【Interview Vol.7②】抹茶 & そうし

こんにちは！〈CANvas〉です。

このインタビューでは、おなじ想いのなかまや、想いをもって活動されている方にお話を聴き、CANvasの輪を広げていきたいとおもっています。

今回の話し手は、抹茶とそうし。聞き手（＝★）はまきとはづきです。

part1では、ふたりの興味関心、「あるべき姿」を押し付けられてしまうときの生きづらさ、そんなときにどんなコミュニティがあると想いを共有しやすいのか、お話をききました。

part2では、自分らしくいられる場所についてもう少し詳しくきいていきます！

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■自分らしくいられる場所

って？

そうし：
「本来の自分」と「周りが認識している自分」がほぼ一致しているような場所。友達の存在はでかい。

地元に帰って久しぶりに会う友達に「そんなキャラだったっけ？」っていわれるのがすごくいや。俺も言っちゃうときがあって気をつけてるんだけど。
自分と友達の「ささきそうし」像が一致してるとめっちゃ気持ちいい。

ここに、さっきまでの話が全部集約されると思う。「こうありたい」っていうのと、「こうあってほしい」っていう想像がまるで違うとほんとにきつい。
だから、気心知れた人と話すのが一番楽。一人でいるより良いかな。

いやだなーってときは、仲のいい友達に、ぐちをこぼしまくってる（笑）。笑ってくれるぐらいのぐちをこぼしまくるっていうのが一番かな。それが出来なかったときがしんどかった。コロナで友達にに会わなくなったときとかね。

複数のコミュニティを持ってて、それぞれでそれぞれの不満を言うみたいな。あんまり事情を知らない人たちに言えたらいいかな。

★全然違う価値観もってる人がいるから、「うちはこうなんだよ」って言えるよね。みんな同じ状態だったら、そこで「おかしくない？」っていうのも勇気がいるじゃん。

抹茶：
確かに、私は地元を出て友達が1人もいない大学に来たから、喋りやすいこともあるのかも。

私が自分らしくいられるのは、「抹茶はこんな人なのかな」って理解しようとしてくれる人がいる場所かな。だから、そうしとは反対で、全然知らない人としゃべるのが好き（笑）知らない人と会うと、相手のこと理解しようと思ってしゃべってくれる。

一緒にいすぎると、知ろうとする感じがなくなっちゃうときもあって。私は人のことを知るのが好きだし、お互いを知ろうとして話せるところが好き。

■こんな社会がいいな

抹茶：
人にステレオタイプをあてはめすぎず、何かやりたいって言ったときにそれを応援できるような社会がいいなと思う。
例えば、海外の大学に行きたい人がいるとき、地元を出る前の自分だったら「こんな地元の公立高校からいけないよ」って思っちゃう。大学4年間過ごして、いろんな人がいるって知ったから「頑張って」って応援できる。
いろんな生き方があることを知って、誰かの選択を応援できるような社会がいいなって思う。

そのために、いろんな人に出会えるといいと思う。たとえば、今はオンラインで参加できるから、全国の面白い人たちを知れたら、自分の居る場所がすべてではないんだなって思えるのかなって。

そうし：
いい意味でもっとドライでもいいのかなって思う。
ほんとはいやなのに、「あの人が言うからそうする」ってことが日本ではよくあるじゃん。嫌だなと思ったら、妥協点を見つけつつ、干渉しないのがいいと思う。

上下関係があって人に従うってこともあると思うんだけど、そもそも上下関係があるのも嫌だなって。もっと同じ人間として関われるようになるのがいいなって思う。

★上下関係があると、今後の関係性を考えてやりたくなくても断れなかったりするけど、もっとドライに「今回は嫌です」と言えるようになるといいよね。

そうし：
そうだね、そこを打破できたらいいなとは思うけど、こっち（弱い立場の人の姿勢）だけの問題じゃなかったりするからね…
自分が上の立場になったときに、言いやすい環境にしてあげたいなとは思う。親しみもってきてくれるような立場になれたらな。
そのために、よくコミュニケーションをとるようにすると思う。話しやすいと思ってもらわないことには始まらないから。単純にめっちゃしゃべって友達みたいに思ってもらう。

★抹茶がさっき言ってた「知ってくれようとする姿勢」はポイントなのかなって思った。

抹茶：
たしかに、そういう先生も身近にいて、いいなって思う。
コーチングみたいな質問をしてくれたり、相談すると最後に「どうしたらいいと思う？」って聞いてくれたりする。知ろうとしてくれるけど、考えを押し付けてこないし、助け舟も出してくれつつ、見守ってくれる。

そうし：
それって技術じゃない気がするよね、どうやったらいいのか難しい。
少しでも近づけたらいいなとは思う。

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編集後記（より）
ふだんは聞けないふたりのはなしをきけて、この活動をしている意味も改めて感じられた！
抹茶、そうし、ありがとう！
これからもよろしくね～