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エミレーツCA入社後の訓練どう厳しい?試験に落ちるとどうなるの?《エアライン就活相談室》

こんにちは。元エミレーツクルーのリサです✈🇦🇪

※この元エミレーツクルー《エアライン就活相談室》は、エミレーツ航空のキャビンクルーを目指されている方の不安やお悩みを解消したい、私の経験がなにかお役に立てれば、との思いから、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対し、私が真剣に答えていきます。

質問の投稿は、こちらからお願いします。

今回いただいた質問は、下記のようなものです。

エミレーツ入社後のトレーニングの流れは下記の記事でお話ししています☺↓↓↓

上の記事でもお話ししているのですが、トレーニング中はとにかく覚えなければならない知識が多いのでSafety and Emergency(SEP)以降はとくに寝る間も惜しんで勉強しました。かと言って、朝まで寝ずに勉強したということはなく、寝不足ではありましたが寝てはいましたよ。

帰国子女やインターナショナルスクール通いではない私にとっては英語のハードルが高く、正直「これが日本語ならこれほど苦労しないかも」と思った日もありました。ただ、内容によっては英語のほうが日本語よりもシンプルで理解が進みやすい場合もあるので、一概に「英語のせいだ」とは言えず、一番のハードルはやはり「知識量」かと思います。私はトレーニング中はずっと勉強していました。お恥ずかしい話、受験勉強も“そこそこ”だった私にとっては人生で1番?勉強した日々だったかもしれません。

座学で学んだことを筆記試験や実技で体現して、知識を着実に身につける毎日だったので寮に帰ったら復習・予習が欠かせないといった状況です。

試験に落ちてしまうと強制帰国になるとの話を聞いていたので、かなり必死で勉強しました。私の同期は全員で合格しトレーニングセンターを卒業することができましたが、中には帰国するという悲しい結果になってしまった方もいるようです。

ただ勉強も同期と一緒に確認しながらおこなったり、休みの日にはみんなで集まって一緒にご飯を食べたりなどリフレッシュしたりもしていたので、ずっと引きこもりっぱなしでつらいということはなかったですよ。

また、私がラッキーだったのかもしれないですが、私が知る限り怖い教官はおらず、みなさんスーパーフレンドリーで質問もしやすくロールモデルになるような素敵な教官ばかりでした。(ノリもよい方ばかりで写真も一緒にたくさん撮ってもらいました)

学んでいる内容自体は、サービスよりも保安に関することが多いのでシリアスになりますし、ときには見たり聞いたりするだけでつらくなるような飛行機事故の事例などもあり、もちろんおふざけなしで本気で勉強しなければいけません。ただ保安要員になるうえでとても重要なことなので、その点でメンタルをやられてしまうという人はいませんでした。

トレーニング中も身だしなみ規定に従う必要はありますが、ルールが厳しいといったことは全くありませんでした。ドバイで暮らすうえではイスラム文化を理解し尊重する必要があるので、日本と全く同じ生活というわけではないですが、日常生活においてもとくに思い当たるような厳しいルールは設定されていなかったです。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます☺︎

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