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お客様に喜ばれるお店の外観・内装のデザインのコツ

新潟県内で4店舗のコーヒーショップ・カフェを出店している珈琲豆 山倉の山倉です。コーヒー好き・カフェ好きで「いづれ自分でお店を出してみたい」「夢だったコーヒー屋・カフェをやってみたい」という方に向けて役立つノウハウを公開していきたいと思います。

これまで9年間・数千万円以上をかけて得た学びや体験談などを無料でお伝えいたします。

今日のテーマは「お客様に喜ばれるお店の外観・内装のデザインのコツ」です。コーヒーショップやカフェの魅力の1つには「いい雰囲気」「おしゃれ」「リラックスできる」など、食べ物・飲み物以外の要素も含まれています。

お店に来られる方の目的は様々で「美味しいコーヒーを飲みたい」というだけでなく、「落ち着いた空間でくつろぎたい」「オシャレなカフェで写真を撮りたい」など様々です。

お店の外観や内装のデザインは、美味しいものを提供することと同様に、お客様の満足度アップや集客力にも関わる重要な要素の1つです。今回はどんな風にお店のデザインを考えると良いかをお伝えしていきます。

※珈琲豆 山倉の店内・外観の様子↓


①お店のコンセプトを決める

デザインを考える上で重要なのは「世界観」や「統一感」。スターバックスは「サードプレイス」と呼ばれる「お家でも職場でもない、第3の場所」をコンセプトにしており、オシャレで居心地の良い空間を作り上げています。

もちろん「スターバックスのように作れば良い」ということではなく、「自分が作りたいお店や空間はどのようなものか」ということを事前に考えておくことで、オシャレで統一感のある素敵なお店を作りやすくなります。

珈琲豆 山倉では各店ごとにコンセプトや作りが違いますが、それぞれのお店ごとにデザインのコンセプトを検討して、お店づくりをスタートしていますす。

上部に掲載した本店・小針上山店は元々古い住宅を改装していることもあり、「和」や「アンティーク」「古いものを活かす」ということをテーマとして内装や外観を整えてきました。新しい家具などはほとんど使わず、少し年季の入ったものを手直ししたり、味わいのある調度品を飾るなどしてお店の雰囲気を作っています。

②他のお店やショップデザインの雑誌を見てみる

インテリアデザインや、内装・外観に関心の高い人はこれまでの知識や経験から自然とコンセプトや作りたいお店のイメージが湧いてくるかもしれません。

ですが「どんな風にデザインを考えたらいいか検討がつかない」と困ってしまう方も多くいらっしゃいます。そんな時にお勧めの方法は、①他のお店のデザインを見てみる、②お店の内装・外観を説明解説している専門誌を見てみることです。

インスタグラムにはたくさんのオシャレで雰囲気の良いお店がたくさん紹介されていますし、店舗デザインについての専門誌もいくつか発行されています。

それを参考にしながら、「これは素敵だな」「こんな感じが自分は好きだ」という感覚を掴んでいくと、段々と作りたいお店のイメージが明確になってきます。

③お客様が過ごしやすい空間を考える

コーヒーを飲んだり食事をしたり、お客様は一定の時間を店内で過ごすことになります。特にカフェでは急いで食事をするというよりは、友達とおしゃべりしたり、ゆっくりと自分の時間を過ごしたりと、のんびりした時間を楽しむことが多いです。

そのため店内ぎちぎちに客席を作るよりは、隣の客席との空間が広い方が落ち着いた空間を作ることができます。

実際に自分が飲食店やコーヒーショップに行った時には、お店の席の配置や商品棚の位置などを見てみて、「買い物がしやすいか」「食事がしやすいか」「ゆっくりと過ごせるか」などを考えてみて、お客様目線で過ごしやすい空間を作ることが重要です。

まとめ

当店ではお客様が入ってこられて「オシャレ」「素敵」とお店の雰囲気や内装を褒めていただけることもたくさんあります。元々デザインの勉強をしていたわけでもありませんが、他店を参考にしたり、お客様目線での居心地の良さを考えてみると、我流でも十分に喜んでいただけるお店づくりが可能です。

もし苦手な場合は、インテリアデザイナーや店舗設計のプロなどに依頼することも可能です。費用は数十万〜数百万と高額になることもあるので、開業費用を抑えたい場合には自身で勉強したり、イメージを膨らませてみることがお勧めです。

さらに店舗設計やお店づくりについての詳細を知りたい場合や個別に相談したい場合は、お試しコンサルティングも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

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