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エミレーツ航空CAになるにあたって必要な要素は?《エアライン就活相談室》◆有料記事◆

こんにちは。元エミレーツクルーのリサです✈🇦🇪

※この元エミレーツクルー《エアライン就活相談室》は、エミレーツ航空のキャビンクルーを目指されている方の不安やお悩みを解消したい、私の経験がなにかお役に立てれば、との思いから、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対し、私が真剣に答えていきます。

質問の投稿は、こちらからお願いします。

今回いただいた質問は、下記のようなものです。


正直よく他のSNSでも流れてくるので、結構ありきたりなことかもしれないのですが、まずは…

  • 体力がある

  • 粘り強い

  • 自分の意見や考えを臆せず伝える力

が大事かと思います。これらはエミレーツ航空に限らず、外資系航空会社で働くのであれば基本的に共通して言えることなのかなと感じます。この3つはほんとうによく目にするのですが、私なりの考えをまずは書かせていただきますね。

体力がある

24時間オープンしているドバイ国際空港をベースとしており、世界中を飛び回り、1ヶ月・合計100時間以上のフライトタイムも日常的なエミレーツ航空では特に体力は必須。体力がないと自分自身が辛い思いをしてしまいますね。スケジュールについては下記の記事(有料)でお話ししておりますので、ご興味のある方はぜひご覧くださいね。

自分の意見や考えを臆せず伝える力

ドバイに身をおいて、100カ国以上もの国籍が異なるクルーの中で働くことは決して簡単ではありません。接客や業務において日本人らしい繊細さももちろん大切なのですが、日本人同士なら当たり前とも思われる「空気を読む」や「言わなくてもわかるよね」みたいなことは通用しません。嫌なことは嫌、自分が間違っていると思うことを伝えるなど、意思表示をはっきりと臆することなく行えることが大切です。日本線では日本人のお客様の繊細なニーズを満たすことも求められる一方で、多国籍の中でサバイブしていく力も求められていて、バランスが難しいなと感じたこともありました。

粘り強い

すぐに諦めてしまう癖がついていると、まず入社後の訓練で壁にぶち当たることもあります。「絶対にこの訓練を乗り越えてフライトするぞ」との強い思いを貫くことができなければ、残念ながら強制帰国との運命が待っていることも。何度も受験してエミレーツ航空のクルーに内定をもらったという方も多く、強い思いを持った粘り強い方がたくさんおられます。いい意味で負けず嫌いな方が多いですね。

ここからは上記3つのことに加えて、私がさらに必要だと感じた3つの要素やご質問いただいた「マイナス思考」について私自身の性格の話も交えつつお話ししていきますね。

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