていい、どうにかなるかもしれないあなたの大切な表現や想いも、あると思うのです。

「こういうときは、こうあるべき」という固定概念、文化、社会構造は、変えていくには大きすぎる存在。違和感を感じても、一人では立ち向かえない無力感があったり、反対されたら、攻撃されたらどうしようという不安があったりすると思います。

人によってそれぞれの「あたりまえ」や「正しいこと」があり、本来どっちが正しいってことはない。違いを取り立てて対立したいわけでもないのです。おたがいの「あたりまえ」を理解しあいながら歩みよりたい

実は、おなじような想いや生きづらさを抱えるなかまは、身近にいるようです。声を上げにくいし、上げても一人では届きにくい。だから、なかまがいると思えること、なかまが集う場があること、一緒に届け方を考えられることが、大切なのではないでしょうか。

これから

さて、これからのことです。
ひとまず来年春まで、以下のような活動を計画中。

★インタビュー:いま~12月ごろ
おなじ想いの同志や、想いをもって活動している方のお話を聴き、なかまづくり。

★交流会/勉強会:11月~12月ごろ、2月ごろ
出会ったなかまと、オンライン/オフラインで交流会や勉強会。

★「わかものの主張!」:1月ごろ
学校の屋上で叫ぶ…まではしませんが、SNSをつかって、若者が社会に対して抱える葛藤やもやもやを、一緒になって発信。

★外部イベントの参加/図書館展示など:3月以降
ほかの団体のイベントや、大学図書館の展示ブースなどで、取り組みを発信。

このnoteに共感してくれるひと、活動していきたいひとは、ぜひ連絡をください!
活動はできないけど、一緒にがんばりたいなかまも、連絡まってます!


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