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客室乗務員(CA)に求められる日本・ご当地アピール力《エアライン受験》JAL&ANAの取り組み

JALやANAに客室乗務員の経験を振り返ってみれば、今まで日本そのもや自分の出身地などご当地をアピールする機会がたくさんあったなと感じます。

機内でお客様にご当地のおすすめについてちょっとした会話をするのはもちろん、「日本人として」「○○出身として」の会社をあげた取り組みも多かったです。私はそのような経験からも国内エアラインの客室乗務員には特に「ご当地アピール力」が求められていると感じています。

この記事では、JAL・ANAの客室乗務員の企業研究や自己分析、面接対策にも役立つようなを「ご当地のアピール力」について、今までJALとANAがどのような取り組みを行ってきたのかを振り返りながらお話ししていきたいと思います。



JAL

国内のエアラインにおいては日本の土地をアピールする取り組みがこれまで多く実施されてきています。

例えば、JALでは国内線の客室乗務員の方が最も親しみを感じる都道府県の形をデザインした「縁(ゆかり)都道府県バッジ」を着用する、都道府県や各地を代表する名勝などを描いたシールをお客様にコミュニケーションの手段としてお渡しするなど、「ご当地」や「都道府県」をアピールしつつもお客様とのコミュニケーションをはかっていけるような取り組みを実施。

実際に機内ではお客様との会話もはずみ、多頻度のお客様の中には「ご当地シールを全て集めた!」とおっしゃっておられるすごい方もおられました。

デジタル化が進んだ2019年には都道府県シールが電子スタンプ「JAL TODOFUKEN STAMP」に進化を遂げて再登場し、話題を集めていました。

参考:JALプレスリリース
国内線の機内で客室乗務員が配布する都道府県シールの第2弾が登場
国内線でご好評いただいていた都道府県シールが電子スタンプに進化を遂げて11月より再登場


最新の取り組みで言えば、電子書籍 『JAL客室乗務員の旅レシピ』を発売。全国47都道府県のご当地グルメレシピ、旅情報などを客室乗務員の視点で紹介されているようです。

地域の活性化にむけた継続的な活動「JALふるさとプロジェクト」の一環として、YouTubeチャンネル(*)を開設し、「じっしふるさと応援隊」として活動する客室乗務員をはじめ、ふるさとを応援するJALグループ社員が、地域の魅力を発信してまいりました。このたび、本チャンネル内でご好評いただいている「CAクッキング」シリーズでJALふるさと応援隊がご紹介してきたご当地グルメのレシピを電子書籍化し、「JAL客室乗務員の旅レシピ」として出版しました。

https://press.jal.co.jp/ja/release/202303/007335.html

参考:JALプレスリリース
「ご当地グルメレシピと旅情報を詰め込んだ電子書籍 「JAL客室乗務員の旅レシピ」を発売」

ANA

ANAで「ご当地」と聞いて私が一番に思い浮かべたのは「ANAあきんど」です。「ANAあきんど」は、「ANAセールス」を前身として、4月1日に地域創生事業を主に行うべく始動しました。各地域の課題を解決するために全国に33の支店を置いてANAグループのネットワークを活かしながら、航空セールス事業、地域創生事業を行っています。

例えば、「ANAのワーケーション推進」「芸人さんと一緒に地域をPR!」「全国各地で働くANAグループ社員が地域の魅力を発信」などどれも興味深い取り組みばかりです。ANAあきんどの取り組みは下記の公式サイトからご確認いただけます。

また機内に大きく関わるような取り組みだと『ANA機内食総選挙』と題して、ご当地をコンセプトに日本全国を10エリアに分け、ANAのシェフチームが各エリアにゆかりのある10種類のご当地丼をプロデュース。ユーザーから人気投票をし、上位4位までのご当地丼が新機内食に決定との面白い取り組みを行なっていたことも。

参考:ANA
機内食総選挙2019

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