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あっちゃんのオーラ、こじはるの引きの強さ。AKB48「チャンスの順番」その二

昨日ちょこっとだけAKBの「チャンスの順番」について書いたのですが、「あれ?そういえばあの歌ってどんな感じだっけ?」と思って聴いてみました。


AKBグループの歌は正直誰がどこにいてどんな歌があるのかよくわかりませんが、この歌は薄っすらと耳に残っていました。

うん、改めて聴いてみると、歌詞もそうですがメロディーもいい歌ですね。

さすが秋元先生って感じ。


さて、当たり前のことですが、この歌の歌詞は彼女たちのことをモチーフにした内容になっています。

チャンスはやってくる

あきらめなければ夢は叶う

努力が報われる日がきっと来る

未来の自分を信じよう

そんな感じの歌詞です。

でね、これYouTubeにLIVEの映像とかが出てるのですが、あっちゃん(前田敦子)が端っこの方にいたり、あんまり見たことない子とかがセンターで歌ってるんですよ。

あれ?なんでだろう?と思ってそれも調べてみたら、この曲ってジャンケンでメンバーを選抜したんですね。

で、優勝した子がセンターになっていると。

だからあっちゃんがセンターじゃないのか。と、納得しました。

そしてこの曲に選ばれたメンバーは16人。

だから他の子たちはうしろにズラーっと並んで手拍子してるんですよ。


「顔では笑ってるけど、腹の中ではきっと面白くないんだろうなぁ…」なんて邪推してみたり。

この動画のコメント欄を見ると、

「端っこのあっちゃんばっかり見ちゃう」

「たまに映るあっちゃんのオーラ違う」

「あっちゃんとこじはる見ると安心する」

「どこのポジションにいてもオーラがすごい」

「こじはるやっぱり華がある」

「こじはるちゃっかり3位になっちゃうあたり推せる」

などなど、もうコメントの9割がその2人の存在感についてだったんです。

このジャンケン選抜のコンセプトとしては日頃メンバー入りできない子たちにも平等にチャンスを与えたり、その中からまた新たなニューヒロインにスポットライトを当てたりすることだと思うんです。

でもやっぱりオールスターの中でもエースを張るような子たちは映り方が違うんでしょうね。

僕は決して他の子が霞んで見えるとか、存在感がないとか言いたいわけではありません。

10〜20代前半の多感な時期に、厳しい実力社会の中で凌ぎを削り合ってるんだなと思ったらみんな僕なんかよりよっぽど大人に見えました。

彼女たちは同じ年頃の女の子たちの何倍も我慢し、涙を流しながら歯を食いしばってがんばっているんですよね。

容姿、歌、ダンス、キャラクター。

自分の持てるもの全てを注ぎ、たったひとつのセンターを目指すプロ集団。

グループとはいえ、上を見ても下を見ても横を見てもどこを見てもライバルがいて、やっとメンバーに選ばれたとしても今度はその中での熾烈なポジション争いが待っているわけですから、そのプレッシャーたるや想像すらつきません。


デビューから常に結果を残し、センターという地位を築いてきたあっちゃんやこじはるはの実力というのは、ジャンケンというおおよそ運で結果が決まるようなシステムにおいても、やはりズバ抜けているんだと思います。

地力が違うというか、くぐり抜けてきた場数の違いが表れているんですよね。

だから端にいてもなおそのオーラを放ち、ジャンケンでも勝っちゃうんだと思います。

圧倒的な努力、反骨心、そしてプレッシャーを跳ね除ける鋼のメンタル。

アイドルの輝きはその影の苦労を耐え忍んだ者だけが放つことができるんだと改めて感じました。

チャンスの順番 次は君に来る
どんなに負けてても 今度は勝ちに行こう
あきらめなければ 夢は叶うんだ
ずっと 頑張って来た
君の努力 報われるように・・・

ちなみにこの曲のキャッチコピーは「誰にもチャンスはある」だそうです。

彼女たちのこれまで積み重ねてきた努力がいつの日か花開くことを願うばかりです。

今、アイドルと呼ばれる子たちは僕よりも10個以上も年下の子たちになりました。

いつの間にか自分も老けたと感じるこの頃ですが、厳しい世界で光輝く彼女たちからエールをもらった気がします。


「チャンスの順番」

僕にもそのチャンスが回ってくることを信じて…


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