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CA内定後「住まい選び」のポイント8選

慣れない土地で新しい仕事をしながら1人暮らしを始めるのは、楽しみな反面、不安もたくさんありますよね。私もCA客室乗務員に内定をいただくと共に、1人暮らしを始めた1人です。その後もクルー生活の中で何度か引っ越しを経験しているので、今回は私の経験をもとに物件探しのポイントをお伝えします!


(1) 駅から徒歩10分以内


入社後、訓練期間中は自宅から毎日同じ時刻に訓練センターに通います。その後、客室乗務員としてフライトが始まると、出社時刻やフライトパターンは実に様々。公共交通機関がない時間帯にはタクシーでの送迎がありますが、基本は公共交通機関を使い空港まで通勤します。慣れない土地であれば尚更、できるだけ通いやすい駅近の物件がおすすめです。

(2) オートロック完備


個人的にはセキュリティの観点から、オートロック完備は必須。ステイで家を空けることも本当に多いです。私の同期の話ですが、昼間に堂々と空き巣に入られたり、洗濯物を盗まれたりなどの被害を受けた方もいました…。留守にしていることが明らかにわかるような物件は危険なので、避けることをおすすめします。早朝や深夜などまだ外が暗い時間帯に出勤することも多いので、セキュリティ面が万全な物件を選びましょう。インターホンカメラがある物件だと尚更安心ですね。


(3) エレベーターがある


これ実は本当に大事。2階以上であればエレベーターが完備された物件がおすすめです。客室乗務員は常にキャリーケースと共に行動します。訓練中や日帰りのフライトの時は、キャリーケースは持たずに出社しますが、ステイがある時はキャリーケースがつきものです。クタクタ&ヘトヘトに疲れて帰ってきて、更に重いキャリーケースを階段で運ぶのは中々辛いものがあります。


(4) 宅配ボックス完備


ステイで家を留守にすることが多く、私は宅配ボックスには本当にお世話になりました。実家から荷物を届けてもらう時や、ネットショッピングをよくする方には便利です。


(5) 駅から自宅までの道のりが明るい


早朝や深夜の出勤・帰宅が多いので、駅から自宅まではできるだけ道のりが明るい場所を選びましょう。冬は特に、朝でも出勤時にまだ暗いことが多いです。大通りのそば、車や人通りが多い場所だと安心ですね。


(6) 自宅までの道のりに坂道がない


エレベーターと同様に、キャリーケースを引いて歩く際に坂道があるととにかく大変。国内線でも3泊4日のステイだと、荷物は結構重たくなってしまいます。坂道で重い荷物を引いて歩くのは避けたいところ。


(7) コンビニや深夜営業のスーパーが近くにある


フライト後、夜遅い時間帯や早朝の帰宅となることが多いので、近所にコンビニや深夜まで営業しているスーパーがあると便利。買い物をするのももちろんですが、何か身の危険を感じた時に「助けを求めることができる場所がある」のがポイントです。脅すわけではありませんが同期の中には、帰宅時に駅から自宅まで誰かに後をつけられたり、自宅前に見知らぬ人が待ち伏せしていたり、酔っ払いに絡まれたり…様々な危険な経験をしたという方もいます。「危険な目に遭いそうになったらどこに逃げるか」という観点も考慮しましょう。


(8) バス・トイレ別


客室乗務員の仕事は普段、ホテルに滞在することが多いです。そのため、自宅で過ごす時間だけはのんびりとお風呂に入ってリラックスすることが大事。脚の浮腫み対策にもなるので、お風呂にゆっくり入る客室乗務員は多いですよ。東京都内は、ユニットバス形式の1人暮らし物件がとても多く、少し贅沢ですがバスとトイレは別の物件がおすすめです。



1人暮らしで何かと譲れない点も多く、どこを妥協しようか迷ってしまうかと思います。そんな時は、セキュリティ面を重視されることをおすすめしますよ。知らない土地へ引っ越す場合は特に、物件を決める前にその土地を散歩してみるのも良いかもしれません。実際に物件周辺を訪れるとまた違った印象を持つ場合もあります。


客室乗務員としても、1人の社会人としても快適で充実した生活を送ることができますよう、願っております。

ご参考になれば嬉しいです。


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